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『インファナル・アフェア』三部作のスタッフによる話題作。
今年アカデミー賞作品賞を受賞した『ディパーテッド』に続き
これまたハリウッドリメイクが既に決まってて、ディカプリオが主演するとか、、、、。(←それってどうなの?)
評判もいいみたいだったし、
『かちこみ!ドラゴンタイガーゲート』以来久々の、劇場での香港映画☆楽しみにしてたの。
主演はウォン・カーウァイ作品ほか、香港映画俳優としてトップで活躍するトニー・レオン。
もう一人の主演は『恋する惑星』ではトニー・レオンとは同じシーンがなくて
実質的に初共演となる金城武。
かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン (金城武)。
ポンは恋人の死で生活が一転。
刑事をやめ、飲めない酒を浴びるように飲み、半ば酔っぱらいの私立探偵に成り下がっていた。
一方ヘイは、億万長者のチャウの娘スクツァンと結婚し幸せの日々。
でもそれは長くは続かなかった。
ある日チャウが彼の豪邸で何者かに惨殺される。
父の死に不審を抱くスクツァンはポンに事件の捜査協力を依頼、
惨忍な事件の裏には想像もしなかった因果関係と真実が隠されていた......。
金城くんはこれまであまり、いいなぁ~♪って感じたことはなかったんだけど
今回すごくカッコ良かった 愛する女性を失って絶望し、飲めないお酒飲んで
それでも恋人の死の原因を突き詰めるために諦めず、簡単に解決するかに見えた事件にも
深入りして熱心に捜査する姿、、、、。
安っぽい褒め方だけど本当、この人上手いんだなぁーって思った。
一方のトニーは、もともと素晴らしい俳優だと思ってたけど、今回は心の深い傷を負ったまま
大人になり、自分の目的を果たす孤独な男。
復習だけ考え生きてきた男の人生。。。。。
すごく切ないラストが良かった
報われたのか、報われなかったのか、、、、トニーの深い悲しみが余韻を残す。。。
今回そんな2人の男のドラマに明るい華を添えたのが、スーチー。
香港の女優さんて全般好きなんだけど、スーチーもキュートな魅力がある
なんてことのない役なんだけど、スーチーが演じたことで清涼剤になってるというか☆
男のドラマに余計なラブシーンは禁物じゃ
といつも思ってるので、この作品もそういうベットシーンとか無駄なシーンがなかったのも良かった
6/10
何の為に、何が目的で、というサスペンスを交えた、男のドラマ。
途中、ちょっとだれちゃう部分もあったけど楽しめました~。
エイベックス配給だからって「あゆ」の歌がラストにかかるのはヤメて欲しいけど
暗いけどいい曲で何となく雰囲気はあってたし最後まで余韻に浸ったから許そう(笑)
でもハリウッドでリメイクするほどではない、と正直思う。
何でもリメイクしちゃうんだもんなー、ディカプリオはきっと金城くんの方を演るんだろうけど
トニーは誰が演じるのか気にナル。。。。
で、結局リメイクの方も観ちゃうんだろうなー。
監督はまたスコセッシだったら二番煎じみたいだよね。
公式サイト
傷城 2006年 香港 111min
7月7日より、公開中~
男のドラマ、もたまにはイイね
この映画、2人のファンにはとくにたまらんだろうねー
あれ?金城くん、おヒゲ。
『恋する惑星』が久しぶりにまた観たくなっちゃった!
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