songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

またも情報操作と揚げ足取り祭りか!自分も踊るけど「しょうがない」

2007-07-02 22:59:55 | マスコミ関係
まあ、何というか、あきれましたね。

久間発言「しょうがない」。

何をいったい騒いでいるのだ、と、参考になりそうなサイトをのぞいてみました。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/211450/alltb/

これが本当の発言内容だとしたら。
まず、私の最初の感想は、
「こんな、何が言いたいか全くわからない、国語力の問われるような発言で大騒ぎするんじゃねえよ!」

でございます。

どうにでも解釈できる、いや、正確には、どういう風にも解釈することができない発言であり、これに意味をつけてはいけません。

私は、この発言は、久間氏が、ほとんど脳みそを使わず、頭の中に浮かんだ言葉を適当につなげてみたに過ぎないものだと思います。
ですから、もしも今回、久間氏を非難するとすれば、こんな、脳みそを使わず、論も通らず、意味の伝わらない発言を、公衆の前で平気で話すべきではない!!

と言わなければなりません。

「しょうがない」は、印象的なフレーズではあります。ですから、マスコミの悪意のもと、野党も、被爆地も、あまりにも軽率に乗せられました。

このあまりにも無思考な乗せられ方に対し、私は憤慨しております。
広島は、長崎は、この程度の無価値な発言に対して全精力を費やして抗議しようとしたり、全力で抵抗して座り込みをしようとしたり。

あなたたちが願う「平和への願い」は、そんなにも軽薄なものなのか。

この、内容のない発言に反応してしまうほど、あなたたちの願う「世界平和」は、表面的なものでしかないのか、と、私は本気で問いたい。私は他県民だが、昨年広島で、もう少しまともなことを学んできたつもりだ。

私が長崎、広島の人間だったら、
とにかくマスコミの悪意によって、「原爆投下はしょうがない」などといった、イメージのみを「捏造」といってよいほどスーパーデフォルメして世間に投げかけたことに対し、厳重な警告をしなければならないと思います。

その上で、久間氏に対しては、本当の意図はどこにあるかを問い直し、意味のある発言を求めるべきです。
もしもその時に、原爆投下に対して「否定とはいえない」ニュアンスを感じたとしても、それにヒステリックに反論していては、世界に平和、反核を訴えることは不可能なのです。

相容れない主張を目の当たりにしたとき、どのようにして自らの論と感情を相手に伝えるか。その、最低限の説得術を持たない限り、私たちは世界に向かって平和を訴えることなどできないはずです。

あんな発言ごときで座り込んでいる場合ではないのです。情けない。そんなことでは、絶対に気持ちは伝わらない。逆効果にしかなりません。
コメント
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