テツ君とヨウ君(5月19日、9月8日、9月15日の記事)は、兄弟です。
テツ君が2年生、ヨウ君が5年生。
我が家の息子達と同じく3歳違いの兄弟なので、
とても親しみを感じています。
テツ君の発表会の曲を「ライオンの大行進」に決めた時、
お兄ちゃんのヨウ君は、私がお手本を弾くのを静かに聴いていました。
その後、テツ君が退室して、
レッスン室の中は、私とヨウ君の2人だけになりました。
「ららみ先生、発表会で、本当にテツがあの曲を弾くの?」
「うん、頑張って、弾いてもらいたいな~」と私。
「左手も?」
「うん、出来れば弾いてもらいたいと思っているんだけどね。」
ここまで話して、私はピンときました
ヨウ君はお兄ちゃんとして、弟の曲が気になって仕方がないのです。
我が家もそうですが、男兄弟と云うのは、一番のライバルでもあるのです。
一人っ子で育った私には、そこのところを察するのが難しく、
子育て中には、随分と失敗を重ねてきました。
お兄ちゃんと弟~私にとっては、永遠のテーマであり、難しい課題です。
ヨウ君とテツ君、それぞれのプライドを尊重しつつ、
お互いの個性を伸ばすようなレッスンをしなければと、改めて思ったのでした。