blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

文化祭シーズン

2009-10-24 21:50:52 | 休日
今日は病院に行くため、実家方面に向かった。
早々に用事を済ませ、かつて長らく通った黒部市の市街地近辺を回った。
実家方面に行く時はこのコースがデフォルトになっている。
某旅行代理店のNさんの顔が見たいのもあるが(笑)、今日は気づいていただき軽くあいさつができた。
なかなかお客さんとしての用事がなく、申し訳なく感じているところだ。

さて、黒部市への道中で、魚津市にある新川みどり野高校の前を通ったら文化祭の看板が出ていたので、黒部から戻る足で立ち寄ろうと思った。

会場に着いてみると車も多く、物品の販売も多くてけっこうな賑わいだった。
一通り会場を見て回ったが、このデジタル全盛の時代に、模造紙に手書きの研究発表など、いかにも学校の文化祭と言う雰囲気が伝わってきた。
「清涼飲料水には実は砂糖がこんなに・・・」とか、世の中で騒がしい「感染症」についての発表は興味深く見た。

この高校には、かつてバンドでお世話になったT先生(すでにご退職されているが、ご自分の作品を出展されておられる関係で来場)やH先生がいて、運良くお会いすることができた。
私のワガママから相当な迷惑をおかけした経緯もあるのに、普通に声をかけていただけるのはありがたいことだ。
何事もヘタに勘繰るクセや皮肉屋の面が改善されれば、私ももっと人にかわいがられる人生を送ることができるのだろうが、理不尽にはつい声を上げてしまう性格ともども根本的に直ることはないのだろう。

さて、そのT先生の作品は、富山県の美しい山々の写真であった。
T先生は、富山県、特に新川地区が本当に恵まれた自然環境にあることを心からの喜びとして、日々写真を撮っておられる。
自らギャラリーを開き、誌なども収録した作品集も出され、ウェブサイトにも膨大な数の写真がある。
バンドではヴォーカルを一手に担っておられるのだから、まさに多才多芸である。

バンドではギターを担当しているH先生は、今日はマスクをしておられた。
報道を見る限り、富山県ではどちらかというと東部のほうで学級・学年閉鎖などが多いようであり、お大事にとはお伝えした。
私があまり得意ではない「下でハモる」センスが抜群であり、バンドではたびたびその妙技を見せていただいた。

高校の同級生であるK先生にも偶然会うことができた。
バンドのライブには時おり顔を出してくれたのでありがたかった。
私がソロ作品を歌った姿も見ているので、同級生の中では「近年の姿」をよく知ってくれているほうである。
高校を出てずっと会っていない人間に、私が人前に出て演奏したり歌ったりというイメージは間違っても浮かばない。
それもそのはず、私自身高校時代はプレイヤーとしては音楽には関わっていなかった。

富山市と魚津市はそれほど離れてはいないが、やはり本当の地元に帰るとこういううれしいこともある。
今、またしても厳しい状況を迎えた私だが、私の顔を見て喜んでくれる方が1人でもいる限り、決してあきらめてはいけないと思い直して今日を終えたい。

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