summer diary

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梅雨明け秒読み

2021年07月16日 | Weblog
 いよいよ梅雨明けである。 明日は梅雨明け宣言が出るだろう。
今年の梅雨は梅雨入り後はあまり雨は降っていない。 この1週間で豪雨、土砂崩れなど、極端な雨が降り続き、結果としては雨が多い梅雨になった。
水不足の心配はなさそうだが、近年のこうした極端な雨の降り方はやはり温暖化の影響だと言えるだろう。
その温暖化は二酸化炭素の排出量の増加が原因だと言われている。 この二酸化炭素は本来なら、地球環境の中で中和されることで、地球を覆う成層圏(空気の層)にこの二酸化炭素が覆い、太陽熱を分解する事が出来ない(限度を超えていて、分解する能力が追い付かない)状態になることで、地球の温度が上昇することだ。 所謂温室効果ガスとなって、地球の大気が太陽光の熱を排出する以上に熱を籠らせる原因と言う説。
地球温暖化に対してはいろんな論文があり、この人間が出す温室効果ガスだけではないと言う見解や、そもそも、太陽自体の活動の変化であるなど、地球のこの高温化の変異を説明するには十分な資料はないのだ。
しかし、どんな理由だろうと明らかに地球の平均気温は確実に上昇している事は明白な事実である。

先に二酸化炭素が覆いと書いたが、これはあくまでも地球温暖化の要因が二酸化炭素も貢献していると言う観点から述べたのである。
ただし、これも本当に要因する事が出来るのか? はまだまだ研究は進んでいない。 水蒸気の方が遥かに影響が大きいと言う説もあるし、地球の気温の上昇より後から二酸化炭素量が増していると言うデーターもある。 
なので、単なる地球温暖化を抑止する手立てとして、二酸化炭素の排出量を減らすことで、気温上昇を抑える事が出来るのか? と言う疑問も残る。 

しかし、少なくとも、感覚的に捉えると、間違いなく、人間の経済的な活動で排出される二酸化炭素量は明らかに増加しているし、さらには二酸化炭素を分解する自然が減少している事も明白だ。 
牛が出すゲップが原因何て言うような意見もあるほどだ。 しかし、それもある意味ではただの当てつけだろう。 
経済を優先する人々は二酸化炭素ではなく、地球自体の活動の問題だとか、太陽の活動の問題だとか、そもそも宇宙レベルでの活動の変化であると主張する。 どんな理由なのかよりも、今、現実としてこうして地球の気温が上昇している事の現実を見つめ、今後、これに対する対策をどのようにするのか?
このままの変動をただ眺めているだけなのか?
もちろん、人間がこうした宇宙的な普遍的な活動に何か変化を与えるような力があるとも言えない。 しかし、少なくとも、例えである。 二酸化炭素がその要因の一部出あるだろうとする予測があるなら、少しでもその影響を取り除くことに努力することで、この地球に人間が生存する事が可能な環境を作る手立てになる。 
想像する限り、今後数百年先には人間はこの地球で生存することは相当に厳しいだろうと思う。 
温暖化もそうだけど、それに伴う地球環境の変化により生活レベルは失われるだろう。 さらには、ウイルスが猛威を振るい、空気そのものが人間に取っては害悪となるような状態が来るかもしれない。 
一部の人間は恐らく住める環境にあるかもしれないが、それは単に富豪や一部の上層部の人間ではない。 そもそも、経済的な安定が崩れ、これまでの経済循環が破綻した時点で、これまで繁栄していた世界的な企業は全滅する。
逆に、未開の地で生活している先住民やアマゾンの奥地の原住民などは生存する事が可能かもしれない。 
少なくとも、今の先進国や途上国も含めて、現在の生活レベルは完全に覆る日が来るだろう。 

今あるこの生活は恐らくだけど、数十年先、数百年先は完全に姿を変える日が来るし、人間は生きる事自体が不可能な地球環境が訪れる気もする。