梅雨の末期はいつも豪雨災害が発生している。 去年もその前の年も豪雨で多くの家屋が水に浸かり、土砂が流れ込んで、死者もでるほどの災害が発生している。 今年も熱海の土砂災害も、中国地方、九州地方の豪雨災害がある。
この時期は梅雨前線が日本列島に停滞し、長く雨が続く。 近年は気温の異常な上昇もあり、局地的な激しい雨が降り続くようになった。
昔の梅雨時はしとしとと長く続く雨、湿度が高く、毎日曇り空というイメージだった。 近年は日差しがキツく、晴れる日もあるが、突然大雨が降るような天候の変化が目立つ。 気温も高く、湿度は勿論だけど、6月でも35度に迫る日もあり、梅雨なのか、猛暑なのか?と思える日が多くある。
中部地方は今日にも梅雨明けする予報もある。 梅雨が明けたらさらに猛暑日が続き、今年も例年通りに35度は当たり前、38度、40度と言う日も想定内だ。 特に例年毎年40度を超える地域も今年も間違いなくそれ以上だろう。
昨日は日中に雷が多発して、時折激しく雨が降った時間もあった。
丁度私は歯科医へ行く時間だったので、少し雨に濡れた。 それでも、治療が終わった時間には雨は降り止み、それ以降は雨が降っていない。
今日は朝から日差しが強く、湿度はそれほどでもない感じ。 気温は名古屋でも33度の予報なので、おそらく35度近くは上がるだろうと予想している。
当然だけど、日中はエアコンは必須だ。 今日は休みなので、家で過ごすことにしている。 今日も日中はギターを弾いて過ごしたい。
カルカッシギター教則本も初等科を卒業する。 中等科は高等科の中の練習曲も同時進行でするようにプログラムは作られているので、楽しみである。
模範演奏のCDには初等科のCDにはすでに中等科の曲も10曲程度録音されている。 今は初等課の最後のページにあるlesson曲、分散和音の練習曲を練習時には必ず練習している。 この曲の模範演奏は録音されていないけど、曲自体は難しい物ではないので、特に不便は感じない。
初等科は主に各短い練習曲を熟す内容になっていて、各曲は次の曲へのステップアップの内容になっていた。
中等科は練習曲は勿論だけど、ギターのポジション移動や運指の基本的な曲を熟す内容になっている。 高等科はより難度が高い曲を中心に取得する内容のプログラムになっていて、高等科をある程度熟すことが出来れば、ギターの基本的な実力が身に付くだろうと思う。 このカルカッシ教則本を1冊卒業するにはやはり3年は必須だろうと思う。 私は去年の8月からこの教則本を主にして、その他にも2冊は同時進行する形でギターの練習を始めている。
まだ1年程度のレベルだけど、当初予定していた進捗は概ね達成出来ている。
今月は初等科を終わって、中等科に進もうと思って居る。
さらに来年の夏までには中等科を卒業して、定年までには高等科の半分までは到達している予定である。
65歳の定年を迎えて高等科を卒業して、その後は上級レベルの教本を見つけようと思って居る。 さらには、フラメンコ、ジャズも同時に弾けるようになりたいと思う。 今後もギターは私のライフワークとして生涯続ける物になるだろう。 今は独学で1人で弾いているけど、もっと上達してある程度のレベルになったら、他の人とのデュエットや、それ以上の人と合同演奏が出来れば楽しいだろう。
人前で演奏できるレベルになるにはまだまだ先の話だけど、何時か出来るようになる事を目標にしてギターを続けようと思って居る。
以前にも書いたけど、私は爪が弱いので、爪弾きは諦めて、両手の指の爪は短く切っている。 それでも、今は特に爪が欲しいとも思わなくなった。
当初はかなり音の違いや音量の違いを感じていて、やはり爪が無いのは本当にクラシックギターを弾くには無理があると思って居た。
しかし、最近は爪の必要性をあまり感じることもなく、弦へのタッチ角度や各指の力加減でバランスの取れた音を出すことも出来るようになってきた。
特に爪が無いと、高音側の3弦の音をバランス良く出すのは難しい。 しかし、練習している間に、意識的に音を出すための角度や力加減を考えながら練習していると、だんだんと音が明瞭になり、音量もバランスが良くなってきた。 なので、どうしても爪が伸ばせない人は無理に爪を欲しがる必要はないだろう。 以前にも書いたけど、世界的に著名なギタリストでも爪を必要としていないギタリストも確かにいるのである。
特に晩年になると、どうしても爪は弱くなる。 晩年になってから指弾に移行する人は少なくない。
ギターは音色だけでは表現できない魅力がある。 単なる技術や音色だけではなく、弾く人の人間性も表現できると思って居る。 どんな芸術もその人なりを表現できなければ意味がない。
絵画も同じだけど、単なる技術だけは表現できないし、それが芸術性を高める物でもない。 音楽でも同じことも言える。 もちろん、音楽は楽器を弾くために必須の技術力は確かに必要だ。 しかし、技術だけでは表現できない芸術性はやはりその個性や人間性だろう。
私もそうした自分の個性を引き出せるようなギターでありたいと思って居る。
クラシックに限らず、フラメンコやジャズ、ロック、ポピュラーでも、自分の個性を表現できるだけのレベルに達したい。