餡かけは冷えた部屋で‥‥ ～和蕎麦もラーメンも餡かけ～

和蕎麦の熱いバージョンと言えば、ワシのランキングでは「五目餡かけ蕎麦」がトップ３にはいるだろう。干し椎茸の出汁が融合しているところに旨みがあるし、蕎麦に絡む出汁も、餡かけ効果でイイ感じの蕎麦の風味と共に多めに味わえるのが、自称「餡かけ王子」のワシは最高だと思う。五目餡かけ蕎麦の具材は、椎茸・玉子・蒲鉾・ネギに生姜を利かせたようなものが大半だが、更に美味しい手段は無いだろうか？





蕎麦の純粋な楽しみ方なら「盛り蕎麦」や「ざる蕎麦」だろ？ってやんでぇ～～みたいに江戸っ子に怒られそうだが、有名な落語に「死ぬ前に一度は蕎麦をツユにどっぷり浸けたかったぁ～～」って、江戸っ子が息を引き取る場面がある。彼らは蕎麦は三分の一までツユに浸けるのが粋といい、そんな体裁を気にするあまり、自分の欲望を抑えて辛抱するのを面白おかしく表現したのだろう。



ワシは食べ物に関しては、一切の体裁を気にしない柔軟な考え方をするが、餡かけ蕎麦への角度を変えてみれば、餡かけつながりの方を広げていくのもいい感じだ。ジャンルが筋違いかも知れないが、ラーメン界の「天津麺（かに玉餡かけラーメン）」も漏れなく、餡かけと半熟卵と麺の醍醐味を共有出来る。



餡かけと半熟卵の醍醐味といえば、少々飛躍させて和蕎麦で「天津和蕎麦（かに玉餡かけ和蕎麦）」は、ワシの中でヒットだったし、それ以来リピートしている自分もいるのでお薦めだ。

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イイネ