第24回中央植物園:友の会:きのこ部会の観察会が南砺市の安居寺公園(あんごじこうえん)で行われました。
朝夕めっきり涼しくなって来て、秋の訪れを感じさせる季節になってきました。熊の出没も、毎日新聞を賑わしております。朝10時、安居寺前の駐車場に集合。約20人程の会員が(時間内に)集合しました。
もう10月だというのに、やぶ蚊がブンブン言っています…「十月蚊」とでも書くのでしょうか?一瞬、白い茶碗茸に見えたけど…スギヒラタケ!でした。チャツムタケ、ニガイグチモドキなどが目に入りました。
展望台付近の東屋で昼食もそこそこに同定会が行われました。会員の数もいつの間にか30人ほどに増えています。
めぼしいきのこは…キウロコテングタケ(⇒触ると黄色く変色する)やミイロアミタケ、ニクウスバタケなどは初めてお目にかかりました。シロテングタケ⇒「食」となっているが…ドクシロテングタケと見分けがつかないそうです。ウラベニホテイシメジがやっと顔を出し始めたようです。
安居寺公園の最大の売りは「アベマキ」の林が広がっていることです。クヌギにそっくりで、コルクの材料に使用された事もあるそうです。葉の先がクヌギと比べて丸く、葉の裏が少し白い(星状毛が生えている)のが特徴だそうですが…この辺りの木はカシノナガキクイムシに犯されているようです。
「今日、お気に入りのきのこは?」
「ハイカグラテングタケで~す!」