神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.340 値上げ・音あげ

2024-11-20 23:32:48 | 時評
(1)何日か前に久しぶりに封書を郵便で出しました。
 封書の郵便料金は、定形郵便物は25gまで84円、50gまで94円でしたが、10月1日から、25gと50gの重量区分がなくなり、50g以下は一律の110円になりました。私が送った封書は25g以下でしたから、この改定により84円から110円へと30.9%値上げされていたわけです。

(2)ちょっと考えてみましょう。
 私の封書が仮に「25gより重く~50g以下」であったなら、94円から110円ですから17%の値上げだったわけです。これは84円からの値上げ率の30、9%より小さいです。もし、84円の方の値上げ率を94円の方の値上げ率と同率としたなら、84円から17%の値上げは98、28円ですから、差し引き11、72円も高く負担させられたことになります。
 これは、重量区分をなくすことによって、25g以下でも50g以下と同じ料金を負担させられるようになったわけですから、2重の値上げです。しかも、通常の封書ではよほど長いラブレターか説明書のようなものでもないかぎり25gを越えることはありませんから、庶民には便乗値上そのものです。もし、1通でなく、ある程度まとまって郵送するとなれば、それなりの金額なります。

(3)でも、郵便局は言うでしょう。
 重量区分を残して、94円の方も84円の方と同じ値上げ率してもよかったのです。その場合は、94円の30、9%値上げは123円ほどになります。しかし、それよりも、重量区分をなくして、重さを気にせずにたくさん送ってもらえるように使い勝手が良くなる方で改訂し、料金も13円下げて110円に設定したのです。もちろん、それによって郵便局の事務も簡素化されました。
 皆さんはどう思われますか。

(4)ここのところ、いろいろなものが値上げされています。仮にインフレ率が30%とすると、これは元の値段を100%としたときに130%になったということです。しかし、年金などは元のままです。賃上げもまだ足りません。最低賃金もまだまだ引き上げが足りません。
 ここで、10000円で買い物をするとしましよう。すると、消費税10%、物価上昇率30%があるので、
 コロナ前、今のインフレ前は、とりあえず消費税だけでしたから、
  10000円÷1.1=9090円 
 910円の目減りでした。これが今はインフレのためにさらに目減りします。 
  9090円÷1.3=6993円
 つまり、10000円を持っていても、コロナ前と比べて2000円以上目減りしています。消費税がなければ3000円です。
 この消費税がない方がいいに決まっていますが、仮に5%になったとすると、
 10000円÷1.05÷1.3=7326円 
 これを10%の時と比較すると、 
 7326円-6993円=333円
 つまり、10000円で333円リッチになります。
 う~ん、笑えませんね。
 10万円なら3330円、20万円なら6660円です。低所得者、低年金者にとっては死活問題です。経済政策と同時に租税政策をきちんとしないと国民は救われません。もちろん97%の国民です。
 
   
    光たちの鬼ごっこ

【コレクション 114 中江兆民】
 中江兆民については、高校の歴史の時間に名前が出てきて、『三酔人経綸問答』を岩波文庫で読んだのが最初だったと記憶しています。



 この大きさは、B5判4㌻です。B4判の用紙を二つ折りしてできています。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 2~3㌻ 再刊にあたって 松永昌三(編集委員)
      全巻の内容 中江兆民年譜 本全集の特色
    *2㌻を下に載せました。ご覧ください。


 4㌻ 刊行案内 四六判 平均440㌻ 2000年11月から刊行 岩波書店
 以上です。
 
 今日はここで。
 
 1.庭がすっかり寂しくなってきました。
 そう思いながら見ていると、見慣れない虫が遊びに来てました。

   

 2.18日の月です。   
   
   寒月に むかし問いたる 身途のはて
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No.339 責任は

2024-11-20 00:19:41 | 時評
(1)1970年の頃、大学のキャンパスで全共闘のシンパという人と論争をしたことがあります。話していると、だんだん人だかりがしてきて、ついには大学職員が心配してやってきて止めに入って、両社が別方向に帰らせられて終わったのでした。
 発端や話の筋はもう覚えていませんが、当時の学生運動の在り方について、暴れたり大学の設備を破壊するなどの行為はよくないというと、今の政治を変えるためにやっている、というようなことをいうので、目的が正しければ何をやってもいいということにはならないだろうと批判すると、いいんだと言い張りました。
 仕方ないので、当時あった飛行機ハイジャックを例に挙げて、たとえば、九州の人が、親が死にそうだ、急いで帰宅する必要がある、といって飛行機をハイジャックしてもいいのか、というと、親の死に目はその人にとっては重要なことだから、仕方ないというように答えました。
 あの頃の新左翼シンパはこんなふうに短絡的でした。それを若くて純粋とかいってもてはやす人もいましたが、しかし、彼らの中には、大学解体まで叫んでいながら、就職時になって〔形式的なことかもしれませんが〕学長推薦をもらって大企業に就職していったと噂される人もいました。あの人たちももう70~80代、自分の人生の末路をどう迎えているでしょうか。

(2)兵庫の知事選の件、今日の「ひるおび」で恵さんが面白い例を挙げていました。
 ワルだったのが、その後おばあちゃんを背負っているところを見せると、見た人がああいい奴だったんだと思わせられる、というようなことだったでしょうか。
 SNSで拡散した人も含めて、斎藤さんを推した人たちは、少なくとも死者まで出ているパワハラ問題であったことを忘却しているように見えました。拡散されたことを見て、この間悪く言われていたけど、ああこんなにいいことをやってくれていたんだ、では、また賭けてみたい・・・という感じです。このままでは、当事者と遺族は2重に被害者です。
 まだ、100条委員会は継続中ですが、私が理解している限りでは、斎藤さんの目つきは、パワハラ発覚の頃と今とではまったく違います。それだけでも、私はまだあの兵庫の「民意」には納得がいきません。
 あの支持者たちは今後どうするでしょうか。テレビに映っていた「推し」の人たち、嬉しそうでしたが、はて、さて、浮かれていていいですか?

(3)「ひるおび」に出演した元総務相、鳥取県知事の片山善博氏が、国民民主について「国民受けのいいところだけ口出しして、後始末は知りませんよと言ってるようなもの。・・・選挙の時も耳障りのいいとろだけ。非常に無責任だと思います」といったそうです。本当にそう思います。財源など何も言わずに、議席が増えたことをもって、自公を揺さぶっているだけです。
 そして、 「いまの国民民主の案のままでいくと、住民サービスが低下する可能性があります。一番懸念しているのは、教育にしわ寄せがくるんじゃないかと思ってます」、 「政令指定都市は、住民税の税率が高い。学校の教職員の給料を払うんです。担任の先生がまた非正規になったとか、そういうことになりかねない。かなり深刻です」と指摘したそうです。実に鋭い。

(4)ない袖は振れません。財源がなければ、取れるところから取るのがこれまでの定石です。自民党は政治献金をくれるところには弱いです。パーティー券〔献金〕を買ってくれるところです。これは3%の国民(大企業や金持ち層)です。そうすると、大企業の法人税や高額所得者の所得税を上げることはまずしません。そうなれば、経済力のない97%の国民から取る〔消費税〕か、負担を増やす〔年金を上げない、保険料・医療費負担ひき上げ〕しかありません。
 もう今までずうっとこの繰り返しでした。目覚めよ!
 
