手作りカード 2009-07-03 | Weblog 家族の誕生日、クリスマス、結婚記念日、には、必ずプレゼントとに カードを贈ってくれた夫。 これは、結婚記念日に頂いたもの。 12年×α=2 いまもこの意味がわからないのです。 ただ、言葉では表現できないけど、「永久の愛」を感じさせてくれます。
詩・羅漢亭にて 2009-07-03 | Weblog ギロリと眼をむいた 羅漢さまよ お前さまは まあ一日中そのようにじっとしていて そのように大きな鼻をなすって いってえ何を考えていなさるだ え いってえ何を見つめていなさるだ おや お笑いなすったんですかい いま ふいとお顔が歪みましたよ ああ、そうなんだ そうに違えねえ きっと お前さまには見透かしなんだな そんなにじいっと動かずに居なさるが 何もかもとっくの昔に ご承知なんだな この へどの出そうな人の世の いってえ 何が嘘で 何が真実で 誰がしあわせで それから このちっぽけな人間共の恋とか金とか まだまだたくさんの しゃらくせえ悩みなんか それはもう 何もかも... おや 今度はそんなに悲しそうな顔をなすって 何か お気にさわりましたかい のう 羅漢さまよ 羅漢さまよ でもねえ どんなに苦しとも どんなに悲しくとも どんなに.... ああ それでも 涙だけは見せたかあないもんで ござんすよ 涙だけはねえ そうじゃござんせんか 羅漢さまよ ※この詩は夫が22歳のとき作ったものです。 大学受験に失敗と同時に体を悪くして、悩みを抱えつつ、将来に希望が無くなっ た、とき作ったそうです。 詩もいろいろ書いておりますが、わたしには一番心打たれる詩です。
CHIYOKO 2009-07-03 | Weblog わ.た.し.です。 彼の深い愛情に包まれ、幸せな結婚生活を送ることができました。 無論、彼も聖人君子ではありませんから、イヤだと思うことも ありました。 夫は私以上にたくさんあったと思います。 人を愛することは、相手の嫌な部分を受け止め、その丸ごとを受け入れること.. その覚悟が揺るぎない愛情の源だと思います。
情熱の薔薇 2009-07-03 | Weblog 夫は若い時から絵を描いていて、結婚後もスケッチブックがいつも傍らに ありました。 よく描いていたのは、薔薇でした。 これは油彩です。 彼は家族だけではなく、万人にやさしい思いやりをもった人でした。 おとなしく、静かな雰囲気をたたえた人でした。 が、この絵が出来上がったとき、驚きました。 静かな川が流れていると思っていたのに、彼は心の内には「情熱」の 炎を抱いていたのです。 そうです、それだから、がんじがらめの しがらみを断ち切り、私と結婚したのです.... いま、そう思います。
MyMemory 2009-07-03 | Weblog 今年の7月9日、夫が亡くなって10年めを迎えます。 明日、法事をすることにしました。 心をこめて、御霊の安らかな幸せを祈り、また日々、私たちを見守ってくれている ことに感謝を捧げます。 この1枚の写真は数ある写真の中でも、とりわけ私のお気に入りの写真です。 この頃は病気もまだなく、とっても元気なとき。 1年後から病気になり、手術や、入院を何度かするようになり、彼の 闘病が始まったのでした。 闘いを支えてくれたものは、やはり、まだ幼い子供たちだったでしょう。 あなた、お元気ですか? わたしも10年間頑張っていたでしょう? ほめてくれるの? ありがとう