GWも残り２日となった。 ニュースでは帰省ラッシュの情報、渋滞情報などがTVではライブ中継で伝えている。 空港の様子は出国、入国の映像や旅客者のもインタビューをしたりして空港の様子をライブ中継している情報番組も多い。 ただ、高速道路や各地の渋滞情報はある程度参考にはなるかもしれないけど、実際に旅行者や帰省する人にとってはどれぐらいの時間が掛かりそうなのかの目安程度にしかならない。 渋滞だからと言ってもその時間を避けて予定を変更することはそんなに簡単じゃないし、その日に帰宅しないといけないなら逆算して帰省時間を決めることになるので、いくら深夜の時間帯に渋滞が緩和されると言っても、その時間に合わせることが出来る人はそんなに多くない。 こうして考えるとやはりGWなどの連休を各企業で変更することも今後は検討する必要もありそうだ。 これは相当難しいことには違いないけど、もっと言えば、長期連休をもっと長くすることも検討した方が良いかもしれない。 ヨーロッパなどドイツでも長期連休は２週間、３週間は当たり前になっている。 何しろ、年次有給休暇は年３０日取得できるのは当たり前だし、それを企業側も積極的に取得できるような勤務体制を作っているからだ。 バカンスと言う通りに、日本では考えられないぐらいに休日を楽しむ国民性だけではなく、国家として制度をしっかりと作り出しているという点でも日本はかなり遅れている。 先進国とは名ばかりの日本の就労に対する意識を変えることが出来るかは国だけではなく、企業が率先して社員の充実した休日が過ごせる取組をする必要があるだろう。 残業が当たり前、休日出勤が当たり前の大手製造業などももっと社員のプライベートな生活が豊かになるシステムや制度を構築する必要があるだろう。 過労なんてものはもってのほかだし、サービス残業なんて言葉が出来るほど日本の企業は仕事に対する意識が低すぎるのだ。 社員を会社の私物として考えて居る傾向があり、人間として扱うという当たり前のことをおろそかにしてきた日本の企業はこれから社員の意識改革が進むにつれて世界との競争に勝てないかもしれないと思う。
最近になってサービス残業などの無給時間に対する意識が高まって来ているけど、実際の職場では会社は世間に向かってサービス残業などの禁止などを唄っているけど、結局はタイムカードを押してから仕事を継続して続ける人も居るし、休日でも会社に出社して無給で仕事をする人も少なくない。 実体調査をすると、本当にタイムカード通りに出社、退社をしている社員は意外と少なく、特に朝の出勤時間などでは就業時間前に朝礼が行われていたりするのも当たり前になっている企業がほとんどだ。 本来なら朝礼、着替えも含めて仕事であるはずであり、通勤時間も実際には仕事中の規定だ。 通勤時に交通事故にあった場合にも労災が適用される。 これは会社に行くための行為であり、実質的な仕事として扱われるからだ。 ましてや、朝の朝礼、昼休みなどに昼礼なども含めて、就業時間内にする必要があるのだけど、休憩時間に行ったりしていることも当たり前になっている。 販売店などのサービス業でも本来は休憩時間は完璧に仕事をしない時間であるはずだが、実態はまったくそうではなく、休憩中に客への対応を当たり前にして居たり、閉店後の雑用を無給ですることも当たり前になっていることがほとんどだ。
それは会社のおごりであり、社員は会社のために働く事が当たり前だと捉えている企業がほとんどだからだ。 給料を貰うのだから仕事を熟すのは当然だろう。 しかし、就業時間が明確に規定されている以上はその規定をしっかりと厳守することが企業の責任でもあり、逆に仕事をしてもらってくれているので会社は存続しているという意識が大切だと思うのだ。 社員無くして企業はあり得ない。 いくら立派な企業でも社員が居ない以上は成り立たないのだ。
さて、まっ、私にはあまり関係ない仕事の話だったけど、就労時間に拘束されている時間が日本人は長すぎるのだ。 通勤時間も含めて、給料を支払う仕組みが大切ではないかと思う。 通勤時間が往復で２時間なら会社の就業時間は６時間。休憩を入れて７時間で８時間勤務とするような制度が必要だろうと思う。 実際に片道１０分程度で通勤出来る人も片道２時間掛かっている人も同じ就業時間を設定するのは労働時間として捉える時には違法だろう。 何しろ、通勤時間も労災の適用を受けることができるなら、当然、通勤時間そのものが就業時間という位置づけにならないとおかしいのだ。
さて、今日、明日は絶好の好天気だ。 何もしないで家でのんびりと過ごしているのはあまりにも勿体ない。 今日はグロムで出かけることにしよう。 昨日も少し買い物に出かけたときにはバイクでツーリングする姿を多く見かけた。 昨日に比べると気温も高いし、天候も申し分なしだ。 梅雨が来る前に乗れる日にはしっかりと楽しみたいと思っている。