東京オリンピックの競技は連日TVで見ている。 見ていると言っても、全種目、全時間ではない。 それでも、結果はネットやニュースで確認している。
その中で、今回のオリンピックでメダルは確実だと思っていた選手が意外とメダルを逃す結果が目立った。
バトミントンの桃田もダメだったし、福島、広田 のダブルスも4強入りを逃し、さらに高橋、松本組も敗退。 混合ダブルスでも渡辺、東野組 は3位決定選へ望みをつないだ。
現在試合をしているシングルの奥原も4強は難しい状況で、おそらくこの試合は負けるだろう。
これまでの大会や国際大会でも上位を掴んできたが、この東京オリンピックは他の国は相当に日本の選手を研究してきた様子だ。
特に中国の選手は相当に強化してきた感じを受ける。
まっ、オリンピックは通常の大会とは違い、これまでの世界ランキングは参考にならない事が多くある。
卓球は混合ダブルスでは、あの中国を破って金メダルを獲得したが、個人では伊藤は3位で終わった。 メダルは銅を獲得したが、伊藤は99%悔しい思いの方が強いのだろう。 さらに、石川佳純 も今回はメダルには届かない。
さらに、あの張本智和と丹羽孝希も敗退 した。
卓球はまだ男女の団体戦も残っているが、今回はメダルは難しいと実感している。 それでも、混合ダブルスでは中国を打破した事は、日本の卓球の歴史を塗り替えた素晴らしい結果である。
勝つことが全てではない。 負ける事も人生には良い結果をもたらすことも多々ある。 全力で挑むことが出来た事が何より大切な宝だろうと私は思う。
誰しも結果を重視することは当然だけど、それは人生のほんの一瞬の出来事で、まだまだ人生は長く続く。
もちろん、メダリストとう称号を名乗る事は出来ないかも知れない。 でも、それも単なる一時期の結果論である。 人間としての人生を考えた時には、少なくとも、自分が全力で挑んだ事はその後の人生を豊かに出来る宝となることは間違いない。 どんなことでも、それはスポーツに限らず、全力で挑んでいるその瞬間こそが自分の人生の大切な歴史なのだと私は思う。
私も若い頃にはサーフィンやウインドサーフィンに没頭していた時期があった。 それは25年間続けていて、その時の自分の情熱や全力で挑んでいた自分が好きだ。 そうした経験は今の人生にどのような影響を与えているのかは分からない。 ただ、自分の人格形成や正義への定義、人生の幸福という定義、さらには今後の人生を豊かにするために必要な情熱など、そうした生きて行くために大切な物を得てきた気もする。
今はギターに没頭している。 さらにはトレーニングも継続していて、身体の健康維持も意識している。 これは何かに没頭して、全力で物事に集中する力を得てきたことで、今は全く違う物でも同じように情熱を持てる自分が居るのだろうと思う。
これからもまだ人生は続く。 今後も自分に正直に素直に生きて行きたいし、それが私の人生の生き方である。
いろんな物欲も多々あり、所謂、悟りなどと言うような高尚な領域とは到底かけ離れている人生かもしれない。
私はいろんな事を経験してきて、それこそ、ウインドサーフィン、水彩画、油絵、銅版画など、バイク、ギター、筋トレなど。
その都度、いろんな道具を揃えて来た。 そうした出費は相応に必要だったし、若い頃は服にも拘った時期もあり、バイト代を全て服に変えていた時期もある。 さらには、友達との会食や飲み会、その他の歓楽街での楽しみなど。
凡そ、若い人が経験するだろう事はしてきた気もする。
これまでの人生で後悔が無いことなんてありえない。 無駄な事だと思えるような事も多々経験してきたし、つい今年も国産手工ギターを購入したけど、3か月足らずに売却して、無駄な出費をしている。
今後もこうした経験は繰り返すだろう。 それでも、それは自分を納得させるためにも必要な物だったと思って居る。
何よりも、実際に自分で経験する事以上に人生を発展? させるものはない。
実生活に支障を来すような事でなければ、それは可能な限り経験することも大切な事だろう。
今はギターに専念しているし、今後、ギター以上に時間も費用も情熱も注ぐことが現れる気もしない。
今はジャズをマスターしたいと思っているので、フルアコを買おうかと考えているけど、今は今年購入したエレキギター(ソリッドギター)で練習しようと思う。 今後2年間でクラシックに全力で取り組み、自分が思っているレベルまで到達させることにしたい。 それからジャズ、フラメンコ、ポピュラー曲などのソロを練習しようと思う。
まだまだ慌てる必要はない。 まだまだ人生は続く。 ギターはそうした意味では死ぬまで続けられるものだ。 人生の最後まで自分のギターをレベルアップする時間があるのだ。
今日も休みなので、午前中からしっかりと練習をしよう。