青森県八戸市の路上で小学六年の女子児童が切り付けられた事件で、県警は十三日、殺人未遂容疑で市内の中学に通う男子生徒(14)を十二日夜に逮捕したと明らかにした。
このニュースを見てさすがにびっくりした。 14歳(中学2年生だろう)が無差別殺人(実際には未遂に終わった訳だけど)をする世の中になったのだ。 動機は「誰でも良かった、人を殺したかった」と供述している。 この動機はこれまでも無差別殺人の犯人の動機と同じだけど、中学生がこの動機で実際に小学生を殺すつもりで刃物で襲うのはどのような意思が働くのだろうと思う。
これまでも様々な犯人像が浮かび上がるけど、最近では通り魔もそうだけど、名古屋大学の女子学生が知り合いを殺害した事件は愛知県の地元に住む私としては相当な驚きでもあった。 さらに、この女学生は高校時代にも同級生に薬物を飲ませて殺そうとした事実もあり、どの年齢から人を殺したいという意思があったのだろうか?
この女学生の親は自分の子供が殺人を犯すかもしれないと言うことを認識していて、医師などにも相談していた様子だった。
今回のこの中学生の親は果たして自分の子供が人殺しを望んでいることを知っていたのだろうか? 何かそうした思想を感じ取っていなかっただろうか?
当然だけど、周りの同級生達もこの生徒の言動や行動などからもそうした事件が起きる可能性を感じていたのではないだろうか?
こうした殺人を望ん居るような人間の挙動はある意味ではまともではないはずである。 何かしらの発言や行動があるのは確かだろうと思う。
それにしても、最近はこうした重大な殺害が後を絶たない世の中になってきた。
京アニのような数十人にも及ぶような殺人事件なども含めて、あまりにも簡単に殺人を実行する人間が出現するような社会になったことは日本人としても情けない思いである。 どのような教育や育った環境があるのか? どんなDNAがこうした殺人を平気で実行するような人間を作り出すのだろうか? 果たして、人間はこれほどまでに愚かで、情けない物なんだろうか? いったい、そんな要因がこんな人間を作りだしてしまうのだろう? どんな理由があっても、まったくの他人を平気で殺害するような感覚は人間には無いと思って居たのだけど? まるで、感情が無い生き物としか思えないではないか?