富山きのこクラブ

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第17回きのこ観察会

2005年09月04日 | きのこ
 今日の観察会は、上市町眼目/眼目山 立山寺(かみいちまちさっか/がんもくざん りゅうせんじ)…きのこの名前も判らんが、富山の地名も判らん!場所も良く判らないのでインターネットで調べたら、何だ、よく早月川に遊びに行くときに通る道筋に有るではないか。
 モミの並木はすばらしいが、なんにもでていない。寺の裏山の松林を一周したが、めぼしい収穫なし。
「おじさん、ここにはどんなきのこが出るの?」
「昔は、松茸もネズミタケもいろいろ沢山でたけど、今は山がワヤクになってだめだネ。行くなら大観峰が良いんじゃないの…」
 それでも40種類ぐらいは集まっただろう。「ニセクロハツ」を見ることが出来たが…今一はっきりしない。
 帰りは「ハートピア剣」で温泉に浸かって…とても気持ちの良い一日だった。

DSCN0564◆頬紅白足猪口の鮑風、生生姜添え
観察会で話が出た、ホオベニシロアシイグチを始末した(嘉例沢で採取したやつ)。茹でると茎がまるでアワビのようで、思わずスライスして刺身にしたが…「酸っぱ~い!(++)」ので、サラダに入れると良いかも?(春雄)

DSCN0566◆松大父のスープカリー
嘉例沢で採取したツバマツオウジ(仮)と今日、武田先生から頂いたマツオウジをスープカリーにいれた。本当はもっと沢山のきのこを放り込みたかったのに…今日はがっかり。しっかりした歯応えで味は……カレー味(恵子)。



第17回きのこ観察会(2005.9.4)

2005年09月04日 | きのこ
今回の、中央植物園/きのこ部会の観察会は、上市町眼目/眼目山 立山寺(かみいちまちさっか/がんもくざん りゅうせんじ)

DSCN0562DSCN0559参道にはきれいなモミの並木が続いている。大きなスダジイには「幹の上方にはアイカワタケ、下の穴にはカンゾウタケが生える」という。
いつもの通り、橋屋さんから当地の植生と発生するきのこの説明があった。今日のターゲットはモミの菌根菌。

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寺の裏山(昔は松茸やネズミタケが沢山発生したとのことだが、今は草ぼうぼうで荒れ果てている)を一回りして昼食後、橋屋さん、栗林さんによる同定と解説があった。今回もきのこの量は多くない。それでもホオベニシロアシイグチやニガイグチモドキを味わって、チョット変わった体験ができた。

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変形菌(サビホコリ[Stemonitis axifera]?)、うわさのニセクロハツ[Russula subnigricans Hongo]、アズマタケ[Onnia vallata (Berk.) Aoshima]等、初めてお目に掛かったきのこも沢山有った。

DSCN0555モミの木に半寄生している「マツグミ」は珍しい。絶滅危惧種に指定されているそうだ。