ボナールから現代の作家までの室内画の企画展。
家から3時間半近くかかって箱根のこの美術館にたどり着きました。JRと箱根登山鉄道やバスと乗り換えを何回かして無事着きました。
山を削って建てられたような地下2階の建物で、あたりには何にもない本当に山の中腹にポツンとある立派な美術館です。
まず驚くのは展示してある絵画すべて写真を撮ってよいのです。シャカシャカ取っている方が何人かいらしたので、私も一応係に方に聞きましたら「良いのですよ」との返事。
マチス、モリゾー、ボナール、ヴイヤール、ハマスホイの室内画に続き、現代日本の作家の佐藤翠、森山友一朗の室内画が展示されていました。室内画はその家に入らせてもらった感じです。
家でリラックスしてたり、考え事をしていたリ、ピアノを弾いていたリ、本を窓辺で読んでいたリ、子供とバルコニーから外を眺めていたリ、音楽を奏でていたリ・・・どれも本当に日常の一コマで楽しい絵です。
高田安規子・政子の双子の方のインスタレーションというのでしょうか?
「OPEN & CLOSE」は鍵を小さいのから順々に大きな鍵をならべてる・・・CLOSE
そして小さないろいろの窓を壁いっぱいに作って窓が開けられるようになっているものもあり・・・OPEN 面白い発想と思いました。
草間彌生の華やかなドットのベッドもありました。
この美術館所蔵の印象派などのコレクションも幅広く素晴らしい絵画が多く、私好みの展覧会でした。
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