Salon de Sophia

東京・亀戸にあるアロマテラピーの教室です。
毎日の生活にアロマテラピーを取り入れてみませんか。

お屠蘇の準備

2020-12-10 | スパイス

お屠蘇とは、生薬をお酒で漬け込んだ薬草酒のこと
新年という区切りに一家の延命長寿、
無病息災を願って飲む薬草酒。

生薬は、胃の調子を整えるものや消化に良いもの
解熱鎮痛作用のある 咳や痰を抑えるものです。


お酒やみりんに漬け込むのですが、必須アミノ酸が
豊富で栄養補給にも一役買っていました。

以前、ハーブのお教室でお屠蘇をハーブで作る講座を行ったことがあり
人気の講座で2年連続行いました。

今回は、お世話になった方へプレゼントしようと思います。
お酒が飲めない方は、みりんのみで漬け込んでも美味しいです。
みりんで漬け込むのが人気でした。


5〜8種類の薬草を調合した屠蘇散に漬け込んで作るもので、
お好みのハーブで簡単に作ることができます。

 

今回のハーブは、

陳皮、くこの実、シナモン、クローブ、カルダモン、
アニスシード、フェンネルシード、ジンジャー
ローゼル、メースで作ろうとブレンドします。

今年は、お正月料理の料理教室を予定しています。
残念ながら募集は終了しています。

器にもこだわる予定です。


チャイ

2020-11-20 | スパイス

チャイとは、インドのお茶としておなじみで

 

カレー屋さんでチャイを飲んだのが初めての出会いでした。
それから、秋になって寒くなると 
暖かいチャイが飲みたくなります。

チャイについていろいろ調べてみると 
一般的に飲まれるようになった19世紀。
当時、イギリスの植民地であったインドでは、
イギリスへ出荷するための茶葉を作っていました。

良質な茶葉はイギリスへ輸出
インドに残る茶葉は 
売り物にならない粗悪品の茶葉だったそうです。

そんな茶葉を有効活用するために誕生したのが
チャイというわけだったようです。

粗悪品の茶葉は苦味が強いため、
そのままではとても飲むことができなかったのだそうです。

そこでミルクを入れ、お砂糖を加えて甘みを引き出し、
香辛料を加えて旨みを引き出す方法が同時に考えられたのです。

私の定番は、シナモン、クローブ、カルダモン
ペッパーを入れます。
それに しょうがが良いですね。
しょうがのみは 生で千切りにします。

 

☆本格的なチャイを作るポイント☆

◆スパイスは原形(=ホール)を使う
  使う直前に、砕いたり割ったりすることで、
  香りが格段に深くなる。

◆ベストな茶葉はアッサムかセイロン
  スパイスとの相性がよく、加熱に強い茶葉を使う

◆煮出す火加減は中火にする
  牛乳を加えて煮出すと香りと味が落ちてしまうので、
  牛乳を加える前に中火でゆっくりと茶葉を開かせる。

 
もし、ホールのスパイスは面倒というかた
スパイスミックスがあります。

その名も 『スパイスミックス T』
です。

これにも 生の生姜を入れるのがポカポカになる
ポイントです。
 


簡単に作りたい時は、紅茶と牛乳と
これが ↑ あれば簡単にできます。