森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

日記:慣れない仕事

2010年08月03日 08時06分24秒 | 日記
土曜日は朝早く出て東京に向かい、テレビ関係者の方々と脳の活性化について情報提供をしました。
1週間後の内容ですが、まだ細部は未定で、常に問題解決問われる仕事と思いました。
概して一般誌、メディアは締切との格闘であり、彼らの時間を考えると、セラピストは守られていると思い、
逆にそれが発想を奪う結果になっていると思いました。
前頭前野はある意味追い込まれたところに活性化するからです。
しかし、その人間らしさを人間は自らでブレーキを止め、
旧哺乳類脳でいようとします。
人間も動物です。

昼前に打ち合わせを終え、そのまますみだトリニティーホールへ。
Bouquet des Tons の演奏を聴きました。
「脳を学ぶ(3)」が始動です。

演奏を聴きながら、普段慣れていない耳を総動員し、
それぞれの表情やしぐさから、その楽器との関係性、
そしてプロフィールから、その人の来歴を想像しながら、
それぞれの曲を聴きました。

音楽はまさに時代の変化。
エミエール・バッハとノバークの作品から、
アレンジの変化、そして新しいものをつくるためには、つねに挑戦が求められるのだと感じました。

詳細はこれから記述していこうと思います。

いずれにしても、来春発行に向けて動き始めます。

公演終了後、近くのベトナム料理店で懇親を行い、
脳科学の誤解を解きました。
「どこどこが働く」といった短絡なもので、「脳」はあらわすことができません。

翌朝、大阪に向けて、出発し、
大阪医療福祉専門学校の講演を行いました。
3時間の講演ですが、スライドが開かず、往生し、
30分ほどで修正作成を余儀なくされ、
内容が飛びまくってしまいましたが、これも経験。
とりあえず、やっつけでなく、どこかで確認をしないといけない、それを怠ってはいけないと襟を正しました。
自分しては反省するしかりですが、まずまずだったの模様で、体調が悪い時もある程度調整ができるようになったのも、
学習の結果と感じました。

夜まで懇親会は続き、院生らと研究について語り、
そして、藤田君に送迎してもらい(感謝)、講演は終了しました。
これから3週間ほどは講演がありません。
いつもは1か月ほど「よさこい祭り」の関係で、入れていませんでしたが、
今年はそれがなく、仕事を入れてしまっています。
8月10日はまた上京しないといけないかもしれません。
その前に、故郷に帰るか検討中です。
7月末になれば、この日差しを浴び、そして高知に帰る。
それが今年はできていないです。
高知県人の証がないようで、少々さびしいです。
なんとか、よさこいには帰り、新しく結成したPMの仲間を応援したいと思います。
なぜなら、私には土佐人の血が流れ、よさこいで脳が作られてきたから。

さて、試験まっただ中、いつもは高知で採点していましたが、今は奈良。
今日にも終え、掲示したいと思います。
学生のお盆はあるか?再試験は免れるか??・・・