窩
BS4ぶらぶら美術館と、NHK日曜美術館で取り上げていた展覧会です。
会場に入ると、病室のベットで点滴などされて寝ている老人の大きな絵が飛び込んできます。
この老人は画家のお父様だとのこと。
ちょっと古そうなベット、布団、点滴など治療の器具、お父様のお顔等、病室の様子があたかも写真のようです。近寄ってみると確かに絵です!
お父様の最後らしいお顔の鉛筆デッサンの隣には、可愛い赤ちゃんのデッサン画が‥‥これも鉛筆で超写実に描かれています。
先に進むと女の人がだんだん朽ちていく連続的な絵があります。おばあさまが1945年ソ連侵攻で満州にわたり難民収容所で栄養失調とチフスでなくなったことを描かれたそうですが、これらの絵はちょっとつら過ぎました。
次の部屋には超リアルに描かれた静物画が展示されています。この画家独特の陽炎のような揺らめいた光を絵の中に入れています。
この揺らいだ光は描く対象をじっと凝視していくと血流異常によってこういう光が実際に画家には見えるのだそうで、それを忠実に描いたのです。
ですから超写実的に描いた絵の多くにこの揺らめきの光が描かれています。この光を火事と銘打ったのでしょう。
またこれらの作品の展示仕方が変わっていて、部屋は暗くしてあり、絵ごとに天井からポイントとなる光が当てられていて、細かくみられるのですが 何か映像を見ているように感じました。
諏訪敦氏という現代の若い画家の絵を見るのは初めてでしたがスーパーリアリズムの技法は素晴らしいです。
BS4ぶらぶら美術館と、NHK日曜美術館で取り上げていた展覧会です。
会場に入ると、病室のベットで点滴などされて寝ている老人の大きな絵が飛び込んできます。
この老人は画家のお父様だとのこと。
ちょっと古そうなベット、布団、点滴など治療の器具、お父様のお顔等、病室の様子があたかも写真のようです。近寄ってみると確かに絵です!
お父様の最後らしいお顔の鉛筆デッサンの隣には、可愛い赤ちゃんのデッサン画が‥‥これも鉛筆で超写実に描かれています。
先に進むと女の人がだんだん朽ちていく連続的な絵があります。おばあさまが1945年ソ連侵攻で満州にわたり難民収容所で栄養失調とチフスでなくなったことを描かれたそうですが、これらの絵はちょっとつら過ぎました。
次の部屋には超リアルに描かれた静物画が展示されています。この画家独特の陽炎のような揺らめいた光を絵の中に入れています。
この揺らいだ光は描く対象をじっと凝視していくと血流異常によってこういう光が実際に画家には見えるのだそうで、それを忠実に描いたのです。
ですから超写実的に描いた絵の多くにこの揺らめきの光が描かれています。この光を火事と銘打ったのでしょう。
またこれらの作品の展示仕方が変わっていて、部屋は暗くしてあり、絵ごとに天井からポイントとなる光が当てられていて、細かくみられるのですが 何か映像を見ているように感じました。
諏訪敦氏という現代の若い画家の絵を見るのは初めてでしたがスーパーリアリズムの技法は素晴らしいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます