どうも。
おはようございます。
今日はですね、先日3月1日に行われた僕が出る舞台、
白夜の女騎士の記者会見の模様もお届けしながら、
今の松本潤についてお話しをしていきたいと、そんな風に思います。
では早速始めましょう。
約30分間おつきあいください。
♪Dance to the music/Will I am
最近の僕の話としましては、
3月の頭にですね、それこそ舞台の記者会見もやりましたが、
3月の頭から映画を撮り始めております。
僕は妹に恋をする、という映画を撮り始めていましてですね、
もう結構挑戦的な現場ですね。
なんて言うんですかね。
今まで舞台とかドラマとか映画もやりつつ、
いろんなもので芝居とかをしてきたんだけども、
間の取り方とかその自分がやる芝居はですね、
意外に今までやってきたものとは違うものを求められるとこがあって、
っていうのが自分の、本当はね、
本当はっていうか、
今までやってきたテレビっぽい作りをしてるものってのは、
意外に間をたくさん取ってなにかをするっていうよりも、
テンポ良くどんどん進んでいくことが多いんですが、
今回の映画はですね、
本当に言いたくなった瞬間まで全然粘っていいというか、
間をすごく大事にして、
本当に思ったタイミングでしゃべることを求められたりとかして、
その気持ちが流れるまで時間をゆっくり使っていい、
っていうのは楽ではあるんだけど、
逆にそのたくさん間を取るということが怖かったりもするんですね、
実際やってると。
なんかその間でいろいろ動かなきゃいけないんじゃないかとか思うんだけど、
実際そのスクリーンとかになった場合、
映画館のスクリーンで観るとなった場合、
その大画面の中にカメラワークもあるし、
綺麗な映像とかも含めたりすると、
全然その間も気にならなくなるっていう意味もあったりとかして、
ま、監督がそういう手法をずっとやってきた監督だから、
っていうのもあると思うんですけど、
なんか新鮮な現場ではありますね。
公開はまだまだ先ですが、
ちょくちょく映画の話も今後していきたいなと思っております。
♪family affair/JOHN LEGEND&JOSS STONE,VAN HUNT
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<<記者会見の模様>>
皆様、大変長らくお待たせ申し上げました。
ただいまより、白夜の女騎士制作発表を始めさせて頂きます。
80年代に一世を風靡しました、
劇団夢の遊眠社の絶頂期の代表作とも言える戯曲であります。
劇団の主催野田秀樹さんがストーンヘンジ3部作の第1作として書き下ろした作品です。
クラシックの名曲ワーグナーの歌劇、
ニーベルンゲンの指環を下敷きにしまして、
大胆な書き替えを行った作品でございます。
第2作彗星の使者や第3作宇宙蒸発へと続きます最初の作品として1985年に発表、
上演をされました。
ワルキューレというのが意味するものは、
神々の王と女神の間に生まれ、神々のために闘う女騎士達のことなんです。
さ、そんな伝説的公演の名作白夜の女騎士が今年の5月、
20年ぶりに我々の前に蘇ることになります。
さ、この名作に挑みますのはBunkamuraシアターコクーン芸術監督でもあり、
日本が世界に誇る演出家蜷川幸雄さんです。
かねてから今作品をいつか演出してみたいと語っていた蜷川さんの願いが、
ついに実現いたします。
蜷川さんが野田戯曲を演出するというのは、
99年のパンドラの鐘以来2度目でございます。
人気実力を兼ね備えました豪華キャスト陣を得て、
野田秀樹さん独特の世界を蜷川幸夫さんが一体どのように演出するのか、
その期待と注目が集まっております。
さ、それでは大変長らくお待たせ申し上げました。
出席者の皆様方にご登場頂きます。
皆様、拍手でお迎えください。
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さあ、今聞いて頂いているのは3月1日に、
渋谷オーチャードホールで行われた原作野田秀樹さん、
演出蜷川幸雄さんによる舞台白夜の女騎士の記者会見の模様なんですが、
この日はですね、まあ緊張しましたよ。
聞いて頂いた通りこうぎょうぎょうしい、
司会の宮崎さんのご挨拶があり、
その後に出て行く、そして蜷川さんが出て行きの、
野田さんが出て行き、
オレが出て行く後にみんながバーッと行って、
なんて言うんですか、300人くらい報道陣の方がいらっしゃって、
その報道陣もいつもの顔の方もいつも知っている方もいらっしゃったんですが、
舞台系だったりとか、え?そんな方達も来るんだっていうような、
もちろんそれは僕目当てでなく、
野田さんとか蜷川さん目当てで来てる人達が多いんですが、
そういう舞台系の評論とかをしてる方とか、
そういう方達もたくさんいてですね、
非常に緊張しましたね。
ではここで演出の蜷川さんの挨拶を聞いて頂きたいと思います。
