富山きのこクラブの皆様
東京では既に桜が散り始めていましたが、富山では開花宣言が出て、松川沿いの桜も見ごろとなっています。
今年、新たに企画された定点観察会のキックオフが、薬勝寺池公園でありました。
この企画は、場所を決めて、1年を通してのきのこの発生状況を記録しようというものです。初回の参加者は12名、9:00スタートとなりました。
大きなツバキキンカクチャワンタケに先ずはビックリ!
きれいなニガクリタケの幼菌が数箇所で観察されました。
「小さなチャワンタケ」と名付けられた正体不明菌。 「コブシの花と関係あり」とか「アオキと関係あり」とか「無関係に一般的に発生するようだ」とか諸説が飛び交ったのは、採取場所が3箇所有ったためでした。
最後に、採取したきのこをナンバリング・同定し、写真に収めました。予想に反して、30種弱ものきのこが採取されました。
橋屋さんの薀蓄を拝聴しながらの、初春の散策はなかなか楽しかったです。
次回は5月3日(土)で、連休の真っ最中となっていますが…はてさて、どうなることでしょう。
お世話頂いた、四ツ木さん、栗林さん有難うございました。今後とも宜しくお願いいたします。
_/_/_/_/_/ 伊藤 春雄 _/_/_/_/_/
薬勝寺池公園でのきのこ定点観測の始まり
平成20年4月5日
今日から薬勝寺池公園でのきのこ調査(定点観測)の始まりである。
うすべに色の桜の蕾みがまるまると膨らみ午後にも開花しそうな暖かい日和の中9:00より途中参加も含めて12名が薬勝寺池公園大駐車場近くの東屋に集合、部会担当、橋屋さんによる定点観測の意義の説明に続き、定点観測責任者としての栗林さんの注意事項の説明、四ツ木の挨拶の後、全員がそろって一周約2kmの薬勝寺池を時計周りでスタートしました。
花もないこの時期になにやら下を見ながらぞろぞろと歩く中高年の団体に首をかしげる人、「何を探しているがけ」と尋ねる人と出会いながら採取を続けました。採取後、スタート地点の東屋に戻り同定、記録のための写真撮影を済ますと予定通り12:00終了となった。
年間で一番キノコが少ないこの時期、僅かしかないだろうと心配しましたが、結果はなんと31種やはり12人の鋭い“きのこ目”には驚きでした。
夕方もう一度薬勝寺池を一周しました。日中の暖かさで桜がどんどん開花していました。頭上でペキ、ペキと音がしてなにやら落ちてきます。藤の実がはじけて落ちてくる音です。池の浅瀬でパチャ、パチャ鯉ののっこみの始まりです。また亀が池のふちで甲羅干しも見えて完
璧な春を味わえた一日でした。
_/_/_/_/_/ 四ツ木丈司 _/_/_/_/_/
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