神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.337 民意の結果

2024-11-17 23:40:22 | 時評
(1)民意とはいえ、アメリカの次期大統領とその人事はだいぶ先行きに懸念材料をもたらしつつあります。目下、人事案が取りざたされていますけど、闇鍋みたいで何が出て来るかわかりません。怖いですね。
 品位のない大統領がどこまでガを通すか。その結果、ほかにどういう人が任命されるのか、カネ持ちだが政治見識のない人、政治家だが諸民感覚がない人、政治屋の取り巻き・・・そういう人の名が次々に上がってきます。これで、トランプ氏の私党と化した共和党が打ちひしがれ、アメリカが劣化すると、世界の行く末に影響が出るかもしれません。その前に、現にウクライナやガザなどの和平への道についても非常に危うくなってきているように見えます。怖いです。

(2)日本も同じです。
 過半数割れ自公与党。自民党は裏金腐敗で衰退、下駄の鼻緒の公明党はそれを推薦して衰退、ほぼ与党の傲慢な維新も後退。
 その一方で、野党第1党の立民は必ずしも票を増やしたわけではありません。裏金問題と2000万円裏公認問題で政治を引っ張った共産党は後退。躍進したとはいえ、国民民主党はオウンゴールみたいな体たらく、保守党の品性もあんな程度。れいわはまだよくわかりません。
 「103万円の壁」、軍拡、ガソリン減税など、結局どれも増税がらみですから、近々開かれる臨時国会の混乱ぶりが目に浮かびます。
 かつて、静かに運んでいるように見えて、裏取引ということもありました。

(3)兵庫知事選を初め、地方選挙も先行きが心配です。
 民意に勧善懲悪というような毅然とした感覚が乏しくなってきていて、しかも、選ばれた側がみそぎは済んだと「勝てば官軍」式な意識になっていくかもしれないことを考えると、非常に危ぶまれます。

   

【コレクション 110 和田剛一写真集】
 コレクションといっても、気が付いたものを何でも拾って来たというだけの話ですから、いろいろなものがあります。
 先日、秋川でカワセミを見て以降、なにか集めてあったなと思ったので探したところ、ヤマセミを写した次のものが出てきました。カワセミとヤマセミ、だいぶ違いますね。

   
 
 この大きさは、A4判8㌻です。A4判4枚分の横長の用紙を、左右から4分の1を折り込み、さらのそれを二つ折りするとできます。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 開くと、2・7㌻見開きでミミズクの飛ぶ写真
 3~5㌻ 内容見本 構成 和田剛一紹介
     *5㌻を下に載せました。
   
   
 6㌻ 関連するほかの写真集の紹介。
 8㌻ 刊行案内 B5判 136㌻ 定価:3800円 1985年10月 小学館
 以上です。
 こういう写真集を見ると、よいカメラが欲しくなります。私のは、少し拡大もできますが、資料収集の際に使うだけの、ただボタンを押すだけのいちばん単純なカメラです。スマホの方がきれいに映るようなカメラです。でも、昔のフィルム写真の時代のことを考えれば、文句は言えません。このおかげで、何万枚もの資料を収集出来ました。

 もう1点、行きましょう。
【コレクション 111 智恵子抄】
 これは、説明なしでも見てもらえれば済みそうですから、載せておきます。
 できるだけ大きくしておきますから、お読みください。
 大きさは、A5判4㌻です。A4判の用紙を二つ折りにしただけのものです。

 1㌻                    4㌻ 


 3㌻                    2㌻


 今日は、うちの周辺の温度が20.5度ありました。
 温かですから、運動で多摩大橋まで出かけて、いつもとは逆の多摩川の風景を見てきました。
 でも、日差しは、温かというよりも、刺される感じがしました。やはり異常です。

1.秋景色の河川敷の向こうを、八王子から来た下り八高線が拝島方向へ走って行きました。
 遠くのいちばん高い山は大岳〔おおだけ〕です。
   

 2.前に載せた鵜の連中が日向ぼっこをしていました。上の写真のすぐ右の付近です。
   

 3.多摩大橋上流にある野球場脇、左岸に降りてみました。
   

 では、ここで。 


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No.336 金婚式

2024-11-17 00:23:21 | 近況
(1)『金婚式』という曲を聞いたことがありますか。だいぶ小さい時から気に入っている曲の一つです。簡単なメロディーで、明るくて華やかです。
 私が最初に聴いたのは、もう正確なことはわかりませんが、小学生の5年生の時の吉原伸先生の音楽の授業の時ではないかと思います。(吉原先生のことはNo.130で少し書きました。)そうだとするともう64~5年前ということになります。

(2)上京してから、小型のオーディオを揃えてレコードを買いだしたのは1971年頃でしたが、そのころに『金婚式』のレコードも買いました。
 しかし、レコードは、その後テープやCDの時代になり、次第に廃れて行きました。
 作業しながら聴くだけの「ながら族」にとっては、レコードよりもテープ、テープよりもCDの方が、裏返す手間も少なくて済み、しかも、長い時間聴き続けることができるので便利です。結局、時流にしたがうかたちで買い替えていきました。そして、やがてターンプレーヤーが調子が悪くなって来ると、レコードもほとんど処分してしまいました。しかし、『金婚式』は残しました。それが下のものです。

    
  
(3)このレコードの裏側に各曲の解説が簡単に書いてありますが、『金婚式』については次のように書かれています。

  
 
 これを見ると、作曲家のマリーという人は「楽壇で重要な位置をしめ」たとありますが、今の我々にとっては、この1曲で彼を知るだけなんですね。何か一つやれればいいんですね。

    
     カミさんの眼にとまった虫

(4)50代の頃、高円寺の古書店の隣にアンティーク店がありました。入るとレコードのコーナーがありましたから見ていると、安いうえに懐かしさもあって欲しくなりました。しかし、レコードを聴くターン・プレーヤーを廃棄してしまいましたからそもそもムリでした。
 アンプ、ターンプレーヤー、スピーカーというような機器を集めるのは思いのほか精力を使います。資金の問題よりも大変です。ですから、「今からはもうムリだ」と思ってぼやいていると、還暦の時、カミさんは冷やかしで赤いTシャツをくれただけでしたが、息子は気を利かせて、オーディオ・セットを扱っているところを探して、揃いで調達してくれました。
 おかげで、それからまたレコードをいくらか買い足して、ノンビリできる時に聴いています。すると、レコード特有の音の柔らかさとか優しさが誘い出すのでしょうか、若い時のアレコレが思い出されてきます。いいですねえ。
 ちなみに、近くのブック・オフへ行ったところ、イムジチの『四季』が110円、ゲヴァントハウス・オーケストラの『田園』、これも110円でした。最初は500円くらいの値段がつけられていたものが、しばらく買い手がなかったため、ついに100円+消費税10円に値下げとなっていたようです。

    

(5)オット、前後しましたが、実は、今日は私とアノ素晴らしい愚妻の「金婚式」、つまり結婚50年の日でした。正確には、16日に届けを出し、17日に式と披露宴をやったのでした。
 もっとも、「金婚式」とはいえ、何か特別な儀式をやったわけではありません。八王子の「とうふ屋」まで息子家族と7人で駆けつけて、夕食会をしてきました。

(6)そのとき孫たちに見せた「結婚披露宴〔祝う会〕のパンフレット」を下に載せます。

    
      
 では、今日はここで。

       
    小魚をゲット


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