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まずは演出蜷川さんからお伺いしたいと思います。
久しぶりに野田作品を演出されることになった経緯、
今のお気持ちなどなどお聴かせ頂きますでしょうか。
よろしくお願い致します。
蜷川氏
「実は公演も見てるんですね。
その時は、さほどじゃないななんて公演を見て思ってたんですが、
戯曲を読んで戯曲はいいなと思いました。
で、いつかやりたいなと思って、野田さんにですね、
演出なんて好きなセリフの1行がありゃ出来るんだよって、まあ言いました。
で、ずっとそのセリフがいいなと思ったのが変わらなくて読み直してもよかったんで、
やろうやろうということになって。
で、全てはそっから始まるんですが、
それちょっと松本に読ませます。
ちょっと読め。
今、ちょっと読みますから。
咄嗟ですから。」
松本くん
「えー?えぇ~、はい、失礼します。
”人、それは空を飛ぶために4本の足から2本の足で立ち上がった動物だ。
四つ足の動物が空へと助走していく途中の姿だ。”
以上です。」
蜷川
「という、このセリフが好きで、よし、やるぞとこのセリフを中心にいきます。」
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えー、今聞いて頂いた通り、微妙な読み方をしました(笑)。
非常にまばらな拍手ありがとうございました。
いやー、急な話でね、本当にびっくりですよ。
なぜあそこでオレが読まなきゃいけないのか?っていう、
気に入ったセリフがあるんだったらあんた自分で読んでくれよって話なんですけど。
なぜか僕に振られ、えーと思いながら読んだ感じでございますが。
まあ、本当にね、本読んでもすごく難しい話で、
他の共演者の方とかももうやっぱりみなさんそれこそ勝村さんとか、
それこそ年配の方々ですら、
なんのこっちゃって思うような台本であるんですが、
まあそれが蜷川さんが野田さんの書いたものを汲んでより分かりやすいというか、
いろんな見方で蜷川さんらしい演出するんだな、
っていうふうに僕は思っているんですが。
まあ、こればっかりは始まってみなきゃわかんないなって感じなんですが。
すごく面白い会見でしたよ、僕の中では。
蜷川さんとね、野田さんがしゃべってるのはね、
本当になんだろう、
僕の中ではテレビに出てるさんまさんのバラエティを見ているような、
それぐらい内容の濃い会話が、
記者会見の時も聞けたなっていう印象が僕はあるんですけど。
どっちかって言うと壇上にいるっていうより、
僕も記者の人達の方にいたかったなって思うくらい、
なんか横にいてずっと話を聞いてて、
面白いなこの2人って思いながら会見も聞いてたんですが。
ま、この後も会見の模様をお伝えしたいと思いますが、
その前にここで1曲聴いてください。
♪thank you nation 1814/JANET JACKSON&DJ RESET
(CM明け)
今日はですね、5月7日から30日まで、
渋谷Bunkamuraシアターコクーンで上演される舞台、
白夜の女騎士の記者会見の模様をお届けしつつ進めております。
では続いて記者会見でですね、
取材陣の質疑応答のくだりを聞いて頂きたいと、そんなふうに思います。
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さ、それではここからは質疑応答の時間とさせて頂きましょう。
それではいかがでしょうか。
手を挙げて頂けますか、御質問のあります方。
質問者
「最近、非常に若い旬の方とお仕事されるケースとなってるんですが、
蜷川さんの若い方に対する期待っていうのは、
どんなところを期待されてやられてるのかということをお聞きしたいと思います。
で、あとは、松本さんに今回はいろんな形で蜷川さんの作品御覧になってると思いますし、
二宮さんなんかもおやりになってますんで、
いわゆる俳優として演出家の蜷川さんに対する持ってるイメージですね、
どんな演出家だと思っていて、
今回のそれと御自身はどういう魅力を引き出してもらえればいいな、
どういうところを期待されてるか、その点お願いします。」
蜷川氏
「若い人と仕事しようとすることで、
僕はドラキュラのように若い血を吸って生き延びようとするじじいということですね。
だから首から血は吸ってやると。
それと、誰でもいいと思ってるんではなくて、
テレビを見たり会ったり紹介されたりしながら優れてる連中はいないかなというふうに探してるわけです。
そういう意味で松本くんとは映画をやろうと思って、
映画はちょっとありましたけども、
いろんなことを考えて仕事をしたいなと思っていました。
それはまあ、二宮くんを映画の撮影をしたときに、
隣のセットでごくせんをやっていた松本くんや小栗くん達と会いまして、
そういうとこで紹介されて知り合っていく、
テレビを見て、そういうことで刺激をされたっていうことです。
ま、若い人と仕事をしながらいろんな戯曲の文体、
サブカルチャーだけではなくて、
サブカルチャーのふりをしている野田さんのように本格的なカルチャーと、
そういうことも含めてですね、
若い人達の自分達の感性の領域を少し新しい血で、
血を注入しながら彼らも育ってくれないかなっていう、
まあ、じじいならではの抱負もくっついてるわけです。」
質問者
「じゃ、松本さんいかがですか?」
松本くん
「あの、今、蜷川さんが自分はドラキュラだと言ってたんですけども、
僕はヒルかなと。
ヒルってこう血を吸うじゃないですか。
でも悪い毒素を全部抜いてくれるっていう意味もあったりするじゃないですか。
そういう役割もしてくれるじゃないですか。
その僕の中のいらないものとかを抜いて、
新しいものを取り入れられるようにしてくれて、
もちろんそれで新しいものをくれると思うので、それが期待してますね。」
**********
蜷川さんすいませんでした。
なんか、なんかこう蜷川さんがドラキュラって言ったことに対して、
なんかないかなと思って考えた結果ヒルだったんだよね。
ヒルっていうのはすごく僕の中で、
もちろん刺されたりすると腹立ったりするんだけど、
実際ね、本当に悪いものを全部抜いてくれるっていう印象があったり、
ちょっと怖い存在ではあるじゃない。
足とかにいきなりくっついてたりとかすると、
え?って思ったり、そういう印象とかもあるんですが、
あとは字が似てるんだよね。
蛭川さんですね。
蛭川くんっていうのは僕の中学にいたんですけど。
そんなことはどうでもいいんですけど。
そんな舞台ですよ。
これさ、よくよく考えると記者会見をラジオで流すっていうのはすごい手法だよね。
聞いてる人はびっくり、
いきなり聞いた人はびっくりするだろうし、
まあ、少しでもなかなかみなさんには聞いて頂けない、
こういう会見の模様を伝えられればと思って流してはいるんですが、
共演者もね、濃いんですよ。
共演者の方、鈴木杏ちゃん、勝村政信さん、杉本哲太さん、
山口紗弥加さん、持田真樹さん、濱田マリさん、高橋洋くん、
たかお鷹さん、立石涼子さん、六平直政さん、などなど出ます。
ねぇ、本当に濃いメンツで。
どうなるんだって話ですよ。
まあ、これは先の話でもいいんですけど、
現時点で僕が思うこととして言わせてもらうなら、
あんまり僕らがしゃべってることだけを追っていっても、
なにも残らなかったりすると思うので、
なんて言うんですかね、
そこで起こっていることを感じたり、
先を想像したりする必要は全体的にあると思うので、
あまり舞台を見慣れてない人とかはこれを機になにかそういう見方をしていくっていうのもありなんじゃないかなと、
そんなふうに思いますし、
20年前に野田さんが自分の劇団でやった作品を20年経った僕らが今やる意味ってのも、
たぶん今の僕らがやる意味あいってのもどっかにあるんだと思うし、
先ほど言ったとおり、
共演者の方もものすごく年齢層が幅広かったりとかするので、
いろんな世代の人達が集まってる中で表現できるものにしようと、
たぶん蜷川さんは思って、
それこそ僕とか杏ちゃんとかみたいなすごく若い人間から、
たかお鷹さんとか立石さんとか六平ちゃんとかみたいな年配の方を揃えて、
たぶんなにかひとつやろうというんだと思うので、
もうそうなるとそれこそ僕なんかも野田さんの書いてる戯曲の裏にある設定とかそういうのって実は全然わかんない、
勉強しないとわかんないことなんで、
それはなんて言うんですかね、
見に来るお客さんが全員勉強してから来てくださいっていうことを言えるようなものでもないし、
その辺は見ただけでなにかを感じ取ってもらえるものにしなきゃいけないなと逆に思うので、
その辺は僕らの感覚で僕とか杏ちゃんとかの若い人間が思う感覚で進めていければいいなと、
そんなふうに僕は思っております。
是非皆様、5月7日から30日まで、
渋谷Bunkamuraシアターコクーンでやっているので、
見に来る方は是非楽しみにして欲しいと、そんなふうに思います。
チケットの方も限られておりますが、是非こう御期待。
てな感じでございます。
ではここで1曲聴いてもらいます。
リクエストが来ていたという理由もありますし、
久々だなと思ってなんて言うんですか、
この3月の卒業シーズンということも踏まえて、
嵐のPIKA☆☆NCHI DOUBLEをかけたいと思います。
♪PIKA☆☆NCHI DOUBLE/嵐
♪サクラ咲ケ/嵐
ここでインフォメーションでございます。
C1000タケダ飲んでますか?
8×4シュッシュしてますか?
また3月28日ですね、世にも奇妙な物語、
僕がお邪魔させて頂きましたんで、
イマキヨさんというタイトルのちょっと怖いけど、
ちょっと面白い話をやるので是非そちらの方も楽しみにしてて欲しいと思います。
では、また来週聴いてください。
お相手は嵐の松本潤でした。
ばいばい。