検察官定年延長法案の強引な可決を決めようとしている自民党「現内閣であり、安倍政権」の野望や暴走が顕著に表れている事態だろう。
その時の内閣が国の正義を守る最高責任者の在位を3年間延長する権限を有する法案は今後の日本の法治国家としての信頼を完全に失う法案になるのは明らかだ。
これは、単なる日本の事では済まない。
日本の政治家が、国家の法制度を歪曲することが出来る法案である。
これを、国際的な観点から見ても、もはや、日本は海外からも信頼される国としては妥当性が無いのは明らかだろう。
この法案が可決したら、日本は海外からも相応の対応がされるだろう。
何しろ、その内閣に反旗を上げるような検察トップなら「延長をしない」内閣に忖度する検察なら「延長を認める」。 そんな個人的な恣意が罷り通るような法案事態がすでに、憲法違反なのは明らかだろう。
安倍首相は、黒川氏の定年延長閣議決定後に、これまでの政府見解との違いを指摘されると、突然「法解釈を変更した」と発言。これを受けて、法務省や人事院などが「慌ててつじつま合わせに走る」(立憲民主幹部)というドタバタ劇もあった。しかも、検察内部からも「検察への国民の不信を招く」(有力検事正)などの意見が出るなど、現場からの反発も目立った。
自民党幹部からも、この法案に対する反対意見も多くある現状で、無理やりでも法案を通すような安倍内閣はあまりにも無責任である。
安倍首相は何かに取りつかれているのでは無いか??? 誰かに洗脳されているのではないか?
そんな気がしてならない程に、明らかに脱法と言えるような法案を当たり前に可決する姿勢事態が恐怖さえ覚える。
この先、この安倍首相が独走する政治を続けたら、日本は世界的にも信頼を保つことが出来ないし、当然だろうけど、国民は日本の将来や、日本がどこへ行くのかも分からない独裁者の意のままに操られる国家の中で息の根を止められるような独裁政治に突き進むのは明らかだ。
中国や北朝鮮の独裁国家を批判している日本だが、今後は、逆にそうした批判を世界から受ける事になるような法案が罷り通る様相を見ると、将来を担う若者達には本当に申し訳ない気持ちで一杯である。
この独裁政権を支持した国民は他でもない、我々の選挙権である。 自民党が何となく良さそうだから・・・(こうした何となく、他にはないようだから・・)と言うような、無責任な日本特有の平和ボケ精神は、間違いなく日本の政治を独裁政治へ進ませる最大の癌気だろう。
国民はもっと、真剣に将来を考える人間になる必要が求められる。
政治家を選ぶ事は、この国を作る事に直結することを肝に銘じる事が絶対的に必要だ。
今回の法案も、結局は、安倍内閣を支持した人々が作ったと言っても過言では無いのだ。 自民党を支持したすべての有権者がこの事態を真摯に受け止める必要がある。
単なる、根拠のない安心感や、他にはないだろう・・・的な安易な意識で票を投入するのは、あまりにも無責任である。
仮に、他に無くても、一党独裁の内閣が、どれほど危険な政治を追行するのかを見抜けないような有権者なら、票を投じることは、逆に日本の腐敗、破壊、破綻の手助けをしている事と同一である。
中国や北朝鮮を批判しているような場合じゃない。 自身の日本が今はそうした独裁政治であることをもっと、しっかりと見極める事こそ、未来を築くために必要な努力であるのだ。
声を上げることはとても大切な事である。 前にも書いたけど、新型コロナの影響、で、深刻な状態に対する給付金の当初の対象を、全世帯所得制限無しで一人10万円の給付に変えたのも、国民の声が届いた形が実現したのだ。
こうして、政治に対する不正や不当な政策、法案、などに対する国民の声を声高にする姿勢は国民の義務と言っても過言では無いだろう。
私達は政治家を選ぶ権利があるのだ。 その権利に対して、我々が選んだ政治家を選択後でもしっかりと見極める事も可能だと言うことが、声を上げる事で、その政治を国民の民意を反映する政治に転換する事が可能なんだと言えるようにすることが大切だろう。
仮に、今回、この検察官定年延長法案が法案通りに可決した時には、国民は是が非でも撤回するような行動を起こす必要がある。
これは、香港のあのデモを見たら、いかに国民が正義を貫ける意思があるかを問われるのだ。 今こそ、その国民が、正義に対する姿勢が世界的にも注目されるだろう。 このまま法案が成立したら、日本の国民は、世界でも最低の民主国家になり果てる。 もはや、日本には民主主義は存在しないと言うレッテルを世界が付けるのは、間違いない。