songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

前回はすみませんでした。でも、何かが違う…!フジテレビ問題

2025-01-26 23:24:51 | マスコミ関係
前回の記事は不謹慎なのでどこかで消すかもしれませんが、それにしてもフジテレビ問題は、予想通りの急展開となっております。

現時点で私が言いたいこと
1.日枝相談役、結局何も改革しないで堕落させ続けただけの乗っ取り権力者じゃん

鹿内親子、特に父親は労働組合が嫌いで専制的。80年のフジテレビは勢いがなく士気も低く、最悪の状態だったそうで、それについては私も記憶があります。15分枠の「スター千一夜」をまだやっていたということが驚きです。
当時の労働組合トップが日枝さん。不遇だったそうです。息子の春雄さんが社長になると、今のフジテレビの基盤が出来上がり、日枝さんも編成局長に出世。人気番組を次々に送り出します。春雄氏が早逝し、後継ぎでごたごたしている間に日枝さんが派閥を広め、「家族経営」を批判する形で経営権を取得。

ここまではわからないでもない。すごい番組を世に出し、家族経営の古臭さを否定し、新しいフジテレビを作り出そうとしての権力掌握です。
しかしそこからの35年間。日枝さん、何かしました?金の工面で、韓国に魂売ってきましたよね?
権力を握ってからというもの、単なる地位に固執するだけの「王様」(天皇、なんて言葉使うんじゃねえよ、不敬にもほどがある)でいただけで、「何もしない人」だったじゃないですか
退くのが当たり前。彼の力と彼の影響下の人物たちでは何もできないということが、少なくともこの10年ほどでいやというほど証明されてきたはず
今回の事件がなくても、すでに取り返しのつかないところに来ていたということです。


2.本当にこんな「性問題」ばかりを広げたいだけなのか?これについては冷静に!
世論は「性問題」には敏感です。今回の事件が大きく取り上げられることは当然ですが、まず、被害者とされる女性への配慮は、やはり足りないように思われます。セカンド〇〇〇状態です。
そして、ジャニーズ問題の時に私が述べてきた予想が嫌な形で的中しているのですが、この業界の性接待、異常な性的営業、暴力、コネづくりが明るみに出かけていて、際限なく炙り出そうとしています。
分からないとは言わない。被害に遭われてきた方々、絶対膨大な人数でしょう。ビッグコミックスピリッツで40年昔から連載されていた広告業界を扱った4コマ漫画、「気まぐれコンセプト」に出てくる異常なまでの性的に倒錯した業界の日常。あれが本当に本物であるということが証明されつつあります。おぞましい世界です。
芸能界にわが娘を出させようと考える保護者の人がいたら、とりあえずあの漫画は読んでおかなければならない。もちろんそういう世界であることを熟知していて、自分の性を切り売りしてでもこの世界で志を成し遂げたいと考えている人もいるでしょうが。

でも私は、そっち方面の性的興奮で騒ぎ立てて炎上で脳内絶頂を永遠に続けるような風潮は、何か違うと考えます。
件の事件に関しては、それ相応の審判が仰がれるべきだとは思います。事実ならばとんでもない話ですから。が、やはりさらに深入りすべき断罪ポイントは、局の隠ぺい体質と、自分の社員を守ろうとしない上層部、
何よりもその証拠となる、「加害者への怒りの感情を一切抱いていなかった社長」
私が最も怒っている点がそこです。
世界中の、娘を持つ親ならばわかるはずです。自分のかわいい娘がそんな目に遭わされて、〇意にも似た怒りを抱かない親なんて存在しない。
そんな人物を上司として尊重できるはずがない。選択肢は、その人を外すか、自分が去るか、のみだ。尊敬する必要などさらさらない。日枝さんはどうなんだ?私が最も知りたいところです。


3.フジテレビがどこかの局と合併するのがベスト テレビ局の棲み分け
時代がここまでネットに流れている以上、現在のテレビ局の数は多すぎると言わざるを得ません。
フジテレビが悪いから解体、というのもあるけど、とにかくテレビ局は減らすべきだと思います。かつて映画からテレビにメディアの主役が映ってきた時代、そういうことが行われてきたじゃないですか。
テレビ局には存在価値があり、優秀なスタッフが多数存在し、有益な情報、心を豊かにしてくれる情報を提供してくれています。
テレビだからこそできる大掛かりな予算をつぎ込んだ番組、信頼のおけるニュースなどあり、世界の要人とのつながりも、テレビ局が数十年もの間努力と信頼を積み重ねてきたからこそ確保しているのです。
ネットとは違う重要な役割を担っていると思います。

ですが、今はどう見ても局が多すぎ。需要に対して供給が多すぎ、相当無駄な金と労力が使われ、疲弊している様子がありありとわかります。
ネットに譲れそうなところは譲り、棲み分けをもう少し進めるべきなのです。完全な分離は無理ですが、得意不得意、それぞれ分野があるはず。
親会社とかしがらみとかがとにかく邪魔をしています。自浄能力がないならば、情けない話ですが外国の力を借りてでもいい。局を減らすこと。
ただ、NHKのEテレのように、たとえ視聴率は取れなくとも、伝統文化を残す番組とか国会中継とか、そういうものは残すべきと考えます。テレビでしか伝えることのできない文化は大切にしなければなりません。


4.総務省に切り込める人っているの?
そして、一番混とんとしている大本営、総務省。
以前高橋洋一さんが仰っていました。「あそこはいつもケンカばかりして、何一つ進めることができない」
挙句の果てはいろんな、不必要なほどの天下り。そりゃ、放送免許云々って訴えようにも、動きようがなさそうですよね。
我々がどれほど騒いだところで、ここが動き出さないことには根本的に何も解決しないということです。

ここに切り込める人って誰なのか、私には皆目見当もつきません。かつては櫻井パパがトップにいらっしゃったところです。
ネットで頑張っている人たちも、ここについてはみんなお手上げみたいですね。
財務省のことと言い…国会議員ではなくて、官公庁にこそ上位に立ってメスを入れられる人がいないことには、世の中変化しません。
日本はなぜここまで貧しい国になってしまったのか。

自浄作用のない権力組織ほど恐ろしいものはありません
コメント
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