重病人扱い

　今回の法事に夫は体の不自由？を理由に欠席させてもらった。
　内臓などは元気だが足腰の弱わりで立ち居振る舞いが不自由。

　それよりも禁酒の身だから酒の出る食事の席が嫌だったようだ。　
　自分から言い出した欠席だから納得済みで静かに留守番をした。

　それはそれで済んだのに心配した親戚がお見舞いに来てくれた。
　私の兄姉たちは必要以上に夫の身を心配してくれている様子。

　夫は寒いので着膨れ姿でコタツに座位したままで対面していた。
　長姉などはまるで重病人を見舞うような神妙で丁寧な対応ぶり。

　「重病人にされた」客が帰った後で夫は苦笑、でも喜んでいた。