正直に申しまして
最近の日本の映画やテレビドラマは
あまり面白くないです。
唯一
NHK大河ドラマだけは
面白く拝見しております。
能や歌舞伎のストーリーや
忠臣蔵のような話も
感動がなく
世阿弥すら
大したことはない
と思ってきました。
もっと言えば
ヨーロッパの意味不明なオペラや
楊貴妃の悲劇のような京劇も
時間ばかり長くて
何が良いのかは
分かりません。
というのは
現実の
困難な自らの人生の方が
しょぼい形式美な芸能よりも
感動的ですら
あるからです。
おそらく
一般大衆の人生は
芸能に携わる人々の魂の演劇と同様
苛烈で悲惨
そして感動の物語りです。
では
映画やドラマ
舞台芸術に
一般大衆が求めるものは
何か。
一つは
ドキュメンタリー、ノンフィクション、記録映画です。
様々な
社会問題
同和問題、犯罪被害者、冤罪、司法と検察と警察
在日朝鮮人、やくざ問題
右翼と左翼の総括
人物伝
天皇と皇室の本質
日ユ同祖論、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
パワーエリートと陰謀論等
テーマは幾らでもあり
それは
ジャーナリズムの仕事と重なります。
もう一つは
勧善懲悪
訓戒
ファンタジーであり
大胆で
荒唐無稽なフィクションか
リアル実話を抽象した物語りです。
仏教説話や
キリスト教の聖人伝
もちもちの木
シンデレラ
三びきのこぶたのような
良い話です。
個人的な嗜好から
言いますと
ベンハー
昔のポセイドンアドベンチャー
昔の戦国自衛隊
さびしんぼう
スプラッシュ
サウンドオブミュージック
カサブランカ
雨に唄えば
砂漠の冒険
カイロの紫のばら
のようなファンタジーであります。
もしくは
ヨーロッパの王室や
中国古代の英雄群像のような
リアルな物語りです。
キャリーのような
スチーブン・キング的陰鬱を観ていると
人間がだめになります。
しかし
今は昭和の牧歌的な世相ではないので
同じ感じの蒸し返しでは
だめです。
とにかく
テレビや芸能人は
いつまで昭和バブルやねん
という感じで
一般大衆の思いから
大きく離れています。
何かあれば
豪邸だの
高い酒だの
夜のお店で豪遊だの
知らんがな
であります。
つまり
昔の映画をリメイクするとか
AIの美空ひばりとか
そんなもんは
期待してません。
あと
欧米の
おかしな
非道徳的な映画が
大人の映画だとする
日本の勘違いと物まねは
世界の中で嘲笑されておりますので
早晩
素朴な映画か
歴史時代劇を作って頂きたい。
今まで
本格的に天武、天智天皇とか
大化の改新や壬申の乱を扱った
映画やドラマがないです。
日本は
いつまでいっても
欧米の承認がないと
ふらふらして生きていけないようですが
欧米の承認とは
教皇座の権威と
世俗的パワーエリートの破壊的野望の
二つに収斂することを
識るだけで
良いのであります。
何れにせよ
来年は
土の文明から
風の文明となる
グレートコンジャンクションであり
人類の次元が高まるアセンション
との事ですので(意味不明)
混乱に乗じて
全てをひっくり返す
好機であります。
終り
高橋記(バルサミックムーン。胃宿。おうし座)