「酔いどれ」なんて言うと聞こえいいけど、ただの飲んだくれですから~。
大好きなマット・ディロン出演なので気になってた1本!
来月公開を前に試写でちょっとだけ早く観てきた。
世界中でカルト的人気を誇るアメリカ人作家、
チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説の映画化作品。
(でも主演の名前はヘンリー・チナスキー)
作家としての修業時代を基にした小説、"勝手に生きろ"が原作。
マットが演じたこの人、U2のボノやショーン・ペンがリスペクトしてるらしく
ボノはその詩に曲をのせ、ショーン・ペンは自身の監督作『クロッシング・ガード』を捧げたほど。
これ、特にこれといった見せ場もないし
話しにオチがあるわけでもなく、かといって『風と共に去りぬ』のスカーレットみたいな壮大で
波瀾万丈な人生ってわけでもなく
完全に自伝的映画になっちゃってるので
このチャールズ・ブコウスキーという作家のことはよく知らない人は(わたし)
いかにこの人の人生や日常について興味を持てるかが、
面白く感じられるかどうかの分かれ目だろうなー。
自称“詩人”のヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は、
売れない詩や小説を出版社に送り続けてはその場しのぎの仕事で何とか食いつなぐ毎日を過ごしてる。
タクシー運転手やどこかの会社の雑用係、
ピクルスの工場の作業員
清掃人
こんなとこ掃除してるのが一瞬笑えるケド☆
※コメディではありません。
…酒びたりでせっかくついた仕事も、さぼってはクビ、の繰り返し。
ある日、バーで出会った女・ジャン(リリ・テイラー)と一緒に暮らし始めるが、
酒とセックスで終わるむなしい日々、、、。
←こっちも酒飲み。リリ・テイラー久々に見た。
別れたり
より戻したり
このシーン、ヒールに疲れ、マットの靴履くのがちょっと面白い☆
マット、靴下だよ~。
またまたバーで他の女(マリサ・トメイ)と知り合ってちょっとつき合うが別れ、、、
実家に帰るも、仕事もせずぐうたら暮らしに呆れられ父親からは勘当同然に扱われ、、、。
それでも書く事だけはやめなかった、、、、。
酔っぱらいっていうほど飲んだくれではないけど、人生を放棄してるようなだらしのない男。
【cast】マット・ディロン、リリ・テイラー、マリサ・トメイ、フィッシャー・スティーヴンス、ディディエ・フラマン
4/10
こんな人生のストーリ-、わざわざ映画化して見せなくても、、、
ソレ言っちゃ、おしまいか。。。
ブコウスキーが好きな人、興味ある人にはいいけど
マットが好き♪だけで観るには話が物足りなすぎる、、、、。
94分という最近あまりない短さだったから良かった。
近年、『クラッシュ』や『メリーに首ったけ!』など悪役がめちゃ光るマット、
今回は悪役というよりぐうたら人間だったけど、すっかりブコウスキーになりきり
名演でした♪今後も楽しみ
公式サイト
Factotum 2005年 アメリカ=ノルウェー 94min
8月18日より、銀座テアトルシネマ、シネセゾン渋谷(レイトショー)公開。
大阪、札幌、9月より順次公開。
マット・ディロン今後は、、、、アメリカではこの夏公開の
クラッシュのフロントで故、ジョー・ストラマーの生き様を描いたドキュメンタリー映画にちょこっと出演☆
公式サイト
原題は『THE FUTURE IS UNWRITTEN』で
日本でも9月に公開決定。邦題は『LONDON CALLING ザ・ライフ・オブ ジョー・ストラマー』
マットはたぶんインタビューが入るんでしょう、
ほかにも、ジョニー・デップ,スコセッシ監督,ジム・ジャームッシュ監督,ボノ,
レッチリのアンソニー・キーディス,ジョン・キューザック,スティーブ・ブシェミまで!
サントラも5月に既に発売中で、ボブ・ディランやプレスリーなど収録で良さそう
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