富山きのこクラブ

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峰の原高原/ペンション「きのこ」

2005年09月21日 | きのこ
北陸3県の栗林きのこ合宿の最終回
(戸隠森林公園/ペンションきのこ/菅平牧場)

DSCN06139月17日(土)戸隠高原を下りて、長野市を抜けて、「湯っ蔵んど」で一風呂浴びて、憧れのペンション「きのこ」に辿り着いた。斜面を利用した上手な設計になっている。
ここは、きのこ画家や白バックきのこ写真家が定宿にし、オーナー自らきのこ図鑑を著している…とんでもない宿だ。
壁には「仙人」のきのこ画が飾られている。
「本物ですか?」「あれは複製だけど、よかったら買ってって…、歳の話をすると怒るけど小林さんはお友達ョ!」
どうやら奥さんは江戸っ子のようだ…チャキチャキの語り口にやさしさが感じられる。

DSCN0604ペンションきのこの愛犬「ボリボリ♂」は中々味のあるワンちゃんだ。3代の中で最も気が強いそうだが、我が家のソラ♀と違ってなかなか人に媚びない所が良い。
「なんでボリボリなのですか?」「毛の色がボリボリに似てるでしょ…、それとボッという音は強い声で呼びやすいでしょ…山の中でも」
柄がボリボリと折れやすいから、僕の故郷ではナラタケをそう呼ぶ…良い名前だ!

DSCN0597ご主人自ら、宿泊客のためにきのこを採取してくるという…でも、でかい舞茸だぞ!美味すぎて反則の鍋⇒雑炊。カラカサタケとササクレヒトヨタケの天婦羅。スモークドチキン。ウラベニホテイシメジのキンピラ 等々 
「ビールが恵比寿というのも良いネェ~ピッタリハマッテるョ。どぶろくも美味い!」「このヒトヨタケ美味しいわ」
「ササクレヒトヨタケよ!間違わないでネ!その辺ににょきにょき生えてくるのョ」
そう言えば、ここの娘さんはタマゴタケを「Amanita hemibapha」と学名で呼ぶそうな…

DSCN0611富山の奥さんたちは、夕食後のスライド学習会をエスケープして(彼女らは鑑定会もすぐにエスケープする不良生徒なのだ)「フリースきのこ製作」コースを受講(指導料+材料費で500円!)。
「先生…針が折れました~」
「まぁ-なんて下手くそなんでしョ!そんなのあなた方が初めてョ」
「先生…針が指に刺さって血がにじんできました~」
「まぁー何を作ってらっしゃるの?チシオタケかしら?」

奥さんの厳しいご指導で半泣きの状態になりながら、それでも出来上がった「きのこ」は様になっている。
DSCN0635DSCN0637DSCN0640
 
 
 
傘に枯葉を頂いたアイタケ、ドクベニタケ、ハナイグチ…だそうだ(^^;
「血と汗と涙の結晶だから非売品…けど相談にのるヮ!」
(現在、妻も中田さんの奥さんもフリースきのこ中毒状態)

DSCN06209月18日(日)出発の朝、「なんだか恥ずかしいなぁ~」と言いながら、気軽に記念撮影に応じていただいた。(こっちは神様にお願いする気分だったのだが…)
「今度くるときは、ワンちゃんも連れてきてネェ」
「ハイ!是非そうさせて頂きます!」

そんなこんなで、栗林さん・橋屋さんお世話様でした。
惜しむらくは、きのこや宴会の写真がピンボケであったこと…デジカメの設定ミスか?腕が悪いのか?酒のせいか?

きのこ大好きさん!ペンション「きのこ」でお会いしましょう(^^)


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