１１・１１ 幸不幸は自分の心が決める

子供に恵まれ、夫は病弱な妻を大事にし、わがままを許してくれたし、平均寿命を越えて生きている。
孫を抱き、一緒に出掛け、遊んだ。
姉妹と一緒に旅行、買い物を楽しみ、おいしい物を食べ歩いた。
今、認知症ではないし、食事も排泄も自立している夫もいる。
夫の年金で生活の不安もない。
身体の不調は年相応と思われる。
それなのに、他の姉妹と比べて、自分が一番不幸だと嘆く。
夫が発する音がいやで、食事がおいしくたべられない、よだれ掛けを食卓にのせられるのがいや、洗濯が大変だけど他人(ヘルパー)に頼むのはいや。
「それでは私(嫁)が」というと、「以前、あなたは洗濯はしませんと言ったから頼みません」とのこと。（私には覚えがないけれど）
夫の世話はしたくない、されどホームにいれればお金がかかる。
夫が死んだら年金が少なくなる。
全て自分が基準の考え方。
子供より自分が大事な人だから、オレオレ詐欺には決して引っ掛からないと断言できる姑の話。
姑の基準で、私を見れば、子供なし、金なし、自由なし、結婚30年ただ夫の仕事を手伝い働いてきただけ。
与えてもらった幸せは殆んどないと言い切れる。
それでも「私は不幸」とは言わない。
幸不幸は自分の心が決める。
決して他人と比較するものでないと思うから。


(68.3)
朝　・チーズトースト・コーヒー
昼　・ハヤシライス1/2・ミートソーススパゲティ1/2・サラダ
間食・クリームコロネ
夕　・塩さんま・にんじん醤油煮・炒め物・味噌汁・ごはん