昨日は、6年生のS君のレッスンでした。
6月15日、7月5日の記事にも書きましたが、S君は、語彙が豊富な男の子です。
昨日は、俳句の話しになりました。
学校の授業でも、何句か作ったらしく、少々披露してもらいました。
それはなかなかの出来映えで、S君らしいユーモアに溢れていて感心しました。
ちょっと、川柳に近い感じかもしれませんが、言葉の選び方にセンスがあると思いました。
そこで、「ピアノをテーマに、1句作ってね。」と言いましたら、早速作ってくれました。
★跳びはねる 指と鍵盤 何を弾く
S君は、ちょうど今、スタッカート奏法の特訓をしていますので、
真っ先に「跳びはねる」という表現が浮かんだのだと思います。
この句には季語が入っていないので、完璧に川柳だと思うのですが、
それにしても、サクッと即興で作った割にはセンスがあるな~と思います。
語彙が豊富なS君ならではの1句だと思いました。
レッスン中に、俳句を作らせるなんて、
ららみ先生って、貴重なレッスン時間に、お喋りばかりしているんじゃないの~?
と思われるかもしれませんが(笑)
S君は頭の回転が速く、ものの1分で作ってしまうのですから素晴らしいです!
S君の、豊かな感性の賜物なのでしょう。
そして、その豊かな感性を、ピアノの音色に生かせるように指導するのが、
私の役割なのだと思います。
そしてさらには。。。
★跳びはねる 指と鍵盤 カンパネラ
~こんな句が作れるくらいまで、S君には長くピアノを続けてもらいたいなぁ~