飛騨高山の中心地には、江戸時代からの城下町を残しつつ、かつての名残りを感じる街並みの景観に趣がある。「飛騨の小京都」と呼ばれているのも納得のいくところで、観光ガイドなどでは「日本の原風景を残す街」として紹介されているが、良く目を凝らして見ると、歴史に乗っ取ったルールで集客を目的として創り出された街に見えてきて、例えば倉敷の街並みとは違った違和感が付き纏う。
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それに相反し、嘘偽りの無い姿をそのまま残しているのが「造り酒屋」さんで、店頭の杉玉を見つけたら寄り道で、有料~無料の「きき酒」を無駄に繰り返していくと、数多くの老舗があったことに気が付いた。現場百回とはよく言ったもので、おのずと自分の身体から軒数が浮かんでくるのを感じた。その都度4合瓶のお土産を買うと、お酒の味でそれぞれ友人の顔と瓶ラベルとが脳裏であわさった。
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このあたりのブランド牛肉「飛騨牛」でつくる、「にぎり寿司 こって牛」がある。様子を見るべくして「こって牛」で注文すると、にぎり方は「小僧寿し」程度の素人っぽい技であり、飛騨牛を厚く切ると玄人っぽくなる訳だが、その原価との葛藤があるだろうから、薄く斬る→シャリに纏わり着く→小僧寿し・・・・の公式に当て嵌まると言うことで、ゴミ対策なのかエビせんの上に乗っけられてくる。
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結論から言うと、近江牛や但馬牛と比較すれば、そんなに美味しいものではないが、おにいさんがひとりで、ずっと握り続けているような繁盛ぶりで、2貫\600~3貫\900単位がウケる理由だろうか? それとも雑誌の記事が効果を出しているのだろうか?「こって牛」には大勢の観光客が我先にと並ぶ。
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一方、その向かいにも「飛騨牛」でつくる「にぎり寿司 坂口屋」があるが、こちらは看板の「春夏冬中」と書いて、秋がないから「あきない中」と読ませるのは、遠い昔の方の言葉遊びだと容易に判る。しかし、そんな言葉と裏腹に客が人っ子ひとりいないのは何故だろう? 試しにガラ空きの「坂口屋」に並んでみると、ワシの後ろに2~3人の待ち客がついた。「さくら」って、結構大事な役割を果たすもんだと思いながら、お店の人が現れたので後ろの方に順番を譲った。
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それから「飛騨牛 串焼き店」へ。そんなに専門職の人が焼いている訳ではなく、普通のお土産物屋のオバハンが焼くわりには、焼き過ぎでもなく生っぽくもなくベストの状態で仕上げているのに感動。こちらの串焼き@\300の方が肉本来の味が楽しめて美味しい。
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ぷらぷら歩くと、日本一ミンチカツの美味しいお店と表彰を受けたと言う、飛騨牛ミンチカツの老舗で、「助春」と名乗る店がある。ここでのひとかぶりは、空気をよく抜いてないのか油がしたたり落ちるような出来で、アツアツ状態を勢いで食べられるが、後味は余分なものを味わった感に包まれたので・・・・画像は無し!
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それに相反し、嘘偽りの無い姿をそのまま残しているのが「造り酒屋」さんで、店頭の杉玉を見つけたら寄り道で、有料~無料の「きき酒」を無駄に繰り返していくと、数多くの老舗があったことに気が付いた。現場百回とはよく言ったもので、おのずと自分の身体から軒数が浮かんでくるのを感じた。その都度4合瓶のお土産を買うと、お酒の味でそれぞれ友人の顔と瓶ラベルとが脳裏であわさった。
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このあたりのブランド牛肉「飛騨牛」でつくる、「にぎり寿司 こって牛」がある。様子を見るべくして「こって牛」で注文すると、にぎり方は「小僧寿し」程度の素人っぽい技であり、飛騨牛を厚く切ると玄人っぽくなる訳だが、その原価との葛藤があるだろうから、薄く斬る→シャリに纏わり着く→小僧寿し・・・・の公式に当て嵌まると言うことで、ゴミ対策なのかエビせんの上に乗っけられてくる。
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結論から言うと、近江牛や但馬牛と比較すれば、そんなに美味しいものではないが、おにいさんがひとりで、ずっと握り続けているような繁盛ぶりで、2貫\600~3貫\900単位がウケる理由だろうか? それとも雑誌の記事が効果を出しているのだろうか?「こって牛」には大勢の観光客が我先にと並ぶ。
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一方、その向かいにも「飛騨牛」でつくる「にぎり寿司 坂口屋」があるが、こちらは看板の「春夏冬中」と書いて、秋がないから「あきない中」と読ませるのは、遠い昔の方の言葉遊びだと容易に判る。しかし、そんな言葉と裏腹に客が人っ子ひとりいないのは何故だろう? 試しにガラ空きの「坂口屋」に並んでみると、ワシの後ろに2~3人の待ち客がついた。「さくら」って、結構大事な役割を果たすもんだと思いながら、お店の人が現れたので後ろの方に順番を譲った。
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それから「飛騨牛 串焼き店」へ。そんなに専門職の人が焼いている訳ではなく、普通のお土産物屋のオバハンが焼くわりには、焼き過ぎでもなく生っぽくもなくベストの状態で仕上げているのに感動。こちらの串焼き@\300の方が肉本来の味が楽しめて美味しい。
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ぷらぷら歩くと、日本一ミンチカツの美味しいお店と表彰を受けたと言う、飛騨牛ミンチカツの老舗で、「助春」と名乗る店がある。ここでのひとかぶりは、空気をよく抜いてないのか油がしたたり落ちるような出来で、アツアツ状態を勢いで食べられるが、後味は余分なものを味わった感に包まれたので・・・・画像は無し!
