マサ君は非常に耳が良く、12種類の和音を、聴き分けることが出来ます。
ただ、8月2日の記事にも書きましたが、同じドミソの和音でも、
1オクターブ違うと、全く違う和音に聴こえるらしいのです。
ですので、ここ数週間は、1点ド(真ん中のド)より1オクターブ下の場所で、
和音の特訓をしていました。
数週間特訓すると、M君は1オクターブ下でも、12種類の和音を聴き分けられるようになりました。
「マサ君、すごいですね。 やっぱりマサ君は天才ですね。」
と褒めると、マサ君は本当に嬉しそうなお顔で
「はい。僕は天才です!」と答えてくれるのです(笑)
そこで今度は、1オクターブ上の場所での特訓です。
するとマサ君は、今度はすんなりと12種類の和音を聴き分けてくれました。
もしかしたらマサ君は、1オクターブ下で和音の特訓をした時に、
「場所が違っても、ドミソは存在するのだ。」と云う事を、認識出来たのかもしれません。