(1)例の化石発見以降、ふだんやりつけない探索と収集に4日も連続で通っているうちに、ついに生活が朝方に変わりました。生活習慣を変えることはなかなかできないことなので、これを好機に生活を変えてようかと思ってます。今日はこれが結論です。
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新緑:葉が照り輝く夏が好きです
(2)家から多摩川までは、自転車で花見をしながら行っても20分程度です。行きは下り、帰りは多少の登り坂になるとはいえ、たいしたことはありません。電動自転車でなくとも、まったく気になりません。
それよりも、笹をかき分け、草を削り、土を少しずつ削っていくという発掘作業は、ふだんボールペン・万年筆を握るとか、せいぜいキーボードをたたく程度の「重労働」しかしていないものにとって、思いのほかキツイ労働です。ハンマーとスコップを交互に持ちかえて作業を続け、汗をかいてそれが眼鏡に落ちて見えなくなるなどということは、まずないことです。おかげで、左右の手は握ると少し腫れぼったい感じがしますし、右手の親指の付け根は、疲労のために骨折したのではないかと思うほど痛みます。
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(3)でも、この作業、きついというのは終わってみてのことです。やっているときは、実は楽しく、無心になってやってました。実際どこに何が埋まっているかわからないわけですから当然です。
前にも書きましたが、小学5年の時には、石器・埴輪・石器探しで朝から晩まで飛び回っていました。
石器は南の山の上の一帯、埴輪はチョット奥の一帯、化石は三名湖という貯水池の東のはげ山、というようにどこにでも「遊び場」がありました。
見つけた石器や埴輪などは、たいしたものはなかったですが、だいぶ前に藤岡市の郷土資料館に寄贈して、いまはもう手許にありません。化石は、たいがい小さな巻貝や木の葉ばかりでしたからほとんど持ち帰ることはしませんでしたが、手のひら大の虫か貝の化石が見つかって、それは地元の美九里西小学校へ寄贈しました。
そういうことを経験しましたから、しかも今度は7~8㎏もある大きなものが見つかったのですから、久しぶりに童心にかえり夢中になりました。
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朴:夕闇近く
(4)ところが、ついつい夢中になってふだんやりつけないことをやったために疲労困憊してしまい、夕食後はいくらもしないで眠りこんでしまうようになりました。おまけにそれが4日も連続しましたから、ついに早寝早起きの生活に変わってしまいました。まあ、健康生活に戻ったわけです。
ちなみに、自分が早起きをしだしてわかったことがあります。それは、それまでうちのカミさんはずいぶん早起きだと思っていましたが、実はそれは誤りで、じつに朝寝坊をしている、ということです。夫唱婦随ですかなあ。じつに良妻。
これまで長らく、帰宅して夕食を済ませ、ニュースを見て、それからが自分の時間、そして、なにかを調べたりまとめる作業をしていると、手が離れないために夜遅くまで起きているということになりがちでした。そしてそれはそれで結構楽しいものでした。
これまでは、山へ行くとか、調査に出る時だけムリして朝型になるということでしたが、しかし、この際、年のこともあるし、早起きすると山などへ出るにも都合がよいので、しばらくはこの生活を続けようかと思っているところです。
さてまあ、何時まで続くかはわかりませんが・・・。
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朴蕾:仰いで
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