blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

7月15日の行状

2017-07-22 07:33:19 | 旅行
15日から18日までの4日間を使って、伊豆方面に行ってきた。
私の旅行としては、宿の場所の関係で著しく禁欲的なものとなり、その反動か帰った翌日の水曜にガツ飲みしてしまった。
旅行記を上げよう上げようと思いつつ、日々の仕事の疲れもあり本日からようやく手をつける。
事前に考えていた以上に中身が盛りだくさんの旅になったため、例によって1日ずつ紹介していきたい。

梅雨明け前とはいえ天気には恵まれそうだった4日間、しかし伊豆半島の道路状況は必ずしも良いとは言えず、現地での渋滞も考慮して夜も明けきらないうちに自宅を出発した。
予定の沼津ICまでは順調に走行でき、伊豆縦貫道も何とか流れて、最初の目的地の開放時刻である9時よりはずいぶん早く着いてしまった。
仕方がないので目的地近くの伊豆長岡駅付近をクルマでぶらぶら。



伊豆箱根鉄道と「ラブライブ」がなぜコラボしているかは不明。



9時近くになったので、世界遺産・韮山反射炉へ再びやってきた。
3連休とはいえ初日の9時に満員ということはなく、個人のお客さんが10人ほどいただろうか。
予約もしていない個人客の集団にも専属のガイドさんが付いてくれ、話を15分ほど聞き、それから自由散策という流れであった。
明治にもならないうちの目一杯の技術を駆使した言わば製鉄所のハシリがこの施設である。
黒船来航に代表される外圧の高まりへの危機感から、海岸防衛のための大砲を生産するのが役目であった。



近くの茶畑からは、韮山反射炉と富士山という2つの世界遺産が見える。
世界遺産を複数同時に見られるというのは世界でもここだけのようだが、富士山は山頂付近がわずかにボンヤリ見えているだけだった。
季節的なものか4日間を通して富士山がハッキリ見えた日はなく、富士山だけに関しては残念な4日間であった。



その後は宿がある伊東市方面に向かうため伊豆半島の峠越え。
その途中にはサイクルスポーツセンターという施設があり、敷地の中には東京五輪の自転車トラック競技の会場にもなる「伊豆ベロドローム」があった。



日本で唯一、国際規格である一周250mの木製バンクである。
国内の競輪場で短走路と言われる333mバンクよりも一周が短いということは、当然ながら直線部分が短くコーナーのカント(傾斜)も相当きつい。
最大で45°と紹介されていたから視覚的にはほぼ壁で、プロの競輪選手でも初めて走ったら恐怖を覚えるかもしれない。
一枚の写真でそのすごさが伝わるかどうか。



亀石峠を越えて伊東市北部の海岸へ。
国道135号線沿いには、CMソングでも有名になったハトヤチェーンのホテルがあった。(写真はサンハトヤ)



JR伊東駅の近くまで来てまだ昼ごはんの時間帯、駅前で適当にお店を選んで腹ごしらえ。



宿のチェックイン時刻15時まではまだ時間があったので、さらに欲張って伊東市南部にある城ヶ崎海岸へ。



灯台や吊り橋がメインではあるが、海岸を見れば典型的な溶岩台地で、火山が多く温泉も多い土地柄を裏付けるものであった。







ナビゲーションもなしで時には道に迷いながら走り回ってさすがに疲れたので、これから3泊お世話になるペンションに向かった。



高原の中なので夜遊びスポットは何もなく、クルマで少し走った国道沿いに飲食店や道の駅がある程度、この日は夕食は簡単に済ませ、後は2日目以降のためにひたすら休むばかりとなったのである。
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