5月も中旬を過ぎていよいよ気温が上昇してきました。 この一週間は毎日25度を遥かに超えて、30度まで上昇した地域もあったようです。 日中は半袖短パンで十分過ごしやすい。 今年の夏は例年通り猛暑を覚悟しないといけないでしょうね。 この大震災で電力供給量に問題があるようですが、真夏に節電といってもなかなか難しいですよね。 夜はぐっすりと睡眠できるためにはエアコンは必須です。
夜安眠できないと、猛暑の日中でまともに仕事ができないでしょう。 自動車工業会は7月~9月の3ヶ月間の休日を土日から木金へ変更して電力の安定を維持するようですが、これって本当に木金が正解なんだろうか?
むしろ、土日は企業の電力量は少ないと思いますが、サービス業など(特に娯楽施設など)は電力量が大幅に増大しますよね。
それはともあれ、大手自動車メーカーは休日を変更しても問題ないと思いますが、それに伴う関連企業は大迷惑だと思います。
そもそも、土日休日に沿って、学校、幼稚園、飲食店なども運営されていて、土日に仕事となるといろんなことで問題が多発します。
特に問題なのは幼児や小さな子供がいる家庭でしょうね。 専業主婦の家庭ならいざ知らず、ほとんどの家庭は共働きですし、土日の子供の世話をどうするのか? 逆に学校や幼稚園を平日休日にする訳にもいかず・・・(当然ですよね、ほとんどの企業は土日休日が基本です)これが原因でいろんな事故や事件が発生することも懸念しないといけないでしょう。
また、関連企業も自動車部品だけを生産している会社ならともかく、ほとんどはいろんな製品(自動車以外)を多種に渡って生産しているところがほとんどです。 一方の取引は土日休日、一方で木金休日となると結局休日を取れなくなる社員もかなり居ますよね。
これは本当に大問題です。 その点をほとんど考慮していない今回の休日変更はまさしく自己中心的な処置だといっていいのではないか。
以前にも休日変更を実施したトヨタでしたが、結局、途中断念した経緯がある。 やはり、世間の常識を覆すような対応は結局は従業員だけではなく、他の関連企業、それに伴う学校や保育園、飲食店からサービス業各種からのブーイングがかなり多かったためだったようです。 物流についても土日は特に8月の夏休み中は通常では渋滞しない道路でも大渋滞が発生して、部品が届かないことになり、生産を停止する羽目になったこともあり、本当に土日稼動がいろいろな問題を押し切ってでも実施する価値があるのであろうか?
僕には理解できないな~・・・。 もっと賢い対策もあるのではないだろうか?