ある研究者に依ると植物は、特有の電磁波を持ち
それが言語に近いとされ研究している
soop「生物は特有の電磁波をもっており、その波が会話になるのなら」
ファーファ「昆虫や他の生物にも当てはまる種がいるのかもね」
化石記録によると
地球では、約3000万年ごとに大量絶滅が起きている
それとほぼ同時期に天体の衝突サイクルが始まっている
通常は、安全な距離にある小惑星や彗星やデブリが
この時期に限って地球に近づいている
殆どは取るに足らない塵や氷のかけらだが、ときおり巨大な物体が
紛れ込み地球規模の問題を引き起こす
この破滅のサイクルは遠くにおよそ2億5000万年以上前まで
遡ることが可能でそのなかに恐竜が絶滅した6500万年まえの
白亜紀のものも含まれてる
何がいったい、この定期的な爆撃を引き起こしているのか
手がかりを探し始めた科学者は驚くべき結論に達した
定期的に絶滅が発生するのは、太陽系全体が
3000万年から3500万年のサイクルで銀河系を周回している
ことが原因らしいのだ
太陽系が、銀河系のなかの
ある密集したエリアを横切るたびに、そこに存在する
大小多数の天体と衝突してしまうのだ・・・
2009年ジェノバに集まった科学者達は
欧州原子核研究機構の研究室で
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のスイッチを入れた
記念すべき出来事で、誰もが祝賀ムードだったわけではない
なかにはこの巨大な機械が空間そのものを引き裂いてしまうと
警告する人々がいた。ジェノバの山の上の引き裂かれた空間に
発生したブラックホールが我々を飲み込み、無に帰してしまうと
LHCの狙いはまさしく、ビックバン直後の瞬間を再現することだ
陽子をお互いに向けて、光速に近いスピードまで加速させることで
科学者達は衝突の残骸から新たな素粒子の痕跡を見つけ
自然に関する自分達の知識に新境地を開きたいと願っている
LHC内で加速された陽子のエネルギーはおよそ7テラ電子ボルトに
達する。アルバートアインシュタインのE=MC2という方程式に
よると、これだけのエネルギーを持つ陽子の質量は
平時の陽子のおよそ7000倍にあたる10マイナス23乗キログラム
こうした粒子同士が近距離から衝突するとそのエネルギーは
極小の空間に濃縮される
つまり、時には衝突した粒子が、ブラックホールの形成までに
接近することもあり得るのだ
重力の量子論になかでも、とくに有力視されている
ひも理論は宇宙には通常の3次元を超える次元があると予測している
重力は他の力と異なりこうした次元にも伝播し
その結果近距離では予想外の力になる
3次元では2つの物体の距離が半分になると重力は4倍になる
けれど9次元では重力が256倍になるのだ
もし重力が実際にこうした形で別の次元に及ぶのなら
ブラックホールの製作はずっと簡単ということになる
2001年に科学者達はLHCは陽子を衝突させるたびに
ブラックホールが産み出せると結論づけた
欧州原子核研究機構の粒子加速器は
ブラックホールの工場になるだろう・・・
ファーファ「これなら、木星の質量を使ってブラックホール爆弾を
作る必要はなくなるノ」
soop「3次元より大きな次元の存在は否定できないなら
LHCは簡易型のビックバン製造機なのね」
追憶の迷宮
赤いレンガの塔
旧いレンガが敷き詰められている
塔にはレンガの階段が螺旋状に埋め込まれ
ホビットの家の様な丸い木の扉がある
巨大な地球儀その世界は異世界
沢山の本棚には青や赤の本がアルファベットで並べられ
大きな分厚い机がある
机に座ったバスチアンはもう地球の事は想いださない
メガネザルは大きな茨の丸い籠のなかで
ハムスターの様に車輪を回す
バスチアンが果物を差し出すと
キィキィいって盗んだ
チンパンジーが部屋にある
アルファベットが書かれた、六角形ダイス
を抱え遊んでいる
チンパンジーはバスチアンの記憶の在処が理解でき
その記憶を貪り食っている
チンパンジーはバスチアンを詐欺の対象として
考えており、舌なめずりをした・・・
バスチアンはタウロンに描かれてある様に
欲することなしてゆき、
その代償に記憶を失っていた
そしてそれを把握していなかった
廃人寸前にこの塔に辿り着いたのだ
チンパンジーは彼の最後の想いでまで
籠の中から盗み去ろうとしていた