SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

一大決心

2018-03-23 21:18:35 | ニコとニヤの日常
今日は3日ぶりの晴天でした。3日続けてけっこうな雨が降っていたんですよ。

公園の地面もけっこうな量の水が流れた後がついていました。

「雨上がりはいつもと違う匂いがするよー。」

雨が降っている間は肌寒いんですが、いったん晴れるとすぐに初夏並みの気温になります。

「草が伸びてるよー」「ボーボーねー」


ところで昨日は大雨の中を運転して、ニヤのワクチンのために病院に行ったんですよ。

「病院はきらいだって言ってるのに、もうサイアク」

先月、関節炎だとか心臓肥大だとかジタバタ騒いだのは定期検診とワクチン接種に行ったのがきっかけでした。

前回は狂犬病の接種で、今回は5種混合。
4週間以上の間隔を空けて来てくださいと言われたので、昨日行ってきました。


「おかーさんがニヤだけ連れてどっか行ったからニコちょっとムッとしたよ
 ニヤが帰ってきた時に匂い嗅いだら、ああイヤな所だったんだってわかってホッとした」

↑本当に、帰宅したニヤの匂いを嗅ぎまくって満足そうに機嫌を直した。

ところでニヤは5種混合のワクチン接種で過去に2回発熱してグッタリするという副反応が出ています。
5種混合は3年に1回の接種なので、うちに来てからはニヤは過去に3回受けて、そのうちの2回だからけっこうな確率。

今回は4回目の接種だったんですが、あらかじめ抗ヒスタミン剤を投与してもらいました。
そのために待ち時間が長くなってしまって、待ってる間キューキューピーピー悲壮に泣いていました。

先月血液検査にレントゲンに心電図と、いやな経験が続いちゃったからねえ。ごめんよ。

診察室をひとつ空けてそこで待たせてくださったので、そこでおやつ探しゲームなんかをしながら気を紛らせていました。

で、タイトルの「一大決心」というのは、来週ニヤの歯石取りの予約を取ったこと。

去年の秋に私が日本に行っていた間、オットにケアを頼んだものの、やっぱり難しかったようで
2ヶ月弱でずいぶんと悪い状態になってしまったんですよ。
ニコは自宅でスケーラーで歯石を取らせてくれるし、私の留守中もそれほど変わらない状態でした。

「なんとかしないといけないなあ」とあの手この手を試してみていたのですが
そんな矢先の心臓肥大のニュースでしたから「あ〜これはもう待ってられない」と決心しました。

もちろん心臓のことがあるから麻酔についての私の心配度はさらに高くなったわけですが
そこは先生と相談したし、何と言ってもこの歯の状態が心臓にとっては絶対に悪い影響なのは明らか。

心臓に今すぐ投薬や処方食の処置が必要ない今のうちにやってしまおうと腹を括りました。

ブログを通じて知り合った犬友さん達の中にはニヤよりも年上で大きな手術をした子が先日から何匹もいて
ニヤの歯石取りくらいで何を大げさなって自分でもわかってるんですけれどね(笑)

今のところ、まだ何も知らないニヤ。いひひ。

「ん?なんか言った?」

いいえ、なんにも。

とりあえず、いつもはワクチン接種をはさんで3日だけ与えるミルクシスルを今回は5日にして
普段は適当に気が向いた時にプラスしているターメリックも毎日にして
心臓のためのホーソンベリーとタウリンも歯石取りの前日まで毎日にして
肝臓と心臓を準備万端にしておこうと思っています。

詳しくは近日中にちゃんと記事にしますね。



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「どうしたの?」「なんか不穏な空気を感じるの」
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続・オット発言

2018-03-21 23:40:15 | 飼い主の日常
つい先日、オットの「白くて大きなグースを見た」発言のことを書いたばかりなので
また同じようなことを書くのはクドイかしらと思ったんですが、脱力したのでやっぱり書いときます。


「おとーさんて、おかーさんの言ったこと全然覚えてないよね」「記憶を上書きするってことがないみたいね」

昨日、ネットでとても怖いニュースを読んだんですよ。

ペンシルヴェニアで、コヨーテが大人の女性を襲ったというもの。
幸い女性は命を取り留めたのですが、咬み傷は複数でかなりの重傷だったとのこと。
普通、野生動物は食べるため以外に他の生き物を襲ったりはしません。
コヨーテが単独で自分よりも大きい獲物を襲うなどということも普通は考えられない。

専門家は多分このコヨーテは狂犬病に罹っているのではないかとコメントしていました。


「ちょっと!それおとーさんの笑い話してる場合じゃない怖い話じゃないの!」

まったくその通り。散歩中も恐ろしくてドキドキしてるよ。

で、PC見せながらオットにこのニュースの話をしたんですよ。
「見て!このニュース、本当に怖いよねえ。」

「うわ!恐ろしい」
(しばらくニュースを読む......何か考えている)

「でもこれペンシルヴェニアってことは本物のコヨーテだよね。」

「本物のコヨーテ?本物じゃないコヨーテってなに?」

「うちの辺りにいるのはコヨーテじゃなくてプレイリードッグでしょ?」

「うちの辺りにいるのもコヨーテだよ。」

「だって、この写真のコヨーテうちの辺りのより立派じゃない?」

ニュースの写真のコヨーテはこんな感じ。

(photo by skeeze)

そしてうちの近所で見かけるコヨーテはこんな感じ。

(photo by skeeze)

「ペンシルヴェニアは寒いから、この辺りのコヨーテより毛が長くてフサフサしてるんだよ。
 この辺りは年中暖かいから毛が短くて薄いの。」

「おおおっ!そうか!」

「あとさ〜、前にも言ったけどプレイリードッグってコヨーテとは全然違うからね。
 グラウンドホッグとか地リスみたいな、地面に穴掘って住んでる小さい動物だから。」

「こういうポーズで後ろ足で立ってるんだよ。」
って、なぜか私がプレイリードッグのポーズの真似をして説明。

こういうの

(photo by violetta)

「え?そうなの?だってこれドッグじゃないし、プレイリーのドッグっていうとコヨーテの方がそれっぽいよ」

確かにプレイリードッグは犬じゃないけど、コヨーテはプレイリードッグとは呼ばないんだ!
前にも最低でも2回はまったく同じ会話をしてるんだ!

多分なにかで『プレイリードッグ』という言葉だけを聞いて、頭の中でイメージを作り上げて
それがすっかり脳に焼き付いてるので、後から何をいったところで無駄なんでしょうね。


「おとーさん、自分で考えたんだー。えらいねー。」

えらくない。えらいのは怒らずに根気よく付き合ってあげてるおかーさんだ。



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怒りっぽい時

2018-03-19 23:32:31 | 飼い主の日常
初夏みたいに暑かった今日の午後。


「ゴロンゴロンゴロンすりすりすり」

ニヤ、やめなさい。変なニオイつくから。(と言いながら写真撮ってる)


絵に描いたような姿勢でシーするニコ。

「終わったから腰上げるところなんだけど」

いいねえ、ニヤとニコのそういう姿を見てると心が和んで軽くなるよ。


「ニコはそんな写真撮られて和まないけど?」

おかーさんさ〜、自分でもこのところちょっと怒りっぽいなあと思うんだよ。
省エネモードで生きてるから、ケンカふっかけたり、わざわざ抗議したりとかはしないけど

例えば、犬のごはんボウルを乗せる食事台の宣伝を見たら腹が立つとか
さらにその宣伝文句に「狼が地面からものを食べるから犬も同じ姿勢が自然だというのは非科学的です」
なんてことが書いてあるのを見ると「なんじゃこりゃー!?」と心の中の松田優作が目覚めるとか。

犬の食事台の宣伝が腹立つ理由はこちら

だいたいね、ネットを見ながらイライラしたり怒ったりするのは体と頭が疲れてる時なんですよ。
(政治のニュースは絶好調に健康な時でも腹が立って当然なので別。)

