今朝の朝日新聞に上記の記事が載っていました。
私も主人が亡くなって4ケ月ほど経ったので、遺品の整理を始めています。
学者のような人だったので専門書・学会雑誌・論文の冊子や書類の入ったファイル何十冊・スライド等々。このほかに趣味の美術館巡りのチラシや展示品目録のファイル何十冊・・・これらで書斎は足の踏み場もないほどです。
ゆっくり時間をかけて一つ一つファイルからぬいて始末しました。
大変な勉強をしたのだと沢山の手書きの原稿を見てつくづく感心したり、手術の後の図、手技図?などのコピーも沢山あって、ただ手術をしただけでなく後でちゃんと図や文を書いて記録していたこと知り、それで論文をたくさん書いて学会等で発表していたこと分かり心が熱くなったりしました。
整理をしていると如何に主人が仕事に一生懸命であったことを目の当たりにし、これでは家庭を顧みる時間がなかったことであろうと、家のことは全て私に任せっぱなしであったことも仕方がなかったと寛大な気持ちになってしまいました。
手書きの物は大事にとっておいて、その他の書類を一つ一つ捨てながら、「えらかったのね」「頑張ったのね」「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉が心から出てしまいます。
そこで今朝の新聞、「断捨離」でなく「感謝離」というワードが私の気持ちにピッタリと来ました。
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