   

【コレクション 113 昭和天皇発言記録集成】
 これはA4判1枚のチラシですから、下に両面を載せ、余計な説明はしません。
 面白味はありませんが、下の「主な出典・参考文献」は役に立つこともあるでしょう。
        表




      

 以上です。

 1.私はもうずっと一期一会。
 会いたいと思う人は多いですが、「ゆかしきこと」が多くて、いつも失礼しています。
 今日、暮のNHKの紅白歌合戦の出場者が決まったと発表がありました。出演者のうちの知っているのは男女2~3人かな?・・・そもそももう見ていられません。あの振り付けなど、今の若い人にどのくらい受けているのか、アンケート結果でもあれば見たいものです。
 
    
    擬態:なぜこういう翅の模様になったのか?
      人間は自己防衛のためにどんな「擬態」を取っているのか。興味が尽きません。

 2.多摩川で遊んでいると寄ってきました。
 岩肌に 影を映して ひとを待つ      

   

 3.このチョウには思い出があります。
 鮮やかなので、近づいてあちこちから撮ったのにピクリとも動きませんでした。もう夕時でお休みの時間だったのかもしれません。何枚も撮ったのに、光線の加減でうまく撮れず、かろうじてこれだけ残しました。眼がじっとこちらを見ています。 
 夕映えの 御身の姿 とどめばや     
   

 では、ここで。

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No.338 荒れ模様

2024-11-19 00:38:22 | 勝記日記
(1)昨日も書きましたが、世界も、日本の国政も、地方も、先が見通せません。
 アメリカならハリス、日本なら政権交代、兵庫なら知事交代、そうなるだろうとみていた私の観測はすべて希望的観測となりました。残念です。

(2)アメリカについては、あの下品なトランプ氏にかけてみようという人があれほどいるとは思えませんでした。
 日本については、腐敗した自公政治をともかく変えようと考えると思ったら、直に政権交代に向かうのではなく、国民民主党やれいわなどに期待する人があれほどいると思えませんでした。裏金問題で議論をリードしていた日本共産党の議席減というのも意外でした。
 兵庫県知事については、まだ審議途中ですが、県議会も批判決議を示していましたから、斎藤氏をかえりみる人がいるとはもう思ませんでした。
 この3点に共通することは、なんでしょうか。いま注目しているのは、経済的窮迫がかなり進んでいるということです。もう一つは情報戦です。特にSNSによる発信・拡散です。もう少し様子を見ないといけませんが、経済対策の是非、情報戦対策が問題になるでしょう。
 
(3)しかし、これは必ずしも私だけの観測ではなかったようで、どこも対応に追われています。追われているだけなら良いですが、対応がうまくいないことがあると、これは大変なことになりかねません。ひょっとすると、あらぬ方へ行くのではないかと心配です。
 たとえば、バイデン米大統領の動きです。任期はもう限られていますから、ノンキに構えていると「死に体」といわれます。また、後任のトランプ氏の手を縛る意味もあるかもしれません。COP29での温暖化問題やウクライナへの長距離兵器使用許可など注目しておくべきです。

  
  夜の訪問者

(4)話が変わりますが、神足勝記の同窓生に木村坦乎(たんこ:ウィキぺディアは担乎)という人がいます。神奈川県で教育に携わっていた人ですが、1853年11月仙台生まれ、1923年9月1日関東大震災で亡くなりました。(神奈川県と書きましたが、当時のことなので、八王子市でも教えていたことが『神奈川県教育史』などに出てきます。)
 元の『神足勝記日記』に2回名前が出てきます。来たというだけで詳しいことは書いてありません(どうも校舎建築の資金援助を頼みに来たようです)が、御料局とも測量とも関係がありませんから、『御料局測量課長 神足勝記日記』(J-FIC)では割愛しました。
 その際、検索して調べたところ、碑があることわかり見てきました。次の碑です。(検索すると、もっときれいな写真が見られます。)
 なお、墓所が保土ヶ谷区大仙寺にあることがわかってますが、まだ行ったことがありません。

 1.碑の在りかは、横浜市北区浅間町 浅間車庫前公園です。名前は「担乎」でなく「坦乎」になっています。神足もそうです。 
  
  供花は造花でした。子供の元気な声が響く公園の端にあります。

 2.説明板です。
  

 【コレクション 112 日本の食生活全集】
 これは、私にとっては子供の頃の生活そのもので、本当になつかしい記録ものです。
 昔は昔なりにおいしいものがありました。おばあちゃんの味です。
   

