ニューロリハビリテーションセミナーの臨床編を終えました.
全国から200名のセラピストが受講され,
本セミナーを主催するものとして,
参加された皆様にお礼を述べたいと思います.
4月半ばに2時間で定員オーバーになった基礎編,応用編,臨床編.
のべ600名以上の参加者に恵まれました.
皆さんの期待にこたえようと,
いろんなことを模索しましたが,
我々の行きついたところは,
今ある情報を惜しげもなく提供するということでした.
ともすれば情報過多になり,
わかりにくくなることも覚悟の上です.
人間の期待は三者三様です.
オーダーメードな関係では,
それぞれの期待にこたえようとします.
一方,参加者自身の期待や基礎知識にも大きく影響を受けます.
期待が高すぎれば,負になるし,
そもそも期待がなければ,
大したことなかったと思うでしょう.
私たちはうわべだけのわかりやすさを封印して,
古典から2011年までの科学論文の情報を私たちの視点で選択し,
それをできるだけ,過多は覚悟で押し込める方法をとっています.
この意図は,人のその時々の必要な情報は違うという面からです.
1時間半の中のほんの数編の論文に出あうことが,
臨床を創造する意味でとても大切と思っているからです.
一般的に全国展開されている講演.
これは私も含めて,できるだけわかりやすく,
シナリオを作成し,その流れに従って,
聴講する人々を自分の世界にひきいれます.
だから,わかりやすかった,楽しかったという意見を多くいただきます.
けれど,このわかりやすさって何でしょう?
わかった気になっているだけのようにも思える場合があります.
私は,情報は人から与えられて終わりだと思っていません.
わかりにくい情報なら,それを探索して自分のものにするとか,
あるいはわかりやすい情報を自分の患者に置き換えて解釈して,
どのように介入していくか,開発していくかを想像することで,
情報が活かされると思っています.
それこそが自分スタイルです.
科学的根拠を意識した自分スタイルです.
科学や情報を意識しているというのが基盤であり,
そこから開発していく意欲がわきたてられるかが,
臨床力を高める勝負だと思っています.
うわべの講演,本だけでなく,
しっかりとしたデータを知っておき,
それを解釈して,応用するかしないかを選択し,
応用するならどのような戦略で臨むかを思考できるセラピストを求めるため,
私たち自身の解釈をできるだけ封印し,
情報・情報・情報というストラテジーを意識したセミナーとしています.
だから,そもそもがやり方,実践,マニュアルを求めた方は期待を裏切られたかもしれませんが,おおむねほとんどがよい評価をいただいています.
しかしながら,情報のみであれば,不満も起こるかもいという意味で,
最後にクリニカルリーズニングというのをおいていますが,
これは本当ななくていいのです.
できれば,患者の現象をリーズニングしていくフォーラムとかが今後必要になっていくでしょう.
しかし,そのリーズニングも今ある知識だけでのぞまず,
もっと上のレベルでリーズニングしてほしいとも思っています.
私たちは論文が読むことができ,論文を書くことができる仕事です.
だから,臨床現場との円環を切にのぞむのです.
1週間に1回ほど数時間臨床にでるよりも,
その時間を情報収集にし,それを積み重ねた方が,
社会貢献できると思っているのです.
論文を書くことを終え,知識でなく,自分の知恵で勝負しようと思ったとき,
それが新しいプロジェクト(臨床)展開になるのかもしれません.
いずれにしても,もう1年はこのスタイルでいこうと思っています.
もうしばらくしてスケジュールを確定します!
全国から200名のセラピストが受講され,
本セミナーを主催するものとして,
参加された皆様にお礼を述べたいと思います.
4月半ばに2時間で定員オーバーになった基礎編,応用編,臨床編.
のべ600名以上の参加者に恵まれました.
皆さんの期待にこたえようと,
いろんなことを模索しましたが,
我々の行きついたところは,
今ある情報を惜しげもなく提供するということでした.
ともすれば情報過多になり,
わかりにくくなることも覚悟の上です.
人間の期待は三者三様です.
オーダーメードな関係では,
それぞれの期待にこたえようとします.
一方,参加者自身の期待や基礎知識にも大きく影響を受けます.
期待が高すぎれば,負になるし,
そもそも期待がなければ,
大したことなかったと思うでしょう.
私たちはうわべだけのわかりやすさを封印して,
古典から2011年までの科学論文の情報を私たちの視点で選択し,
それをできるだけ,過多は覚悟で押し込める方法をとっています.
この意図は,人のその時々の必要な情報は違うという面からです.
1時間半の中のほんの数編の論文に出あうことが,
臨床を創造する意味でとても大切と思っているからです.
一般的に全国展開されている講演.
これは私も含めて,できるだけわかりやすく,
シナリオを作成し,その流れに従って,
聴講する人々を自分の世界にひきいれます.
だから,わかりやすかった,楽しかったという意見を多くいただきます.
けれど,このわかりやすさって何でしょう?
わかった気になっているだけのようにも思える場合があります.
私は,情報は人から与えられて終わりだと思っていません.
わかりにくい情報なら,それを探索して自分のものにするとか,
あるいはわかりやすい情報を自分の患者に置き換えて解釈して,
どのように介入していくか,開発していくかを想像することで,
情報が活かされると思っています.
それこそが自分スタイルです.
科学的根拠を意識した自分スタイルです.
科学や情報を意識しているというのが基盤であり,
そこから開発していく意欲がわきたてられるかが,
臨床力を高める勝負だと思っています.
うわべの講演,本だけでなく,
しっかりとしたデータを知っておき,
それを解釈して,応用するかしないかを選択し,
応用するならどのような戦略で臨むかを思考できるセラピストを求めるため,
私たち自身の解釈をできるだけ封印し,
情報・情報・情報というストラテジーを意識したセミナーとしています.
だから,そもそもがやり方,実践,マニュアルを求めた方は期待を裏切られたかもしれませんが,おおむねほとんどがよい評価をいただいています.
しかしながら,情報のみであれば,不満も起こるかもいという意味で,
最後にクリニカルリーズニングというのをおいていますが,
これは本当ななくていいのです.
できれば,患者の現象をリーズニングしていくフォーラムとかが今後必要になっていくでしょう.
しかし,そのリーズニングも今ある知識だけでのぞまず,
もっと上のレベルでリーズニングしてほしいとも思っています.
私たちは論文が読むことができ,論文を書くことができる仕事です.
だから,臨床現場との円環を切にのぞむのです.
1週間に1回ほど数時間臨床にでるよりも,
その時間を情報収集にし,それを積み重ねた方が,
社会貢献できると思っているのです.
論文を書くことを終え,知識でなく,自分の知恵で勝負しようと思ったとき,
それが新しいプロジェクト(臨床)展開になるのかもしれません.
いずれにしても,もう1年はこのスタイルでいこうと思っています.
もうしばらくしてスケジュールを確定します!