■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

赤飯すき好き ~赤色が好きな疫病神を赤飯で接待~

2021年06月20日 15時00分01秒 | ご飯もの
現在は京都の町を、びわ湖疎水によって豊富な水量で潤しているが、江戸時代は水不足で色んな疫病が流行した歴史を持っている。祇園祭も疫病退散を祈願して生まれた神事だが、疱瘡(ほうそう)が大流行した際には、疫病神の好む赤色を多く用いて、ご飯までも赤色に着色した「赤飯」が流行したようだ。





今でこそワクチンが開発され、感染症対策の切り札となっているが、当時の人々は疱瘡をもたらす疫病神を「赤色」で喜ばせれば、病気が治ると信じていたという。そこでご飯にまで赤を着色し、厄払いの意味で赤飯を食べる習慣が広まったとある。その後は医学的にも進歩して、赤飯は不要となったが快気祝いとして「赤飯」を食べる風習だけが残ったようだ。





最近では、炊飯器のセッティングだけで、赤飯が簡単に炊けるようになった。自分で用意するものは、赤飯の素・もち米・ごま塩・山椒の葉と言ったところだろうか? 疱瘡を抑え込んだ現代でも、新たに出現した新型コロナの前に、緊急事態宣言を繰り返し発令する手段を取っているが、後々考えると江戸時代の赤飯と同レベルの対策かも知れない。






‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

ご訪問して頂きありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
日本ブログ村 こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。


下のバナーをクリック🎵して頂くと励みになります。




明日のブログ更新は午後15:00の予定です。

URLの不明な方はお邪魔できませんので書き込んで頂くと助かります。




コメント (15)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お茄子の田楽 ~オリーブ油... | トップ | ナシゴレン ~エスニックな... »
最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くにちゃん)
2021-06-20 15:55:51
こんにちは^^
炎クリさん♪

はいはい!!同じく~
赤飯好き!好き!!の自称厄おばさんのくにちゃんでーーす。
まっ!縁起でもない(笑

そっかーーもとは厄病神を大好きな赤色に染まったご飯をお供えして、厄払いしたのですね。
医学的には、どうなのか分かりませんが、
先人の魂や
神や仏に祈願する一途な心の程が、分かるというものです。
今じゃ、冠婚葬祭ばかりか、
家庭でこんなスイッチポンで炊ける重宝なものあるし~
~コンビニにも常に並んでたりするの、
時代が大きく変わったという事ですもんね。
一日も早く。コロナ収束を祈願しつつ、美味しいお赤飯食べて(笑、乗り越えていかなくてはね~

いやはや。この「赤色」が
海の向こうで大大大活躍してる
エンジェルスユニフォームの大谷選手に重なります(笑
頑張れーーー⚾💛

今日もごちそうさま^^炎クリさん♪
「父の日」のお祝いだね・・「お赤飯」(笑
返信する
Unknown (rose-tky)
2021-06-20 16:22:33
❤️こんばんはピヨピヨ❤️

❤️エンクリピヨピヨさーん❤️

ほうほう 🌸快気祝いとして「赤飯」を食べる風習だけが残ったようだ。🌸

そうだったんですか?初めて知りましたわあ!良くご存知で さすがですねえピヨピヨ
返信する
Unknown (rose-tky)
2021-06-20 16:24:03
❤️エンクリパパさーん❤️

そうでした 今日は父の日

😊いつもありがとうございます😊

父の日に モンモンから プレゼント行きますよ🎁

受け止めてーーーー

🍖🍰🎊🥩🍔🍙🍓🍱🍎🎁🥩🍖🍔🍶
返信する
Unknown (ra9gaki_do)
2021-06-20 17:17:04
全世界のお父上さまに
心からの敬意と感謝を(^-^)

初めて夫の実家に結婚の挨拶に行った際に
出迎えてくれたのは〜甘納豆入り赤飯!
新潟生まれで赤飯と言えば小豆入りと
深く認識していた身には驚きの瞬間⁉️
北海道では甘納豆入り赤飯がポピュラーです。
夫は今でも赤飯と言えば甘納豆入り。
平成生まれの孫は小豆入り赤飯が好き。

今日は〜日本中のお父さんに赤飯を(^-^)
返信する
Unknown (まさむら)
2021-06-20 18:51:57
こんばんは~

 赤飯は疫病神を喜ばせて退散してもらう。なるほど。間違っても喜んで居付くことはないんですね。居付かれたら大事ですから。今は快気祝いを含めておめでたい時のごちそう。疫病神もコロナも退散してくれますよ。
 で、用意するもの煮赤飯の素? ダメでしょう。師匠・炎クリさんとしては。小豆を買ってもち米と一緒に蒸しあげてください。私はやりませんが。
 大豆は植えようかと思いましたが、小豆も植えてみようかなと。お母さん次第ですが。
 
返信する
勉強させて頂きました (しまそだち)
2021-06-20 19:58:55
京の都で 赤飯が 流行したことが あったなんて
それも疫病退散を願ってのこととは
(京都生まれで育ちの友人にも聞いたことがありませんでした)

帰省すると こちらに戻る時 母が 赤飯を持たせてくれます
連れ合いが 好きなんです
祝い事は 小豆を使いますが 普段は「ササゲ」を使います

先日スーパーで この「お赤飯の素」見かけました
返信する
Unknown (ビオラ)
2021-06-20 23:28:16
今晩は~。

お赤飯~、大大大好きです~💗
家で作るより、
人が作って下さったお赤飯や、
東京は町田にあります、老舗の和菓子屋さんの、
中野屋さんで、常時販売されている、お赤飯が、
大好きですね~♬

