森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

師から盗み取る

2008年03月10日 00時14分10秒 | 過去ログ


金曜は所要で高知に。
夕方出て、夜、高知龍馬空港へ。
バスにのり、そのままはりまや橋へ。

そういや、今日じゃなかったかな。
義治やタバのバンドは、と思い、
歩いていると、中央公園前に行くと、
突然、大音響が、、「移民の歌」が聞こえる。

ホテルチェックインをせず、
そのまま公園になだれこむ。

bay 5のあつしさんを発見すると、
義治も、そして、宮本先生まで発見。

街はrock一色。
土佐のおきゃく の一貫のイベントのようだ。


zepのコピーバンドだったが、
ボーカルがプロの下山武徳さん。
回りの面子は高知の人間ならみんな知っている「Be-Rock
いや、うまい。
高知に来て、良かったと感じた。
別にこれを観にきたわけでないのに、それに偶然に出会う、この感覚は、
忘れられない。

日ごろの行いがよいのか。

しかし、下山さんの歌い方は、
「人見元基」的ロバードプラントだと感じた。
それを義治に言うと、そう捉えてくれたようだ。

いずれにしても、スローなzeppelinのナンバーをここまでできるのは、
すごかった。

後日、下山さんのwikipediaをみると、
影響を受けたボーカリストが、人見であると紹介されていた。

俺の耳もまだまだいける。

師に教えてもらうのでなく、
師から盗み取る。

どこのプロの世界もそうだ。

そして、自分らしさを感じ、考える。

この我々の業界もそうなんだが、
その盗み取る(とろうとする)ハングリー精神が豊かさからか少なくなってきた。

知らないうちに、僕も一人の師の講義スタイルに似てきたといわれている。


学部生、院生、卒業生ともに、
まだ教えてもらおうとしている。

明日の存在、そのきわめて安定さ(緊張感のなさ)が、
結局は、なんとかして盗みとるというハングリー精神を欠落させていっているのだろう。

教育とは難しい。

何もいわない、それが一番なのかもしれない。


土曜日、もう一人の師のところに行くと、

何もいわず、ただ信用し、見守っている、そんな感じだ。


けれど、それも僕の精神を知ってくれているからだろう。


土曜日に帰り、今日! もう半年振りぐらいの
日曜日の休暇。

何もしないこと、今日ばかりは、目の調子から、それが一番と思い、
身体を休めた。

その分、明日、早朝に管理の仕事をしないといけない。

入試監督前に何とかおわらさないといけない。