今朝、6時半くらいのことでした。
オットが起きて、ジムに行く準備でもしているのかガサゴソしていました。
私は気配は感じながらもまだ7割くらいは眠ったままの頭でベッドにおりました。
そしてオットが外に出たと思ったら、割とすぐに戻ってきて何やらしゃべっている。
「近所のダークヘアーの女の人が...犬が...リードは...」
何しろ7割くらい眠ったままなので、何を言っているのかわからない😪
しばらくしたらまた戻ってきて「犬のトリーツはどこ?」
カウンターの上にドライマンゴーがあるけど?と言うと、それを持ってまた出て行きました。
そこでようやく目がさめて「あ〜近所の犬が逃げちゃって、トリーツでおびき寄せようというのか」と理解。
よその犬はドライマンゴーじゃそばに来てくれないんじゃないかなあと思い、急いでコートを着て、私も外に出ました。
脱走犬ならニヤと一緒にいるとそばに来てくれるかもしれないと思い、ニヤも同伴。
「うん、あたしは人気者でモテちゃうからね〜。一緒に行ってあげたの」
迷子の犬を探してくれるサービスでは「マグネット犬」と呼ばれる犬を連れて行くことがあるんだそうです。
せっかく迷子犬を見つけても知らない人間だと近くに来るどころか逃げてしまう犬も多いけれど
たいていの犬が側に近寄って来る特別な犬がいるんですって。
ニヤはそこまでの徳はないけれど、割とどんなタイプの犬でも近くに来て挨拶してくれるので役に立つかな〜、と。
ニコは犬見知りだし、こういう場合にはいない方が良いのでお留守番。
「え! いない方がいい...ガーン...」
”こういう場合には”って言ってるでしょうが。
外に出たらオットが「セイディ!セイディ!」と呼びながら歩いていました。
オットに「どんな犬か聞いた?」と尋ねたら「白いプードル」と答えたので、頭の中で
「この辺で白いプードル飼ってる家なんてないから、それはつまり白っぽくてフワフワした犬ってことね」と変換。
オットと反対方向に歩いて行くと、泣きそうな顔でリードを手にしたダークヘアーの女の人に会いました。
「ああ、この人ね」と思い「犬、探してるんですよね?オットから聞きました」と声をかけたら
「朝起きたら、家の中で粗相をした跡があって、外に連れ出そうとしたらリードを付ける前に走って行ってしまったんです。
いつもはそんなことしないのに。きっと切羽詰まってたんだと思う。」とのことでした。
多分もう心配で心配で何かしゃべってないと居られないんだろうなと思って聞いていたら
ニヤが軽く吠えて、小さい足音が聞こえました。
振り返ったら、満面の笑みで中型テリア系雑種のセイディちゃんが走って来るところでした。
よかった〜!!!!😆
これは写真サイトの画像だけど、セイディちゃんはこういうタイプの子でコートは全身ベージュ。
オットは犬を探している女性から「この犬見ませんでしたか?」とスマホの画像を見せられて
「白いプードル」と認識したらしい(笑
まあ何はともあれ無事に戻って来てくれて良かった良かった。
「じゃ結局ニヤも役に立たなかったんだね? キリッ」
さあ、どうだろうね。セイディちゃんは一直線に飼い主さんのところに走って来たからね。
でも、その間ニヤはお行儀よく待ってて全然ジャマしなかったよ。
「当たり前じゃなーい!空気のわかる大人の犬なんだから」
その後オットもすぐに戻って来たので「犬帰って来たよ〜」と報告して、家に戻りました。
早朝からお騒がせだったけど、何事もなくて本当に良かったです。