ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

S君の俳句?

2016-10-26 | ピアノ教室

昨日は、6年生のS君のレッスンでした。

6月15日、7月5日の記事にも書きましたが、S君は、語彙が豊富な男の子です。

昨日は、俳句の話しになりました。
学校の授業でも、何句か作ったらしく、少々披露してもらいました。

それはなかなかの出来映えで、S君らしいユーモアに溢れていて感心しました。
ちょっと、川柳に近い感じかもしれませんが、言葉の選び方にセンスがあると思いました。

そこで、「ピアノをテーマに、1句作ってね。」と言いましたら、早速作ってくれました。

★跳びはねる 指と鍵盤 何を弾く

S君は、ちょうど今、スタッカート奏法の特訓をしていますので、
真っ先に「跳びはねる」という表現が浮かんだのだと思います。

この句には季語が入っていないので、完璧に川柳だと思うのですが、
それにしても、サクッと即興で作った割にはセンスがあるな~と思います。
語彙が豊富なS君ならではの1句だと思いました。

レッスン中に、俳句を作らせるなんて、
ららみ先生って、貴重なレッスン時間に、お喋りばかりしているんじゃないの~?
と思われるかもしれませんが(笑)

S君は頭の回転が速く、ものの1分で作ってしまうのですから素晴らしいです!
S君の、豊かな感性の賜物なのでしょう。

そして、その豊かな感性を、ピアノの音色に生かせるように指導するのが、
私の役割なのだと思います。

そしてさらには。。。

★跳びはねる 指と鍵盤 カンパネラ   

~こんな句が作れるくらいまで、S君には長くピアノを続けてもらいたいなぁ~

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