 この大きさは、A4判8㌻です。A4判4枚分の横長の用紙を左右からそれぞれ4分の1を折り込み、さらにそれを二つ折りするとできます。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 2~7㌻ 内容紹介・写真
    *3㌻を下に載せました。写真がないのはこの頁だけです。
   

 8㌻ 刊行案内 昭和63〔1988〕年から刊行。定価:2800~3400円
        農山漁村文化協会
 以上です。
 今日はここで。

   
    昼の訪問者
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No.337 民意の結果

2024-11-17 23:40:22 | 時評
(1)民意とはいえ、アメリカの次期大統領とその人事はだいぶ先行きに懸念材料をもたらしつつあります。目下、人事案が取りざたされていますけど、闇鍋みたいで何が出て来るかわかりません。怖いですね。
 品位のない大統領がどこまでガを通すか。その結果、ほかにどういう人が任命されるのか、カネ持ちだが政治見識のない人、政治家だが諸民感覚がない人、政治屋の取り巻き・・・そういう人の名が次々に上がってきます。これで、トランプ氏の私党と化した共和党が打ちひしがれ、アメリカが劣化すると、世界の行く末に影響が出るかもしれません。その前に、現にウクライナやガザなどの和平への道についても非常に危うくなってきているように見えます。怖いです。

(2)日本も同じです。
 過半数割れ自公与党。自民党は裏金腐敗で衰退、下駄の鼻緒の公明党はそれを推薦して衰退、ほぼ与党の傲慢な維新も後退。
 その一方で、野党第1党の立民は必ずしも票を増やしたわけではありません。裏金問題と2000万円裏公認問題で政治を引っ張った共産党は後退。躍進したとはいえ、国民民主党はオウンゴールみたいな体たらく、保守党の品性もあんな程度。れいわはまだよくわかりません。
 「103万円の壁」、軍拡、ガソリン減税など、結局どれも増税がらみですから、近々開かれる臨時国会の混乱ぶりが目に浮かびます。
 かつて、静かに運んでいるように見えて、裏取引ということもありました。

(3)兵庫知事選を初め、地方選挙も先行きが心配です。
 民意に勧善懲悪というような毅然とした感覚が乏しくなってきていて、しかも、選ばれた側がみそぎは済んだと「勝てば官軍」式な意識になっていくかもしれないことを考えると、非常に危ぶまれます。

   

【コレクション 110 和田剛一写真集】
 コレクションといっても、気が付いたものを何でも拾って来たというだけの話ですから、いろいろなものがあります。
 先日、秋川でカワセミを見て以降、なにか集めてあったなと思ったので探したところ、ヤマセミを写した次のものが出てきました。カワセミとヤマセミ、だいぶ違いますね。

   
 
 この大きさは、A4判8㌻です。A4判4枚分の横長の用紙を、左右から4分の1を折り込み、さらのそれを二つ折りするとできます。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 開くと、2・7㌻見開きでミミズクの飛ぶ写真
 3~5㌻ 内容見本 構成 和田剛一紹介
     *5㌻を下に載せました。
   
   
 6㌻ 関連するほかの写真集の紹介。
 8㌻ 刊行案内 B5判 136㌻ 定価:3800円 1985年10月 小学館
 以上です。
 こういう写真集を見ると、よいカメラが欲しくなります。私のは、少し拡大もできますが、資料収集の際に使うだけの、ただボタンを押すだけのいちばん単純なカメラです。スマホの方がきれいに映るようなカメラです。でも、昔のフィルム写真の時代のことを考えれば、文句は言えません。このおかげで、何万枚もの資料を収集出来ました。

 もう1点、行きましょう。
【コレクション 111 智恵子抄】
 これは、説明なしでも見てもらえれば済みそうですから、載せておきます。
 できるだけ大きくしておきますから、お読みください。
 大きさは、A5判4㌻です。A4判の用紙を二つ折りにしただけのものです。

