(1)今日は、朝のうち一仕事をして、昼前から勤労奉仕日でした。
まず、自分の居場所13畳にバルサンを焚いて防虫です。だいたい、毎年、春先と夏明けの2回やっていますが、今年は眼の治療のために1ヶ月ほど遅くなりました。
これは、実は、若いころ、なけなしの金をはたいて買った高価な本が、気が付いたら虫になめられていたという苦い経験があって、それ以来の、もう習慣です。
よく人のことを「本の虫」といいますが、そっちでなく「本当の虫」ですが、虫も表紙の材質にスキズキがあるようで、私がやられたのはツルッとしたある種の表紙ばかり、それも比較的高価のなもの1点、知り合いの諸先生・諸先輩からいただいたもの、都合5点ほど。今も、見ると腹が立つので、カバーをつけて見えないように〔見ないように〕しています。
もっとも、虫になめられた本だから、通常なら買うのをためらうような、専門外の豪華本が手に入ったというラッキーなこともあります。こちらは「虫さまさま」です。
(2)実は、バルサンを焚いて部屋で作業をできなくなる間、忙中閑、ゆっくり本を読むつもりで支度しておきました。ところが、働き者のカミさんが、突然「今日は、天気が曇りで都合がいいから、庭の芝刈りをやろう」と言い出しました。
仕方なく庭に出ると、「今日は、眼が治ったかどう確かめる良い機会だから、芝刈り機を使わせてやる」と言い出し、「私は枝に残っている渋柿を取って干し柿を造る」と、分担を振ってきました。
まあ、猫の額みたいな庭ですから、かなりていねいにやっても2時間ほどで終わりました。終わったところで、丁度バルサンを焚いた部屋を開ける時間になったので開けていると、カミさんが、「庭がきれいになったから、庭で弁当を食べよう」と促します。
食べていると、庭木を見て、
「南天が少しぼさぼさなった、大きくなりすぎた」、
「蝋梅が上の方が伸びすぎている。」、
「紫陽花が少し大きくなりすぎて、邪魔になったところがある」、
「柿もあれ以上大きくなると、来年は採るのに大変になる」
などと言い始めました。私は、「そうだなあ」と思ったものの、だまって聴いていました。すると、「汚れついでだから、午後からは庭木の手入れをやって」と命令・・・。
不承不承とはこのこと、ともかくやりました。そしてやってみると、ほかにも、ツルが這っているところや、時期の終った草花なども結構あり、それも取り片付けざるを得なくなりました。
結局、終わったのは日も暮れた16時半、たいへんな日となりました。
昭和記念公園水鳥の池:光たちの鬼ごっこ
【コレクション 95 西郷隆盛傳】
これは、【コレクション 94】で取り上げた『大久保利通日記』と同時に復刻刊行されたときのパンフレットです。西郷については『大西郷全集』など知られたものがありますが、この『西郷隆盛傳』は、刊行の時期の早さ、内容の詳細さにおいて注目されているものです。
この大きさはB5判、8㌻です。B5判4枚分の横長の用紙を二つ折りし、さらにそれを二つ折りするとできます。
全体は、
1㌻ 上掲
2~4㌻ 解題 作家 桐野作人 よみがえる西郷伝の原点
*2㌻と3㌻の冒頭の箇所を下に載せました。お読みください。
5㌻ 海舟翁南洲談(『新訂海舟座談』巌本善治編 勝部真長校注 岩波文庫版より)
『西郷隆盛伝』のこと(本書 昭和51年至言社版復刻版「復刻にあたって」より
筆者 四元義隆)
6~7㌻ 内容見本
8㌻ 『西郷隆盛伝』評(高梨光司著『維新史籍解題伝記編』より)
目次
刊行案内 体裁:A5判 920㌻ 定価1万5千円(予価1万2千円)
発売:平成19(2007)年11月 マツノ書店 限定300部
以上です。
選挙、あと4日です。
1.いろいろと見ていると、やはり、これまでの自公政治の行き詰まりと、最近の裏金問題、統一協会問題などで、ヒドイという意見が蔓延している状況がはっきりしていきます。
そして、「下駄の鼻緒」の役割をしてきた公明党は、ここにきて、自民党が公認しない議員を推薦するなど、支持者でも疑問に思っているという苦境に陥っています。
一方、野党が受け皿となり切れているかというと、なかなか悩ましい。
それどころか、日本維新の前代表は裏金問題の萩生田光一自民党候補を応援に行っています。むしろ自公とツーカーとしか見えません。また、国民民主党玉木代表は政策活動費でフェイクを言っています。これは困ったことです。もっと自覚と責任をもってほしいと思います。
2.私は、財政学をやってきたものとして、憲法9条を守る、日米安保などの軍事をやらない、被団協のように核兵器廃絶をいう、もちろん、消費税を見直し、応能負担を当然とするということが大事なことだと思っています。
とくに「応能負担」は大事で、これは、負担できる人から取るということです。そうでなければ、ないところから取るしかありません。実際、一般消費税は、高齢化社会のためとか福祉のためとかいって負担能力がない高齢者からも取って、それで平等だといています。
それから、企業や団体からの政治献金が政治をゆがめるからといって政党助成金を導入したのですから、パーティー券などで献金を受けて、相変わらず政党助成金を受け取るのでは約束違反です。これはゆるがせにできないことだと思います。
政治腐敗をやめさせ、国民のくらしを向上させ、核も戦争もない世界をつくることを目指すのが、本来の政治です。まあ、これが「正解」ですね。
では、ここで。
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