blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

久々にトラックに

2012-02-15 19:44:06 | 日記
今年の仕事始めは1月4日だったのだが、その日にいきなり倉庫で持っているトラックの上のほうを製造工場のヒサシにこすってしまった。
人や製品にはまったく被害はなく不幸中の幸いだったとはいえ、年明けの勤務が言わば大失敗で幕を開けることになった。

その、私にとっての「1・4事件」以来、なぜか工場のほうに製品を取りに行くことがなくなった。
事故を起こしたからそれ以後トラックには乗らないようにと命令をされたわけでは全然ない。
搬送業務はベテランのTs氏が中心となってやっており、もともと長距離ドライバーをやっていた氏は乗り物に乗っていればご機嫌なので、なかなかお鉢が回って来なかったまでである。

この間はずっとトラックに乗る機会に恵まれなくても、こちらから特に乗せろ乗せろとアピールはしなかった。
クビ宣告を受けたわけではなく、そのうちいつか乗れるものと思っていた。
Ts氏とは日頃から何とか息を合わせて仕事ができているので、氏の気まぐれに任せていればいずれ機会は巡ってくると考えていた。

久しぶりに今日は午前中の搬送を任されることになったので、工場まで行ってきた。
工場の正面は工事が終わってキレイになっていたが、正月に私がぶつけた部分が気になって見てみたところ、「頭上注意」の貼り紙がしてあって、加えて新たな工事が始まりそうな雰囲気がした。
四トントラックでも頭をこするようなヒサシだったら、大型のバスあたりでもやってしまう可能性がある。
あるいはもう少し出っ張りの部分を高くする策が取られるのだとすれば、私の事故もムダにはならないことになる。

Ts氏のほうは既に60の節目を越えているため、いつまで働くかは本人の気持ちしだいである。
会社に来ればいつでも意欲的に動くタイプだが、奥さんの体調が思わしくないなど不確定要素があることも事実だ。
本人の気持ちとは別のところで「Ts氏が去った後」のことも組織として考えておく必要がある。

現実的には私がトラックに乗って倉庫と工場を往復する機会が増えるだろう。
私が倉庫を空けている時間帯は、年長のTk氏や先ごろ異動でやって来たKn氏がコンビを組んで外部のトラックなどに対応することになる。
Ts氏もやはり今後を自分なりに見据えてはいるのか、新しく来たKn氏に対しては事あるごとにつかまえては懸命に自分のやっている仕事を教えている。
いずれ残される私も含めての入荷受付担当者も、何かとTs氏に頼る意識を少し改め、より緻密で正確な仕事ができるように協力をしていかなければならないと感じている。

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