宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

信楽焼の湯呑み

2024-07-21 07:04:12 | 茶道


本場で信楽焼体験をされた方から素敵な湯呑を頂きました。そこの先生の作品です。
小ぶりで四角い形ですが、上部は飲みやすく丸みになっています。そして内部は透明な釉でしょうか、つるつるしています。
信楽と言えばざらざら感をイメージしますが、中がつるつるしているので洗いやすいです。そして入っていた箱に【杖朝】の文字がありました。銘なのかと思います。
初めて聞く【杖朝】。
調べましたら中国の「礼記」からの言葉でした。

「五十杖家」「六十杖郷」「七十杖於国」・・・・そして「八十杖朝」
五十歳では家で杖を、六十歳では村里で杖を、七十歳では国郡で杖を、そして八十歳では朝廷で杖をついても良いということでした。

私ももうすぐ八十なのでこの銘を付けて下さったのではと感慨深く、感謝です。
猛暑の日々、早速この湯呑みで水分補給をしようと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リュウゼツラン(竜舌蘭)を見に | トップ | 投げ込み・無言花月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道」カテゴリの最新記事