 1㌻                    4㌻ 


 3㌻                    2㌻


 今日は、うちの周辺の温度が20.5度ありました。
 温かですから、運動で多摩大橋まで出かけて、いつもとは逆の多摩川の風景を見てきました。
 でも、日差しは、温かというよりも、刺される感じがしました。やはり異常です。

1.秋景色の河川敷の向こうを、八王子から来た下り八高線が拝島方向へ走って行きました。
 遠くのいちばん高い山は大岳〔おおだけ〕です。
   

 2.前に載せた鵜の連中が日向ぼっこをしていました。上の写真のすぐ右の付近です。
   

 3.多摩大橋上流にある野球場脇、左岸に降りてみました。
   

 では、ここで。 


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No.336 金婚式

2024-11-17 00:23:21 | 近況
(1)『金婚式』という曲を聞いたことがありますか。だいぶ小さい時から気に入っている曲の一つです。簡単なメロディーで、明るくて華やかです。
 私が最初に聴いたのは、もう正確なことはわかりませんが、小学生の5年生の時の吉原伸先生の音楽の授業の時ではないかと思います。(吉原先生のことはNo.130で少し書きました。)そうだとするともう64~5年前ということになります。

(2)上京してから、小型のオーディオを揃えてレコードを買いだしたのは1971年頃でしたが、そのころに『金婚式』のレコードも買いました。
 しかし、レコードは、その後テープやCDの時代になり、次第に廃れて行きました。
 作業しながら聴くだけの「ながら族」にとっては、レコードよりもテープ、テープよりもCDの方が、裏返す手間も少なくて済み、しかも、長い時間聴き続けることができるので便利です。結局、時流にしたがうかたちで買い替えていきました。そして、やがてターンプレーヤーが調子が悪くなって来ると、レコードもほとんど処分してしまいました。しかし、『金婚式』は残しました。それが下のものです。

    
  
(3)このレコードの裏側に各曲の解説が簡単に書いてありますが、『金婚式』については次のように書かれています。

  
 
 これを見ると、作曲家のマリーという人は「楽壇で重要な位置をしめ」たとありますが、今の我々にとっては、この1曲で彼を知るだけなんですね。何か一つやれればいいんですね。

    
     カミさんの眼にとまった虫

(4)50代の頃、高円寺の古書店の隣にアンティーク店がありました。入るとレコードのコーナーがありましたから見ていると、安いうえに懐かしさもあって欲しくなりました。しかし、レコードを聴くターン・プレーヤーを廃棄してしまいましたからそもそもムリでした。
 アンプ、ターンプレーヤー、スピーカーというような機器を集めるのは思いのほか精力を使います。資金の問題よりも大変です。ですから、「今からはもうムリだ」と思ってぼやいていると、還暦の時、カミさんは冷やかしで赤いTシャツをくれただけでしたが、息子は気を利かせて、オーディオ・セットを扱っているところを探して、揃いで調達してくれました。
 おかげで、それからまたレコードをいくらか買い足して、ノンビリできる時に聴いています。すると、レコード特有の音の柔らかさとか優しさが誘い出すのでしょうか、若い時のアレコレが思い出されてきます。いいですねえ。
 ちなみに、近くのブック・オフへ行ったところ、イムジチの『四季』が110円、ゲヴァントハウス・オーケストラの『田園』、これも110円でした。最初は500円くらいの値段がつけられていたものが、しばらく買い手がなかったため、ついに100円+消費税10円に値下げとなっていたようです。

    

(5)オット、前後しましたが、実は、今日は私とアノ素晴らしい愚妻の「金婚式」、つまり結婚50年の日でした。正確には、16日に届けを出し、17日に式と披露宴をやったのでした。
 もっとも、「金婚式」とはいえ、何か特別な儀式をやったわけではありません。八王子の「とうふ屋」まで息子家族と7人で駆けつけて、夕食会をしてきました。

(6)そのとき孫たちに見せた「結婚披露宴〔祝う会〕のパンフレット」を下に載せます。

    
      
 では、今日はここで。

       
    小魚をゲット


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