私は筋トレを習慣として継続している。 一般的なスポーツとは違うのは承知だけど、スポーツとは違って、一人で身体を鍛えるには筋トレや有酸素運動は手軽だし、特に筋トレは有効な健康維持効果が在る。
これは、筋トレ効果などをネットで検索するか、そうした書物を読めば、いかに効果的で、その副産物は若さを保つ効果や、精神的にも良い効果があることは明白だ。
さらに、言えば、筋トレの経験は仕事でも効果的な応用が利くし、ストレス解消にはもってこいの運動であることも証明されている。
その、筋トレだけど、トレーニングをすると免疫力が上がるのか??
新型コロナ感染で良く言われる免疫力を上げる効果・・・云々・・・。
正直、身体を鍛えることで免疫力が上がることは無いだろう。 体力事態は確かに上がるし、疲労に対する対抗力も向上するだろう。 しかし、免疫力となるといささか違う。 逆にトレーニング後は免疫力が低下している状態だ。 疲労状態の身体は免疫力は低下している状態で、風邪なども引きやすい。 花粉症もひどくなる傾向がある。
トレーニング後はしっかりと食事を取り、しっかりと休養をして、身体を元の正常な状態に戻す必要がある。 これが無いと、トレーニングしても疲労感と倦怠感が残る状態が続き、逆に健康維持が出来ない状態が続く。
筋肉の疲労をしっかりと養生して、回復させることがトレーニングの最大の効果なのである。 食事や睡眠が十分に取れない状態でトレーニングを継続することはそれ自体が逆に身体を弱くすることになるのである。
適度な運動は必要だし、それ以上に大切ななのは、バランスの取れた食事と休養だ。 疲労やストレスは動物の身体に与える最も脅威になる要素なのである。
疲労やストレスから来る病気がいかに多いのかを知ると、全ての病気の要因は疲労とストレスが最大の原因だと言うこともある意味では間違いではない。
何処かの医学者が言っていたけど、免疫力を高めるのはワクチン以外の物は存在しないらしい。 これまでも、幼い頃から日本や海外でもワクチン接種は義務化されている程に今では慣習化している。 麻疹、風疹、水疱瘡などのワクチンを接種しているので、今、日本ではそうした感染症にかかる人は皆無に近い。 新型コロナ以上に感染力が高い麻疹などはこのワクチンがなかったら、新コロどころの騒ぎではない。
コレラも同じだろう。
免疫力とは体力でもないし、体型が大きいとか、筋力が有るとかとは全く関係なく、ウイルスや細菌に対する抵抗力の問題で、何かを飲んだからと言って、免疫力が向上することはない。
健康的な生活習慣こそが免疫力を向上させる唯一無二のものである。
必要な運動とバランスの取れた食事、十分な睡眠。 これこそが最大で唯一の生命維持に必要な体力だと言える。
筋トレと同じである。 身体を鍛え、必要な食事を取り、しっかりと休養を取る。
このサイクルがバランスを取ってこそ、筋肉肥大が実現して、より理想的な体形を手に入れる事が出来る。
スポーツも同じだろう。 アスリートが一番大切にしているのは食事管理と休養である。 これはトレーニング内容以上に大切な要素で、トレーニングが3割、食事が4割、休養が3割の割合だと言っても過言ではない。
私は筋トレも当然だけど、しっかりとワークアウトするつもりでトレーニングしているけど、食事や休養とのバランスを考慮して、自分が出来る食事、休養の質を考えるトレーニング内容も大切だと思って居る。
無理をしない筋トレが大切な理由は、トレーニングの負荷に見合った食事や休養を取れるのか?? トレーニング内容と食事、休養のバランスは合致しているだろうか? そうした事を考えながらその日のトレーニングをどの程度の負荷で、セット数やレップ、トレーニング部位なども身体の調子を見ながら無理が無い程度で終了することも大切なマネージメントだと思って居る。
我武者羅に高重量をギリギリまで上げる事が質の高いトレーニングとは違うと思って居る。 これは、特に私のような高齢者には大切なことで、筋肥大を目指すのは当然だけど、それ以上に怪我や疲労を軽減し、少しづつ身体を作っていくことが目的の方が効果的だろうと思って居るのである。
免疫力は精神力とも繋がっている。 身体は肉体だけではなく、精神的にも健全な意識が大切だ。 意欲や向上心、夢や希望、愛、恋、野望、さらに愛情は大切な肉体的な健康を維持するうえで欠かせない要素なのである。
筋トレを習慣化しても、義務化してしまったら意味がない。 トレーニングはモチベーションが大切で、嫌々しても逆効果である。 だから、やる気が無い時にはあっさりと休養日にする方が身体には良い効果が在るのである。
無理をしない筋トレとはこうした意味で私は決してやる気が無い時にはトレーニングをしないことにしている。