Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

美術館巡り

2012-08-24 | Others
 京都に泊りながら、今までで一番遠く脚を伸ばしたのは金沢でした。
ほかには奈良の奥地も、日帰りにしてはかなり強行軍でした。
京都に戻って、8時過ぎには、目指す料理店に座る為です。

奈良もかなり行ったので、今回は我が家にとって最も西方にあたる倉敷に行きました。
そう言われれば、洲之内徹さんのエッセイを読んで、一度行ってみたかったのを思い出します。




KOJIMA Torajirou “Sensui Island” 1917


KOJIMA Torajirou “Belgian Girl in Kimono(My Little Neighbor)”


OKADA Saburousuke “Italian girl” 1901
家内はこの画をぜひ観たかったそうですが、ルノワールやセザンヌとおなじくこの時期の展示からは外れていました。
児島虎次郎と大原孫三郎の話は、サイトでご覧になれます。


「今日はずいぶん白っぽいね」
「白っぽいっていうとメリーさんを思い出すね」
「でも海外の人はもちろん、横浜でも一部の人しか知らないでしょ」
「最後に名前きいたのは、サチコさんがメリーさんの映画観てきて、観て来なよって言った時だった」
「昼間見たことは何度もあるけど、むかし一時夜行性だった頃、伊勢佐木町の裏を車にのってたら暗がりから出て来た時はコワかった」
「夜中は怖そうだね」

そういえばオリンピックも佳境に入った頃、50代半ばの佐藤さんというおじさんが、「夜中に怖い話をやるんで、録画セットしてきた」と言います。
「あの稲川ジュンジの話みたいなやつですか」
「そうそう、それそれ」とすごい嬉しそうな顔して言うので、いつもだったらからかうんですけど、
「好きなんだよねー」と断言されては返す言葉がございませんでした。
残暑のせいか、話が美術館から怖い話になってしまいました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする