昨日と今日で家の中にあった不要な物(押し入れにはほとんど不要な物で一杯状態だった)を全て廃棄した。 特に服、毛布類。 昔の子供のおもちゃなど。 さらに、教科書、プラスチック製の物など。 キャンプ道具(子供が小さい時にはキャンプにも何度も出かけた)もいろいろと出てきた。 さらに、プリンターやパソコンなども押し入れに入れっぱなしで、処分する機会が無かったのである。
市の清掃センターにはこうしたOA機器も持ち込むことができ、無料で引き取ってくれるので助かる。
断捨離と言う言葉は沖正弘が提唱したヨガの思想らしい。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは異なるものとされている。
実際に、不要な物をバッサリと捨てることは、精神的な解放感がある。 不要な物の定義は自分自身が決めることが出来る。 自身にとって不要な物。
それは、ミニマリスト・・・に通じる?? かもね。
ミニマリストとは、不要な持ちものを減らし、本当に自分に必要なものだけで暮らす人、つまり「持たない暮らし」「ものにとらわれないシンプルな暮らし」を実現している人 のことを指します。
私たちは欲しいものがあれば、いつでも何でもお金で買うことができます。
それはとても幸せなことですが、ものが増えれば収納するスペースが必要になる、整理する必要がある、探しものが増えるなど、気が付かないうちにものにとらわれて生活していることも事実です。
ものにとらわれることなく、身軽に、本当に必要なものだけを大切に使う。
もの以外の豊かさを追求したいという思想が生まれ、その考えに共感する人が増えてきた傾向がある。
それはとても幸せなことですが、ものが増えれば収納するスペースが必要になる、整理する必要がある、探しものが増えるなど、気が付かないうちにものにとらわれて生活していることも事実です。
ものにとらわれることなく、身軽に、本当に必要なものだけを大切に使う。
もの以外の豊かさを追求したいという思想が生まれ、その考えに共感する人が増えてきた傾向がある。
このミニマリストは究極の断捨離かもしれない。 ただ、現代社会で家族を持ち、家庭を築く必要がある者にとっては、このミニマリストでは居られない事情はあるのだ。
断捨離の意図は、ミニマリストのような極端な物質排除とは違うと思う。
最低限の必需品は現代社会では必要だ。 例えば、エアコンもそうだろう。
真夏の気温は近年では38度を上回るような日が連日続く。 部屋の中でも35度を超えるのは当たり前で、エアコンなしでは今の日本の生活は成り立たない。 さらに、冷蔵庫、パソコン、スマホなども必需品だ。 これは緊急時や天候などの情報を早期にキャッチして、然るべき対応をするためにも、IT系の情報は必要不可欠だろう。
断捨離のポジティブな部分は、必要以上の服や必要以上の家具、必要以上の日用品、食料品、その他の装飾品や趣向品などを必要以上に準備して買い溜めるような姿勢を無くす事だ。
特に、洋服や下着などに関しては、2,3年も着ていない箪笥の中の洋服などは処分することが必要だろう。
少なくとも、2年間触ることがないような物は凡そ、5年から10年以上も使うことはないのが実情だ。
さらに、子供の幼い頃のおもちゃや毛布や幼児服なども思い出として残しておきたいと思うのも理解できる。 しかし、そうした物を保存するスペースには限りもあり、さらに、それらを良い状態で保存するのは難しい。
中元や結婚式の引き出物などのタオル類や食器類など。 これらは、おそらく高級な物と言う意識があるので、すぐに使用することなく、箪笥の奥にしまい込んでいる傾向が強く、 箪笥の中はこうした使うことも無い物が占領することになる。
今回、この2日間で断捨離をした経験からして、タオル、毛布、食器などが大量に押し入れに入っていた。 今回ははその7割を箱から出して、今使用している物と差し替えて、使用することにした。
中でもタオル類は箱に入っていても、カビなどの発生がある物もあり、結局は大切にしまって置いたものが意味なく廃棄する結果になるのである。
今回はある程度は整理、整頓が出来た。 しかし、これが数年すると再び同じように物が増えて、不要な物で溢れることになり勝ちだ。
今後は、最低でも2年間隔で断捨離(無駄な物と必要な物を選択して廃棄、保存する)をして、常に無駄な物が無い状態を保てればいいのだけど。
今回も、特に妻などは、どうしても過去の思い出に捕らわれる傾向が強く、どうしても意味のない物を残すような姿勢になるのだ。
思い出も大切だけど、それは写真とか、動画とか、さらに、手紙や絵などの最低限の物に限定して保存することが大切だろう。
それ以外の物質的な物は場所的な問題もあるし、保存する状態の問題もあるので、長期的な観点から残す物と廃棄する物の選定が必要だろう。
今日でほとんどの無駄な物を廃棄することが出来た。
次男(結婚して別世帯である)の部屋を整理して、フラットベンチ、ダンベルセット、Wバーなどを移動して、トレーニングルームを確保することが出来た。
長男の部屋へ、長男の持ち物であるキャンプ道具を全て移動させることが出来たし、これから、長男は無駄なキャンプ道具の選別をして、要らない物を廃棄、或いは売り払うことをすることになる。
そもそも、必要なそうした道具類も断捨離して、重複するような物を廃棄することで、出し入れし易く出来るし、見た目にも快適な環境になるのである。
この3連休で一定の断捨離が完了できたのは良かった。
精神的にもストレスが無くなったし、これからは物を購入する時でも、本当に必要な物かどうか?? そうした判断をして物に対する価値観を持つような思考が必要だと実感している。