飛騨牛の握り寿司&串焼き!!
なんて豪華~
私は火が通っていないと無理なので串焼きを食べたいです♪
こんなしっかりとした牛肉、久しぶりに食べたいな♪
今日のポチッ☆
この街並みは、私も何度か訪れました。
飛騨牛の握り、飛騨牛の串焼き、昔はこういう店先のお店なかったんですよねー
ここに来て、これらを味わうことに、やっぱり意義があると思います^^
バイトの方が焼かれた串焼きも極上に感じたり^^
高山の生醤油のみたらしも、名物みたいですね^^
ポチです。
いつもありがとうです。
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ
そっか・・・・お肉の生もの駄目でしたね?
じゃ、ステーキもウェルダンで。
そんなに期待していなかった串焼きですが、
こちらの方が値段的にも味的にも良かったですよ。
ポチッ(^_-)-☆ありがとうです。
>>tomatoさん
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ
そうそう、こんな店先で商い出来るように施工してあるのが、
違和感たっぷりなんですよね。
昔の街並みを残したいのか、集客して観光客がごった返すのが良いのか、
街の人は葛藤があり、どっちともつかずのような。
ご当地ものは、食べないと評価さえ出来ないですから、
こんな時の楽しみにしています。
醤油のみたらし・・・・友人のガイドさんが言ってましたが、
お酒も造り酒屋を発見する都度飲んでますので、
ここに来て団子はNGでした。
応援ポチ(^_-)-☆ありがとうです!
手長足長も居ましたよね?
飛騨牛のお寿司も美味しそうですね!
ほうば味噌も有名ですよね
また行きたくなっちゃいました~
「飛騨の小京都」
聞いたことがありますが、炎クリさん、に言わせれば、ちょっと辛口の表現になるのですね。
妙に納得したり。
あまりにも観光地化すると、どこかに無理が生じたりするものですね。
それは別にして「飛騨牛」はおいしそう。
えびせんに乗るのも面白い。
しかしやはり、串焼きを行きたいですね。
紅葉マークのお酒で。
大応援団派遣\(^o^)/
こんばんは。(*⌒ー⌒*)
飛騨は行かれたことあるんですね?
手長足長・・・・・分りませんでしたが妖怪?
牛として但馬、近江、松阪の方が上かも知れないですが、
飛騨牛を、ご当地で食べるものは良いものです。
ジャムおじさんの意向で、あさ目覚めたときの「ほうば味噌」での、
白ご飯で食べる朝食・・・・それでなければ。
そんな意見で断念のようにもなりましたが、
真実は「飯」の気持ちが無かったのが、
食べなかった本当の理由です。
いつも(^_-)-☆ありがとうです。
>>にゃん太♪ママさん
いゃ~努力の賜物ですから絶賛ですよ。
>>英さん。
こんばんは。(*⌒ー⌒*)
辛口は端麗・・・・ワシの感じたことを書いただけで、
皆さんは、そうでもないかも知れないですよ。
肉は塊!
これに尽きるんですよね・・・
極薄に切って味が判るほどワシは洗練されてないですから、
塊でこその旨味が重要なんですよね。
人それぞれ人生色々ですけどね。
えびせんは、ユニークなアイデアだと思います。
情緒を省みなければ・・・・・。
応援団派遣(^_-)-☆ありがとうです。
牛肉、これは、やっぱり火を通したいだす
その方がお味が分かるかな~ってしじみは
思ってるだす 牛肉のお刺身の食べるだすが
やっぱり火を通した方が、お肉の甘味を
感じる気がするだす♪
お酒のお味で、これはこの人っていうの
よくわかるだす
ぷっちんだす
こんばんは。(*⌒ー⌒*)
飛騨牛のにぎり寿司も、また炙りになっているんで、
火は通っていると・・・・焼かないと駄目?
確かに、キッチリ焼いた方が味は判りますよね?
そうそう、一緒に呑んだことのある方は、
一発で判るんですが、
今更ながらですが、名物のつもりだった伊根の赤米の酒は、
ワシが感じる今のしじみちゃんとは合わせられないですね。
倉敷の「出意冷」は重なりますが・・・・
応援ぷっちん(^_-)-☆ありがとうです。