だからそういう時はSNSなんかに書き込む時も慎重にします。
でもあんまり抑えすぎてもストレスになるから、適当にガスも抜く。

一番いいガス抜きはニコニヤと散歩に出かけて空でも見上げた後に、ニコニヤの顔を見て笑いかけること。


「その後あたしが微笑んであげるから完璧!」


「ニコも笑ってあげる!えへへー!」

これでかなり回復する。犬は最高の精神安定剤だと思う。うん。



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試行錯誤中

2018-03-18 00:17:39 | 飼い主の日常
ブログの更新がいい加減だなあと反省中。

書かなきゃいけないものが立て込んでいるのに、頭がイマイチ働かなくて渋滞中。
そんなわけで自分のブログにしわ寄せが来ているところです。


「ニコのことで書きたいこととかないの?」

あるんだよー。いっぱい書いて記録しておきたいことがあるんだけどねえ。

ニヤに関節炎の薬の投与を始めてから、なんとなく調子がいい感じ、かな?
心臓の方もホーソンベリーのハーブをプラスして1ヶ月ほどになります。

利尿作用のあるハーブなので、与える時間や量によっておもらししちゃったり
夜中にトイレに起きないといけなかったりで、試行錯誤をしてやっと落ち着いてきたところ。

心臓や関節炎のことを最初に書いた時にたくさんの方に励ましていただいたり
教えていただいたことを整理してブログに書いておこうと思っているのに
それがなかなかできないでいます。


「あたしのことでお世話になったんだからちゃんとしなきゃダメよ」

ホントにねえ。
来週は落ち着きそうなので、ちゃんと書きます。



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関節炎の話と、ドッグフードの禁止材料のこと

2018-03-14 23:50:12 | ごあいさつ/お知らせ
すみません。前回に続いて、他のブログの更新のお知らせです。

まずはグリーンドッグさんの「犬のココカラ」3月の記事がアップされています。


「あたしのお話なのー。読んでねー。」

うちの犬が関節炎?びっくりしたなあ、もう

このブログを読んでくださっている方はご存知のように、関節炎と言われた時には
もっと心配な心臓の問題があったんですが、この記事を書いた時点では詳しいことがわからなかったので
関節炎の方にだけ焦点を絞って書きました。

ニヤの心臓のことを心配して犬友さんがくださった言葉をこの記事の最後にお借りしました。
ご自身の愛犬も心臓の病気で様々なケアをしてこられた人なので、重みのある言葉です。

「病気も老化もうまく付き合ってできるだけ楽しく快適に過ごさせてあげられたらそれでいいんじゃないかな」
という言葉もいただいて、本当にその通りだなあと思います。


もうひとつはDogs in the U.Sにもうひとつドッグフードをテーマにして書いています。

「フードフード、ごはんのおはなし〜」

ごめんよニコ、全然楽しいお話じゃないの。

ヒルズ・ドッグフードの原材料一覧にある「ブドウ」の表記

タイトルの通りです。ヒルズのサイエンスダイエットにブドウが入っていることについて書いています。
ブドウについては、アボカドやニンニクがドッグフードに使われているのとは根本的に違う問題が潜んでいます。
原材料として使われてはいけないもので、そのことを詳しく書いています。

この記事を書くきっかけになった、アメリカのドッグフード啓蒙サイトのことにも触れているんですが
「このフードのことは日本ではなんと言われてるのかな?」といくつか検索したら
『危険な原材料』としてブドウを赤字表示にして「好ましくない」程度に書いているだけで
あんまり問題視してないサイトが多くて驚きました。

中には他の原材料のことを必要以上に糾弾しているのに、ブドウについては何も触れていないサイトもあって
「なんで!?」と、ちょっと頭を抱えたりしていました。

フードの原材料の話って、どうしても複雑でつまらなくなりがちなんですが
本当に大切なことなので、できるだけ多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。




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