▼ニノさんのピカレスク人物伝
世の中から色眼鏡で見られていた橋本龍太郎の真の人物像に迫る
「僕、一番最初が天城越えっていうドラマだったんですよ。
もういきなり主役の少年ですよ。
わらじをずっと履いてるから、その、親指と人差し指の間から血が出ちゃって痛くて、
どうしようか帰ろうか、
でも、このまんまこのトンネルをくぐって新しい世界に行こうか、
っていうところで悩むシーンっていうの。
こういった、ドリーで撮ってるんですよ、こうやって、レール使って。
これワンカットに、オレ3日かかったんですよ。
もう、だって、朝の、それこそ8時ぐらいから、もう日暮れるまでだから5時ぐらいまで。
これはね、もう衝撃でした。
(撮り直す理由は)でも、言わないです、監督も。
違う!はい、もう1回。ドン、はい、違う、もう1回。
で、主役は田中美佐子さんだったんですよ。
(田中さん)が、車の中でずっと待ってる。
で、それできなかったから、おまえが行って謝って来い、って言って。
あの申し訳ないけど明日になります、今日の撮影、すいません、つって、言って。
あれしんどかったな。
あれしんどかった。
放棄することも恐怖だし、続けるのも恐怖だし。
オレ自身の本心で言ったら、全然トンネルなんかくぐらないで帰ってたよ。
(笑)帰ってた。
もう、すぐ帰ってた。」
世の中から色眼鏡で見られていた橋本龍太郎の真の人物像に迫る
「僕、一番最初が天城越えっていうドラマだったんですよ。
もういきなり主役の少年ですよ。
わらじをずっと履いてるから、その、親指と人差し指の間から血が出ちゃって痛くて、
どうしようか帰ろうか、
でも、このまんまこのトンネルをくぐって新しい世界に行こうか、
っていうところで悩むシーンっていうの。
こういった、ドリーで撮ってるんですよ、こうやって、レール使って。
これワンカットに、オレ3日かかったんですよ。
もう、だって、朝の、それこそ8時ぐらいから、もう日暮れるまでだから5時ぐらいまで。
これはね、もう衝撃でした。
(撮り直す理由は)でも、言わないです、監督も。
違う!はい、もう1回。ドン、はい、違う、もう1回。
で、主役は田中美佐子さんだったんですよ。
(田中さん)が、車の中でずっと待ってる。
で、それできなかったから、おまえが行って謝って来い、って言って。
あの申し訳ないけど明日になります、今日の撮影、すいません、つって、言って。
あれしんどかったな。
あれしんどかった。
放棄することも恐怖だし、続けるのも恐怖だし。
オレ自身の本心で言ったら、全然トンネルなんかくぐらないで帰ってたよ。
(笑)帰ってた。
もう、すぐ帰ってた。」