いや~、今日も良く飲みましたな、楽しかった!
え!?なんか、小腹が空いてきた、
ホンマかいな~、キミ、若っかいなあ~、まだ食べますか?
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ま、そういう時もあるわね、
ほな、〆の蕎麦でも行きましょか?
飲んだ後の蕎麦も美味しいよね、、、え?なんか違う?あそう、ま、若い人は違うかな、
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じゃあ、ラーメン?、、、違う?
え!?寿司が食べたい!!
どこまで食べるるんや、しかし、元気やな、
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ま、ほな、ちょっとだけ摘んで帰りましょか、
ほな、ここがエエですわ、うん、ま、回らない寿司では安いほうやしね、
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でね、また聞いてもらえますか?しょうもない話ですけどね、
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先日もね、久しぶりに寿司屋へ入ったんですわ、はい、一人でね、
ちょうどここみたいな大箱の店でね、うん、回ってません、回らない店ね、
昔からの人気店でね、今でも行列が出来たりしています、
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で、結構混んでいたんですが無事入店、
10数人座れるカウンターの真ん中辺りに座ったんですわ、
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で、しばらくして気が付いたんですが、カウンターの客、ほとんど外国の方ですわ、
日本人はワタシともう一組だけ?
え~、ここまでインバウンドの波が!ってビックリしましたわ、
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たぶん、観光案内のサイトとかに掲載されたのでしょうね、えらい人気でした、
それで混んでるのか!?行列作ってるのは外国人観光客?ってことですか、、、??
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ま、この時は若い外国人が多くてね、一昔前と違いマナーも全く問題なし、
店も写真付の外国語メニューを用意していましたし、なんとかちゃんと注文出来るみたい、
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なんか違うのは、みなさんゆっくりしたペースでしたね、
ネタを一つか二つ頼んで、ゆっくり食べておしゃべり楽しむ、で、また一つ注文、
お酒もあまり飲んでおられません、
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ワタシなんか、寿司屋に行くとついつい勇んで、どんどん注文して食べ過ぎてしまうのですが、
回る寿司なんかでも、そういう傾向ありません?つい取り過ぎてしまう、とか、
そういう意味では、
外国人観光客の方が正しい寿司の楽しみ方をしているのかな?とも感じましたわ、
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逆にね、板さんの方がちょっと外国人にぞんざいな感じというか、なんか覇気がない、
ま、言葉が通じないから仕方ないんでしょうが、いつもの笑顔が少ないような、
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外国人からの注文を聞いても、あいよ~!とか、トロいっちょう!とかの掛け声もなく、盛り上がらない、
指差されたメニューの写真見て、ああ、マグロね、な感じ、
寿司屋で板さんに元気がないと、寿司も美味しくないなあ、
あ、ワタシにはとても優しかったですよ、喜んで握っていただきました、はい、
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サイトに紹介されて、外国語のメニューが出来て、満員御礼、、、
あとは、おもてなしの仕方の研究ですかね、
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紋切型のニュース原稿風に云うと、、、
『寿司職人も慣れない言葉の壁という新たな課題に戸惑いを隠せない様子でした』ってとこかな、
ま、どうせなら外国人観光客にもパフォーマンスの高い寿司を楽しんでほしいですな、
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【今日のお店:大衆寿司の「亀寿司」】
初めて入店してから、もう40年近くは経っていますね、
大阪梅田のお初天神通りを入って、しばらくして左に曲がると昔ながらの大箱の安くて美味しい寿司屋が並んだ一角があります、
その中の一つが「亀寿司」、ここが総本店ということです、
社会人になってしばらくして教えてもらいました、
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若造の時は、寿司なんかなかなか食べられないと思っていましたが、さすが“食い倒れ”の大阪、
若造でもなんとか食べられる寿司屋がこのあたりに密集、
よく食べに来たし、安いので助かりました、
飲んだ後に手土産の折を作ってもらったりしていましたね、
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昔はほとんどのネタが一皿に3つ乗っていて、安くて美味しい!感満載でしたが、
いつの間にか他の店同様一皿2つになってますね、ま、40年経てば仕方ないか、
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ところで、寿司は一貫、二貫と数えるのですが、どうも昔と数え方が違うようです、
昔、ワタシは握り2つで一貫、一皿に2つ乗って一貫、という風に教わった気がします、
ところが今はほぼ、握り1つ=一貫というようになっているようですね、
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聞くと、一貫とは重さの目安、だそうですから、昔は2つ=一貫だったのが、
いつのまにか重さから個数を示す単位に変化したみたいです、
たまに寿司屋で“一貫500円”と書いてあると、1つ?2つ?と考えてしまう、貧乏性のワタシです、
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