お赤飯にまつわる、お話を、ありがとうございます~💗
疱瘡の大流行がきっかけで、赤色を使ったものが、多く用いられるようになり、
その経緯の中で、お赤飯が、誕生したのですね~(^-^)♬

全く関係ないお話ですが、
神社の・・・、例えば、
鳥居の赤色(朱色)は、
魔力に対抗する色ともされていて、
そんな事で、古代の宮殿や神社仏閣に、
赤色(朱色)のものが、多く用いられているのだとか・・・。

伏見稲荷大社の鳥居の赤色(朱色)は、その代表的なものだとか・・・。
その他、
稲荷大神様のお力の、豊穣を表す色だとか・・・って言うのも、京都旅の際に、旅の案内で、読んだ事があります~♬

色の持つ、パワーって、奥深いですね~!

・・・特に、赤色は・・・、強いパワー~、
そんな気がします~♪
返信する
疫病神も神さまで‥‥‥ (sugichan_goo)
2021-06-21 03:27:51
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。

くにちゃん
赤飯って美味しいですよね? ワシは山菜おこわとかと比較しても、断然に赤飯が圧勝で大好きですよ。昔の人は、神がかり的なことも、平気で信用していたというか、他に頼るところが無かったんでしょう。ここで勘違いしたらいけないのが、厄病神も神さまだという事実ですよ。悪魔や魔物ではないので、お祓いや悪霊退散みらいな祈祷も出来ないので、ただただお気に入りの「赤色」をお供え・お家に溢れさせたってことですよ。コロナ感染予防策でも、2人以上のお客はNGとか言えば、東京の人は「4人だったら別けて入店してお店で合流したらいい‥‥‥」そんな意識の低いことを言ってるならば、まだまだ東京はコロナを飼い続けると思いますよ。エンジェルスの大谷選手はエライ!

モンモンちゃん
そうそう、赤色で厄払いをおこなう重要な部分が残っておらず、病気から本復した時に「赤飯」を食べる行為だけが残ったって、皮肉なものですよね。ピヨピヨ❣

モンモンちゃん
そうだ! ワシの娘であれば、父の日のプレゼントは速やかに頂いておきます。(笑) こちらこそいつもありがとうです。🍖🍰🎊🥩🍔🍙🍓🍱🍶‥‥‥速やかに頂いておきます。しかし何で最後が靴下なんだ?

楽描堂さん
全世界のお父上さまにですか‥‥‥大きく出ましたね? 甘納豆入り赤飯って、お味の想像がつかないですよ。炊いたときに崩れないのかも心配ですが、甘いのがどうもね。そかし、新潟から北海道へ挨拶に行くのも大変そうですね? 赤飯の小豆入りって普通なんですけどね、北海道の人って最初は間違った情報で「甘納豆」入れられたんじゃ~ないですか? しかし水戸納豆入れられるよりは良かったですよ。

まさむらさん
疫病神にお赤飯を供えて、気分を良くしたところで、お帰り頂くってことです。間違ったらいけないのは、疫病神さんも「神」だということです。ひどい仕打ちをすれば当然バチが当たって、状況がもっと最悪に進んで行くかも知れないです。いえいえ、もうスピーディーでラクをする時代には「赤飯の素」が一番ですよ。もち米と一緒に蒸しあげるって、工程が判るだけにエゲツナイ作業量が待っているんで不採用です。

しまそだちさん
大抵の風習は、古都である京の都のお公家さんなど、宮中で流行ったことが、全国的に広まっていくことから、昔の発信地は、ほぼほぼで京都で間違いないんです。小豆は高価なんで、一年草の「ササゲ」を使うってアリですよ。スーパーで販売の「お赤飯の素」があれば、意外と簡単に炊けるんでお試しください。

ビオラさん
お赤飯美味しいですよね? お祝い事が無くとも、定期的に炊いている自分がいます。実家暮らしの子供の頃は、うるち米でアズキを混ぜて炊いて、小豆ご飯にする時もありましたよ。そうそう、和菓子屋さんの茶菓子を作る工程に似ているんで、ワシの実家でも近所のお菓子屋さんに注文していましたよ。しかし3升からの販売だったんで、お祝い後の時は近所に配っていましたよ。お祝い事のお赤飯だと思っていただけに、肩透かしも良いとこですよね?

鳥居の赤色のお話ありがとうです。ただ魔力ではなくて、疫病神・貧乏神は、まがいなりにも「神さま」なんで、丁重に扱って考え直して頂かなくてはなりません。(笑) 伏見のお稲荷さんは、五穀豊穣を祈願する神さまなんで、害獣にあたる「うずら」や「すずめ」の焼き鳥が参道で売られているのも、おもしろい云われですよね?

皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
返信する
Unknown (maraika310)
2021-06-21 11:11:45
sugichanさん💕おはようございます☀

赤飯大好きです😍
厄払いから始まったんだァ~❗

赤飯、ご飯に混ぜるだけっての見つけて買ってきたばかりです(笑)
炊飯器でも炊かないから、美味しくは無いかもだけど^^;

みっちゃん☆
返信する
Unknown (rose-tky)
2021-06-21 11:48:55
❤️エンクリパパピヨさーん❤️

お返事ありがとうございます😊

最後の靴下ではなく 日本酒とおちょこですよ!にほんしゅ🍶🍶🍶🍶
返信する

コメントを投稿

ご飯もの」カテゴリの最新記事