気になってるのに観れてない映画がいくつかたまっちゃったので台風の中 2作行ってきた
まずはこちら。
お金儲け主義3Dは大キライだし 特にホラーなんて3Dでは絶対観たくないんだけど
(暗いから余計観づらいし)
満島ひかりと出演×「呪恩」の清水崇監督作だしとちょっと楽しみにしてた。
いや「呪恩」もそんなに怖かったわけでもなく、まぁまぁだったかな
満島ひかりちゃん自身も監督に「3Dで撮る意味あるんですか?」と聞いたらしく、観て納得したというので
ちょっと安心して?鑑賞。
過去のトラウマから口がきけません。満島ひかり=キリコ。
弟と3D映画を観に行き、そこで飛び出してきて弟が受け取ったウサギのぬいぐるみ。
その日から、不可解な事が起こり始める、、、、!
医師役に大森南朋、父親には香川照之。
あと観てるときぜんぜん気付かなかったけど、母親役は緒川たまき。
撮影は、ウォン・カーワァイ作品の撮影でも有名なクリストファー・ドイル。
3Dで飛び出すシーンは、やっぱり数カ所のみ。
劇中劇でウサギが飛び出してくるところ、階段から落ちるところ、
たんぽぽの綿毛、螺旋階段でのオープニングのキャスティングロールに血が滴り落ちるとこ(←ここ良かった)
あとはとくに意味ないんじゃない?
ホラーで3Dはヤメて欲しい。ますます画像暗くて眠くなるわ。
お金が割増しになるだけでイイコトない (※ジム・キャリーのクリスマスのは別)
着ぐるみのウサギといえば、数年前にリンチが「インランド・エンパイア」の中でやってて
これは不気味で面白いんだけど
←これ。
本作では何だかただの着ぐるみのウサギでちっとも怖くない
っていうか全体的にまったく怖くない
3/10(32点)
父親の公平と共に古めかしい一軒家に住む、母親違いの姉弟キリコと大悟(澁谷武尊)。
キリコは少女時代に失語症を患い、今も言葉をしゃべれないでいる。
ある日、2人が3Dホラー映画を見に行くと劇中のウサギのぬいぐるみがスクリーンから実体化して飛び出し、思わず掴み取った大悟 は鞄にしまって持ち帰った。
その夜、何かに導かれるように押し入れに足を向けた大悟は不思議な空間にスリップし、巨大なウサギの着ぐるみに恐ろしい世界へと誘われていく……。
キャストがいい俳優揃いなのにもったいない。
満島ひかりもせっかくうまいのに喋れないからナレーション最初と最後にちょっとあるだけだし。
子役の子はわざとらしく演技してる、って感じでダメ。
出だしはなかなかよかったんだけどなー。脚本がまずつまらなすぎ。
ホラーって言ったって怖いシーンあった?ってくらい殆どない。
(柩の中にいる人間の横に入っちゃってたりするところくらい?)
二人が観に行く3D映画、そっちの方が怖そうって思ったらそれ清水監督の過去作の
「戦慄迷宮3D」だったのか。
父親が立体絵本作家ってことで、人魚姫の話をキリコの人生にひっかけて絡めているんだけど
物悲しさを演出するようなドラマはやめて潔く怖さを追求して欲しかった。
少女時代の傷(といっても父親が新しい奥さんを連れて来て馴染めなかったというだけ)と
消し去りたい程の重大な過ちからショックで口がきけなくなり、
妄想を抱き、、、、ってよくあるパターンで驚きも怖さもない。
結局父親も頭がおかしくなって、、、、
というか、チラシの宣伝文句ってネタバレしてるけど
いいのか?あれは。
何か劇中かかる音楽もエンディングも古臭くてダサいし それに1時間半とは思えない程長く感じたな~。
映画の日で割引とはいえ、久しぶりに観てソンしたと思ったのでした
もう一つがまあまあ楽しめたからよかった。
ラビット・ホラー 3D 2011年 日本 83min
9月17日より公開中~
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